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【総力特集】今さら聞けない!『トゥームレイダー』シリーズ総まとめ

2016年でシリーズ誕生20週年をむかえた、『トゥームレイダー(Tomb Raider)』。ゲームファンにはお馴染み、美しき探検家であり考古学者のララ・クロフトが、世界中を股にかけて活躍するアクションアドベンチャーゲームシリーズです。

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■トゥームレイダー(原題: Tomb Raider)

記念すべき第1作目『トゥームレイダース』日本版のオープニングムービー

日本版発売年: 1997年1月24日(セガサターン版)/2月14日(プレイステーション版)(海外: 1996年10月25日)
開発元: Core Design
対応機種:PC(MS-DOS / Windows) / PS1/ セガサターン / N-Gage(2D Ver.) / iOS / Android

―ゲーム史に名を刻む伝説的ヒロインの誕生
ララ・クロフトがゲーム史にその姿を現したのは、1996年のこと。当時Eidos Interactive傘下であったイギリスのCore Design社によって、『トゥームレイダー』という新たなシリーズが生み出されました。プレイヤーは主人公である冒険家ララ・クロフトを操り、ナトラ・テクノロジー社のナトラ社長からの依頼を受け、伝説の秘宝を求めて、インカ、ギリシャ、エジプトと世界を飛び回りながら探索していく歯ごたえある三人称視点の3Dアクション・アドベンチャーです。ララのトレードマークである二丁拳銃や露出度高めのデザイン、一度のミスが死につながるシビアなアクション、パズル要素のあるマップの謎解きといった基本的なゲームプレイは、本作の時点で完成されていて、後のシリーズにおいても継承されています。

また、マップに隠されたシークレットルームなどのやりこみ要素なども第一作目より登場します。シークレットルーム発見時のジングルが記憶に残っているプレイヤーも多いのではないでしょうか。

なお、最新作である『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』に再登場したララの邸宅「クロフト邸」(本作では“Lara’s Home”)も本作から登場。ララの攻撃をお盆で防ぐ無敵の執事が住み込みで働いているこの邸宅は、アクションのチュートリアルを兼ねたつくりになっていました。


今でこそ美貌の冒険家として誰もが認めるヒロインとなったララ・クロフトですが、初期シリーズのゲーム中においてはローポリゴンの個性的な顔立ちでした。それでも、コアなファンはパッケージアートに描かれるララのセクシーな容姿を想像しながら、無心にプレイしていたものです。『トゥームレイダー』は、当時めずらしかった女性主人公のアクションゲームでありながら、アクション性と謎解きの絶妙な難易度と、美しいララのアイコンがプレイヤーの心を掴み、ゲームキャラクターとして最多のギネス記録を持つなど、不動の人気を得ることになったのです。

当時のCore Design社へのインタビューによると本作は6~7人で制作されたとあり、現在まで続く歴史的フランチャイズがこのような少人数で作られていたことに改めて衝撃をうけます。

日本語版でララを演じた声優も、初代『トゥームレイダー』では緒方恵美さん、『トゥームレイダー2』から『美しき逃亡者』までは田中敦子さん、『レジェンド』から『アニバーサリー』(『ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト』『テンプル オブ オシリス』も含む)は本田貴子さん、2013年以降のリブートシリーズでは甲斐田裕子さんと、世代ごとに有名声優が名を連ねています。余談ですが、1作目の日本語版は『トゥームレイダース』というタイトル名で売られており、『トゥームレイダー』2作目まで、ララではなくレイラ・クロフトという名前が使われていました。


《Game*Spark》
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