気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Toxic Games開発、PC向けに3月14日発売されたパズルアドベンチャー『Q.U.B.E. 2』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、キューブなどを操り謎を解いていくパズルアドベンチャー。気がつくと見知らぬ遺跡にいた女性考古学者アメリア・クロスは、元の世界へと帰る道を探すため、パズルを解きながら多くの謎に迫ります。
『Q.U.B.E. 2』は2,570円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Benni Hill氏(以下Hill氏):Benni Hillです。Toxic GamesとTrapped Nerve Games開発の一人称視点パズルアドベンチャー『Q.U.B.E. 2』のプロデューサー、ディレクター、ライターを担当しています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Hill氏:本作の開発は他のプロジェクトと並行し、プロトタイプとして4年ほど前にスタートしました。それから2年半ほどは、このプロトタイプを使いプロモーションと資金集めを行い、その後開発チームも大きくなり、完成版の開発が開始されました。それから18ヶ月経ち、現在『Q.U.B.E. 2』はPC、Xbox One、そしてPS4で遊ぶことが可能です!(注:Xbox One版、PS4版は現在海外のみ)
――本作の特徴を教えてください。
Hill氏:『Q.U.B.E. 2』は謎解きSFアドベンチャーです。プレイヤーはEXOスーツのグローブを使用し、異星人の構造物を操り、美しい環境の中で難解なパズルを解くことになります。プレイヤーは見知らぬ異星人の惑星で目覚めた考古学者のミリー(アメリア)を操作します。ミリーはもう一人の生存者であるエマの助けを得ながら、異星人の構造物の操り方を学び、周りの探索を行います。彼女の目的はエマとの合流、そして元の世界への帰還です。
前作の『Q.U.B.E.』と比較すると、プレイヤーはパズルを解く際により豊富な選択肢を持っています。青、赤、緑のキューブを設置する能力を使い謎を解いていきますが、青いキューブはジャンプ台として機能し、赤いキューブは壁から引っ張り出すことで足場として使え、緑のキューブは壁から取り出し物体として使用できます。これらの能力を組み合わせることで、非常に多くの魅力的な方法を見つけ、パズルを解いていきます。
また、『Q.U.B.E. 2』ではUnreal Engine 4を使用した様々な綺麗な環境を探索することができます。狭苦しい建物の間や洞窟のような場所、そして風化して植物が生い茂った遺跡などを冒険し、この異星人の世界が一体なんなのか、声優の素晴らしい演技を通してわかることになるでしょう。
――本作が影響を受けた作品などはありますか?
Hill氏:前作の『Q.U.B.E.』は、操られたブロックでできた部屋を映したショートアニメーションにインスパイアされました。『Q.U.B.E. 2』はほぼ前作の影響を受けて作られましたが、他にも映画「2001年宇宙の旅」、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、そして名作パズルゲームである『Portal』や『The Talos Principle』の影響を受けています。これらのおかげで、私たちが目指していたクオリティを実現することができました。例えば、ミリーのEXOスーツとグローブをデザインする際「新世紀エヴァンゲリオン」を鑑賞し、ゲーム全体のパズル要素の難易度を調整するためには他のパズルゲームを参考にするなどしています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Hill氏:あります!できるだけ早く、ゲーム内の字幕とテキストを日本語化したいと思っています。実際、日本のみなさんに本作をお届けするため、今も日本のゲーム会社と一緒に作業を行なっています。いつ発売になるかはまだわからないのですが、日本のゲーマーの皆さんにとって最高の体験を提供できるように作業を進めています。辛抱強くお待ち頂き感謝しています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いいたします。
Hill氏:私たちは日本のゲーム、そして日本のゲーム文化が本当に大好きです。『Q.U.B.E. 2』をプレイしていただくことができましたら、私たちが作ったパズルとSF体験を楽しんでいただけると嬉しいです!
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
注目インディーミニ問答
-
「初期のプレイテスト段階にも関わらず、100時間以上も遊んでくれたプレイヤーが何人もいた」アリーナバトルアクション『Eslabong』【開発者インタビュー】
気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企…
-
「開発初期段階ではキャラクターの試行錯誤を何度も行い、その中でキノコのキャラクターがひと際存在感を放っていた」弾幕サバイバル『Funguys Swarm』【開発者インタビュー】
-
「Steamオータムセールに合わせて、いくつかの新要素をお披露目できるかも」物理演算釣りシム『How to Fish』【開発者インタビュー】
-
「かつて大切に思っていた人々との別れと言う、万国共通の痛みを表現したいという思いから生まれた」廃校ビジュアルノベル『Dissolution of the Silent Union』【開発者インタビュー】
連載・特集 アクセスランキング
-
両足を奪われ“人魚”に改造された女性が、廃水族館を這って逃げる―悪趣味すぎるエグいホラー『Mermade』デモ版プレイレポ
-
「爽快な空中戦を磨き上げ、映画のようなストーリーにも力を入れている」海外レビューハイスコア『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』
-
「初期のプレイテスト段階にも関わらず、100時間以上も遊んでくれたプレイヤーが何人もいた」アリーナバトルアクション『Eslabong』【開発者インタビュー】
-
Game*Sparkレビュー:『エースコンバット8』―侵略戦争の終わりはどこにあるのか?難しいテーマを語りきった2026年を代表する傑作
-
前作プレイヤーもそうでない人も楽しめる!兵器擬人化美少女×ミリタリーTPS&シミュレーションゲーム『アッシュアームズ2』試遊レポート【TGS2026】
-
「JRPGファンのあらゆる要求を満たす作品」海外レビューハイスコア『空の軌跡 the 2nd』
-
【読者の声】2026年10月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!
-
「ほぼあらゆる面で期待に応える素晴らしい続編」だが「不要で調整不足な作業の繰り返し」も。海外レビューひとまとめ『Graveyard Keeper 2』
-
「控えめに言っても、型破りな構成であることは否定できない」海外レビューハイスコア『ファイアーエムブレム 万紫千紅』
-
『ロマサガ3』が美麗な3Dで復活!戦闘中の「閃き」が生んだ劇的勝利、8人の主人公を巡る周回要素も気になる―開発者に訊くフルリメイクの魅力【TGS2026】








