気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Interactive Productline Team開発、PC/Mac向けに7月12日リリースされたボールレーシング『Mindball Play』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、SFのような世界をボールが駆け抜けるレーシングゲーム。ローカルやオンラインでのマルチプレイにも対応しています。カメラを使ったアイトラッキングや、専用のヘッドバンドを使った脳波によるコントロールに対応しているのも特徴。
『Mindball Play』は1,520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Charlie Ohlen氏(以下Ohlen氏):Charlie Ohlenです。「Mindball」のe-Sports部門代表をしており、弊社ではこれまでに3年間ほど勤めてきました。私たちのチームは『Mindball Play』のリリース後、これからどんなことが待ち受けているのかワクワクしています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Ohlen氏:「Mindball(注:脳波で動くボール)」自体は2002年頃からあり、私たちはずっと脳波を使い、集中力を向上させたり、純粋に楽しいと思えるゲームを作ってきました!『Mindball Play』より前は主に「Mindball Game」という、実際にボールを転がして遊ぶテーブルゲームを作っていました。これはいまでも数々の科学センターで大人気ですよ。しかしこれらの製品は一般の人には高価すぎるため、それがきっかけとして『Mindball Play』が生まれることとなったのです。私たちは「Mindball Game」を通して、皆さんに遊びながら集中力を高めて欲しいと思っています。
――本作の特徴を教えてください。
Ohlen氏:『Mindball Play』はキーボードやコントローラーといった普通の入力装置でカジュアルに遊ぶことができるのはもちろん、おそらく世界初である、脳波を使ったプレイも可能なのです!ゲームは物理演算を使用しており、ボールの動きはとてもリアルです。しかし一番の特徴はもちろんヘッドバンドです!ヘッドバンドをBluetoothで接続することで、脳だけで本作をすべてプレイすることができます。落ち着き集中していればいるほど、ボールはしっかりした軌道で進んで行きます。練習することで、どんどん集中する能力を高めることもできるのです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Ohlen氏:本作のデザインは一部『ロケットリーグ』から影響を受けていますが、それ以外は可能な限りユニークにしようと努めています。元々、本作の見た目は「Mindball Game」の装置の中を模倣しようとしており、その名残を今も見ることができるでしょう。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Ohlen氏:現時点では英語以外の言語に対応していませんが、将来のことはわかりません。要望があれば、可能性はあるでしょう!(もし多くのプレイヤーからリクエストがあれば!)
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Ohlen氏:本作を楽しんでいただけると嬉しいです。何かご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください!あと、本作は将来的にモバイル版もリリースされる予定です。お楽しみに!
――ありがとうございました。
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