インディーデベロッパーData Realmsは、2Dサンドボックスアクションストラテジー『Cortex Command』の期間限定無料配信をSteam上にて開始しています。
同作は、遥かな未来、肉体を脳だけにした人類が宇宙時代を迎え発展した事から発生した、開拓惑星での採掘利権争いを描いたアクションストラテジー。基本的なゲームの流れとしては、マップ上に存在するユニットのいずれか1体を通常のアクションゲームのように操りながら、マップ上の金鉱脈の採掘などを通じて、味方傭兵ユニットを発注。操作ユニットを自由に切り替えたり、非操作ユニットに対し各種の命令を下しながら、最終的に相手のブレインユニットの破壊を目指すことが目的です。
また、ターン毎にユニットをマップに派遣して陣地の取り合いを行うキャンペーンモードなど、幾つかのゲームモードでは「設営フェイズ」が用意されており、様々なパーツを組み合わせ要塞を構築、敵を迎え撃つ要素も存在しています。
そして同作の最大の特徴は、全てのゲーム内のピクセルごとに破壊判定があるということ。しかも弾丸・破片などの攻撃に用いられるものも含めて、ピクセルごとに強度・密度などのパラメーターが存在しており、よりリアルな破壊を楽しむことができます。要塞の攻略についても、地形を少しづつ削り取って進入路を作成するなどの正攻法以外による攻略も可能としています。
また、この要素はキャラクターにも適応されており、キャラクターのダメージは、「被弾したアーマーパーツが物理計算上貫通されるか」から始まり、その下にあるキャラクターの外皮を貫通した時点で傷(貫通・非貫通両方のパターンあり)がキャラクターに発生し、初めてダメージになるといった凝り具合。更には傷が貯まることでパーツそのものが損壊。武器破壊や、メカキャラクターなら装甲を一枚づつ剥がしていくような破壊、人体であれば各部位のゴア表現や、それによる機動性の変化まで完備です。勿論、物体の衝突やその衝撃、キャラクターの自重等による地形の変化もサポートしています。
更に同作はModとSteamワークショップにも対応。ゲームモードは大半がLuaスクリプトで構成されており、ユーザーによって、既存のものと全く異なる新たなゲームモードも実装されています。ゲームモード以外にもキャラクターModも数多くが作られており、こちらもスクリプトを駆使した様々なキャラクターや、奇想天外な武装を見ることが可能です。
『Cortex Command』無料配信はSteamにて、2018年2月5日まで実施中。なお、同作所持者は、2018年2月9日に正式版が発売予定の同社新作、物理2Dメトロヴァニア『Planetoid Pioneers』が10%引きで購入できるとのことです。
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