Blizzard Entertainmentは2026年4月28日に『ディアブロIV』向け拡張コンテンツ『憎悪の帝王』をリリースします。 『憎悪の帝王』では新クラスとして既に体験できる“パラディン”とは別に“ウォーロック”も同時実装されます。
本稿ではウォーロックを先行プレイして判明したビルドやプレイ感と開発者インタビューをお届けします。(製品版と仕様の違いがあるかもしれない点はご留意ください)
2つのリソースを管理して戦え!
ウォーロックは『ディアブロ』が今年30周年を迎えるということで『ディアブロ II リザレクテッド』に先行して実装され、『ディアブロIV』のあとに『ディアブロ イモータル』にも実装されます。
ディアブロ世界の時系列的には最も新しい『ディアブロIV』のウォーロックは、他作品のウォーロックよりも時を重ねてもっと地獄の力を使役できるようになり多彩な戦い方ができるようになったというコンセプトです。

その代表的な仕組みがスキルを使うためのリソースです。
ウォーロックは意思ベースのクラスですが“憤怒”と“統治力”という2つのリソースを管理します。 そのため、テストプレイを始めたばかりだとリソース管理に忙しく、気がついたらリソースが枯渇していたこともあります。
テストプレイでは4つのサンプルビルドが用意

ウォーロックは悪魔の力を用いて自身を悪魔に変身させたり、悪魔の部位を召喚したりできますが、“ソウルシャード”という戦い方の根本に関わる4つの要素から1つを選択できます。選択したソウルシャードによってペットとして使役する悪魔が変わります。 また、ソウルシャードも3つの強化要素の“欠片”があり1つ選べます。

テストプレイではLv15のキャラクターとそれぞれビルド特化させたLv40のキャラクター4体が用意されていました。ビルドの傾向はプレスリリースでは以下のように説明されています。
軍団: 悪魔を世界に実体化させることができ、 複数のキャラクターを操作し、移動させ連携させることができます。
先駆け: 機動力と前線での存在感に重きが置かれており、攻撃的でスピードのある燃え盛る悪魔に騎乗して前進します。突破力に優れ、機動力でプレッシャーをかけるのが得意です。
才腕: すべてを飲み込む影の悪魔は戦場を支配することを得意としており、 プレイヤーは奇襲を仕掛けたり、敵の立ち位置を操作し恐怖に陥れることが できます。
儀式主義: 儀式で悪魔を生贄に捧げ、その力を吸い取り突発的な力を得ます。攻撃型のペットを大ダメージや効率と引き換えたりすることが可能です。
あまりテストプレイの時間が無かったことから各ビルドを満足に試せませんでしたが、ウォーロックがどのようなクラスなのかはハッキリと分かりました。 1つのクラスでありながらどこか他クラスと似た戦い方をしつつ同時にウォーロックでしか味わえない爽快な爆発力を持っています。

軍団ビルドは大量の悪魔を召喚して戦うミニオンビルドです。用意されていたビルドでは自爆特攻する悪魔や敵の攻撃を受け止めて斬りつける壁のような大量の悪魔を召喚できます。

奥義スキルは一定時間滞在して範囲内の敵を斬り伏せる巨大な悪魔を召喚できました。

先駆けビルドでセットされていたスキルも多くは悪魔を召喚するというもの。 軍団と違って一回に召喚する悪魔は多くありませんが、固定砲台として1発の威力が高いスキルが豊富でした。

先駆けの特徴は「悪魔に変身」ができる点。 変身すると一部のスキルが入れ替わり強力なスキルになっていました。

才腕ビルドはシャドウダメージ重視で、一定時間透明になったり敵を拘束して戦うビルド。他ビルドより悪魔の召喚が少なく手数は少なくなりますが、その分ダメージを底上げするバフやデバフを使った戦い方が用意されていました。

悪魔が少ないので画面は地味でしたが、クリティカルヒットは他ビルドよりも多く、広範囲の敵を拘束できることから一方的な戦い方もしやすかったです。

儀式主義ビルドはソーサラーのように広範囲に爆発を撒き散らす派手な戦い方が印象的。 悪魔を召喚して生贄にすることで高火力を叩き出せるようになります。

悪魔を犠牲にしないと火力の伸びがいまいちだったので、ちゃんと下準備をして最大火力を狙う点が他ビルドとはまた違った楽しみがありました。
新スキルツリーでスキルのカスタマイズ制が大幅アップ!
『憎悪の帝王』から全てのクラスのスキルツリーが大きく様変わりします。 今回のテストプレイでも今までのスキルツリーと比べ派生先が増えていて色々と試せました。
その中でもお気に入りになった2つのスキルを召喚します。

一つは“Blazing Scream”。炎に包まれた悪魔の頭蓋骨が正面に進んでいくスキルですが、派生させると子弾を生成するようになり自動追尾します。 これの使い勝手が非常によい上に、派生先を変えると子弾のかわりに頭蓋骨が敵を追尾するようになり、ダメージを与えるたびに変身状態の持続時間が延長します。

もう一つは“Dark Prison”。某『スーパーロボット大戦』の好きな曲と同じ名前ということで最初から気になっていたスキルでしたが素晴らしい実用性でした。 発動すると円状のオーラが発生して範囲内にいる敵を拘束できます。 これだけでも使い勝手がいいのですが、派生させるとオーラを2つ生成できるようになりオーラ間を繋いでいる線に敵が触れるとオーラに収監されます。

別の派生先ではオーラ範囲内にいる敵にダメージを与えるとライフが強化されます。強化状態はダメージを10%カットですがさらに派生させてオーラが追随するようになり、範囲外からの遠距離攻撃のダメージを35%カットします。

そこに3つ目の派生を加えて範囲内の敵にダメージを与えるとクールダウン短縮と合わせて常時強化状態を維持できるようになりました。
もともと多彩なウォーロックが新たなスキルツリー形式によりさらに芸が増えることになり、製品版でもなかなか面白い戦い方ができそうな可能性を秘めています。
次ページのウォーロック開発者とのインタビューでは、ウォーロック誕生秘話やビルドを強化するユニークなどのお話をお届けします。











