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CS版『World of Tanks』「Mercenaries」は"WWIIのif"を描く―壮大な構想が語られたイベントレポ

Wargaming Japanは、渋谷のオフィスにてコンソール版『World of Tanks』のWar Storiesの新コンテンツ「Marcenaries(マーセナリーズ)」を発表しました。プレス関係者だけでなくストリーマーなど多くの来場者が詰めかけたプレスイベントのレポートをお届けします。

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Wargaming Japanは6月26日、渋谷にてコンソール版『World of Tanks』向けWar Storiesの新コンテンツ「Mercenaries(マーセナリーズ)」のプレスイベントを開催しました。編集部では、プレス関係者だけでなくストリーマーなど多くの来場者が詰めかけたプレスイベントのレポートをお届けします。

プレスイベントには、Wargaming.net CISリージョナルパブリッシングプロダクトディレクターのアナスタシア・プリビルスカヤ氏と、Wargaming.netシニアゲームデザイナーであるダロルド・ヒガ氏が登壇。まずは、大型ディスプレイに映された、会社の概要説明からイベントが始まりました。

アナスタシア・プリビルスカヤ氏

ダロルド・ヒガ氏

■プリビルスカヤ氏によるWargamingとコンソール版『WoT』の「Marcenaries」アップデートに至るまでの社史




初めに、Wargaming.netの社史解説が行われました。1998年にビクター(Victor Kislyi)氏とユージーン(Eugene Kislyi)氏により、Wargaming.netが設立。2006年には『MASSIVE ASSAULT』を、2007年には『GALACTIC ASSAULT』、そして2009年に『ORDER OF WAR』を順次リリースしています。


2010年からは、CIS地域(独立国家共同体)にて『World of Tanks』と『ORDER OF WAR: CHALLENGE』をリリースしました。その後、2011年になると同作は中国と欧米にも展開し、2012年にはアジア太平洋地域でもサービスを開始しています。

他にも、2013年には『World of Warplane』、2014年にはコンソール版『WoT』とモバイル版の『WoT Blitz』、2015年には『WoWs』とPS4/Xbox One版『WoT』、2016年には『Masters of Orion』をリリースしています。また、昨年の2017年には『Total War: Arena』を配信しており、2018年には待望の『World of Tanks 1.0』と今回の『Mercenaries』が展開します。



世界中で2億人以上のプレイヤーがいる中で、コンソール版プレイヤーは1,500万人ほど。コンソール版を開発しているWargaming Westは、米国イリノイ州シカゴに拠点をおくスタジオでDay 1 StudiosとMayer/Glass interactiveの2社が母体となっていることもあって、社員も150人ほどの大きさです。そのため、開発実績タイトルには、コンソール版『F.E.A.R.』と『F.E.A.R.3』に加え、『Axis & Allies』といった他社IPも含まれています。



前述の通りコンソール版『WoT』は、2014年と2015年に展開されたPS4/Xbox One/Xbox 360版をイニシャルリリースに位置づけており、2016年と2017年にはPS4 Pro/Xbox One X向けの4K解像度とHDRに注力していました。

また、段階的な新コンテンツ追加によって実装された車両は680車種、マップは90個、国家は9ヵ国が導入されています(記事執筆時点)。そして今回の「Marcenaries」はそんな本作における過去最大のアップデートです。ちなみにプリビルスカヤ氏は、「Marcenaries」に登場するキャラクターのモデルとなった一人です。

■War Stories第2弾「Mercenaries」ってどんな内容?ヒガ氏による詳細解説



続いてはダロルド・ヒガ氏が登壇。同氏によると、今回の「Mercenaries」は、以前のWar Storiesにおいて史実とは異なる物語の「Spoils of War」が人気を得たことと、特有のユーザーからのニーズによって制作したと語ります。



War Stories第2弾の「Mercenaries」は、“第二次世界大戦が違う展開をしたら?”といういわゆるifをテーマとしたもので、「ミッドウェイ海戦でもしも日本が大敗していなかったら?」や「WW2ドイツでヒトラーがそれほど攻撃的でなくソ連侵攻が無かったら?」という内容を盛り込んでいます。またWW2が史実より長く続き1948年まで終わらなくなったことで、米ソによる争いが核戦争へエスカレーション。荒廃したことにより国家への忠誠などが消えてしまったという世界になっています。


「Mercenaries」のコンテンツとしては、新車両やマップ、契約、搭乗員などのPvPコンテンツに加え、PvEコンテンツとして「War Stories: The HEIST」が追加。既存のマップは、終わりなき戦争によって荒廃した世界観に沿って変更が加えられています。また、従来のように各国家の技術ツリーを順に開発していくのではなく、「Mercenaries」の契約ミッションを達成することで車両を入手できるシステムが導入。「Mercenaries」における戦車の搭乗員は変更可能ですが、常に専用の搭乗員が付きます。


マルチプレイヤーでは、「マーセナリーズ」国家という枠で最初は5種類の車両が登場。サウンドの新録も行っているようです。マーセナリーズ国家の戦車は、様々な戦車から寄せ集めたもので、例えば、Trinity戦車は、車体をソ連のT-55で砲塔はアメリカのスーパーバーシング、そして主砲はドイツのパンターを取り付ける自由な構成で組み立てられています。

以上で「Mercenaries」に関する発表は終了しました。


イベントの最後には、7月中旬から「自由すぎる!!WoTチュートリアル!!」キャンペーンを開催すると発表。これは『WoT』解説動画を制作し採用されたユーザーに、1,000,000LINEポイントがプレゼントされるというものです。プレスイベント終了後のオフィス別階では、ベータ版の「Mercenaries」をプレイ出来るスペースも設けられており、同時にリリースを祝うレセプションも開かれていました。


《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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