「2017年はどんな年だったのか?」「2018年はどんな年になりそうか?」を聞く本企画。今回は、昨年いろんな意味で話題となったゲームの一つ、『Fight of Gods』を製作した Digital Crafter に同じ質問をしてみました。ご回答いただいたのは、Digital Crafterの創設者・ディレクターであり、『Fight of Gods』のプロデューサーであるKen Wei氏です。
Digital Crafter
所在国:台湾
代表作:Fight of Gods
2017年
「去年はエキサイティングなことがたくさんあった一年でした。9月には『Fight of Gods』がリリースされ、予想以上の反響にとても驚きました。ポジティブな意見は大変嬉しいのですが、残念ながらネガティブな意見も聞かれます。
皆さんもご存知かと思いますが、『Fight of Gods』はいくつかの地域で販売が禁止されてしまいました。私たちはこれらの決定を尊重しますが、これらの地域にいるプレイヤーが私たちのゲームをプレイすることが出来ないのは残念に思います。
私たちの意図としては、ゲームを通し、様々な異なる文化を人々に紹介することでした。そうすることで誰もがすべてのキャラクターの背景を知ることが出来ます。私たちが敬意を持ち、真剣にリサーチをした上で『Fight of Gods』を製作したことを、皆さんにわかっていただけると幸いです。
Digital Crafterは、1人の創業者と6人の社員で開発を行っています。『Fight of Gods』の開発はすでに1年以上行っており、他の収入源もないため、経営的にはまだ厳しいところもありますね。」
2018年
「『Fight of Gods』はまだアーリーアクセスですので、まだまだやることはたくさんあります。すべてのキャラクターのバランス調整、最適化、プレイヤーの皆さんからのフィードバックへの対応、そしてもちろん異なる文化からの新キャラクターも予定しています。また、オンライン対戦モードの開発も行っており、できるだけ早く導入する予定です。
1月27日に開かれる台北ゲームショウのINDIE HOUSEにブース出展する予定で、トーナメントも予定しています。このゲームのファンの皆さんには、私たちは真剣に開発を続けており、可能な限り素晴らしいゲームにしようとしていることをお伝えできればと思っています。まだまだ先は長いですが、引き続きサポートしていただければ幸いです!」