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行く年来る年…2018年に出なかったあのゲーム、このゲームを振り返る【年末年始特集】

年忘れ企画として、誰もが認める期待作から筆者の個人的な期待作まで、いろいろなタイトルの“今”を調べてみました。

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行く年来る年…2018年に出なかったあのゲーム、このゲームを振り返る【年末年始特集】
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“14留”の記録保持者である『Duke Nukem Forever』先輩

2013年のE3で発表された『キングダムハーツIII』がいよいよ2019年1月25日に発売決定、2016年10月に発表された『レッド・デッド・リデンプションII』も10月26日に発売され、2018年時点で発売日の決まっていないAAAタイトルは少なくなりました。

約1年の延期もありましたが無事に発売され大ヒットを記録した『レッド・デッド・リデンプションII』とマスターアップを迎えいよいよ発売が迫る『キングダムハーツIII』。

開発期間が長かったタイトルといえば『人喰いの大鷲トリコ』『仁王』『ファイナルファンタジーXV(Versus XIII)』などが挙げられます。『トリコ』以外はPlayStation 3の発売前にアナウンスされたタイトルで、メーカーもなかなか情報を出さないことからいつしか“先輩”という敬称が付くようになり、発売時には“卒業”とも言われるようになりました。この手の話はハード発表時にアナウンスされたタイトルが多くなる傾向があるようです。

しかし、近年はメーカーもヴェイパーウェア化を嫌うようになり、海外では多くのタイトルが発表から2年以内に発売されるようになりました。最近では発売3か月前に電撃発表された『JUDGE EYES 死神の遺言』のようなケースも登場しています。

今回は年忘れ企画として、誰もが認める期待作から筆者の個人的な期待作(汗)まで、いろいろなタイトルの“今”を調べてみました。

FINAL FANTASY VII REMAKE

(スクウェア・エニックス、PS4)

FINAL FANTASY VII REMAKE PlayStation Experience 2015 PV(2015/12)

2015年のE3で発表された『ファイナルファンタジーVII』のリメイク版ですが、2015年のPlayStation ExpoでのPV発表以来、ほとんど音沙汰がない状態で約3年が経過しました。この状況下でも開発スタッフの募集が続けられており、一部のメディアはこれを根拠として開発が中断・もしくは初期段階で止まっていると推測した記事を執筆。その記事に対してスクエニが訂正を要請し、謝罪記事を掲載する事態も起こっていました。

ディレクターの野村哲也氏がメインで携わるプロジェクトのプロモーションは現在2019年1月25日発売の『キングダムハーツIII』にフォーカスが置かれており、本作がリリースされれば次のタイトルとなるであろう『FF VII』リメイクにフォーカスが向くことになるでしょう。

DEATH STRANDING

(SIE/コジマプロダクション、PS4)

『DEATH STRANDING』PlayStation presents LIVE SHOW “TGS2018”(2018/09)

2016年のE3で発表後、定期的に新情報は出てくるものの、依然として謎の多い『DEATH STRANDING』。今年は6月のE3と9月の東京ゲームショウで新作動画が発表されました。

現状では主人公が所属する組織とそれに敵対する人物がいる、という情報のみが開示されており、まだまだストーリーの方では未知の部分が多い模様です。また、ゲームプレイについての情報はほとんど公開されていないため、どんなゲームになるのかを知りたい人も多いかと思います。

コジプロの公式ツイッターや小島監督のアカウントからは日本語音声収録の模様も発信されており、発売が近づいているのではないかとは思いますが、全貌が見えてくるにはもう少し時間がかかりそうです。

なお、小島監督は台北ゲームショウのSIETステージイベントにビデオレターを送っており、その中で「来年は台湾に行きたい」と言っています。その約束がきちんと果たされれば、2019年1月に開催される台北ゲームショウ2019で台湾のファン向けのステージイベントが開催される予定です。



Dreams Universe

(SIE/Media Morecule、PS4)

『Dreams Universe』TGS 2018トレーラー(2018/09)

2013年のPlayStation Meeting(PS4が発表されたイベント)で発表された『Dreams』(日本では『Dreams Universe』)はプレイヤーがゲームを創造できる「ゲームクリエイティブプラットフォーム」として開発が続けられています。E3やPlayStation Experienceなど、イベントがあるごとに本作で作ったショートムービーを流したり、開発者によるハンズオンが行われてきましたが、発売日に関してはほとんど触れられず、長らく発売日未定の状態が続いていました。

しかし、最近は発売に向けて動き出したようで、現在はクローズドベータが行われています。日本でも同様の施策が行われるかは不明ですが、発売が近いことを証明することになりそうです。

関連ニュース: PS4『Dreams』海外でクローズドβが12月19日より開始!コンテンツ作成パートをテスト
https://www.gamespark.jp/article/2018/12/19/86189.html


Wild

(Wild Sheep Studio、PS4)

『Wild』GamesCom 2014トレーラー(2014/08)

2014年のgamescomで発表された『レイマン』『Beyond Good&Evil』などを手掛けたUbisoftのベテランゲームクリエイター、Michel Ancel氏が別スタジオを設立して開発をすると表明した『Wild』。しかしながら2017年の前半以降、新情報は出ていません。

というのも、Ancel氏の所属するUbisoft Montpellierにおいて『Beyond Good&Evil 2』が開発中であり、Ancel氏はゲームディレクターとしてそれにかかりきりなので開発が進んでいないと推測されます。同作がリリースされないと開発が再開しない可能性は非常に高そうです。

ベヨネッタ3

(任天堂/プラチナゲームズ、ニンテンドースイッチ)

ベヨネッタ3 The Game Awards 2017出展映像(2017/12)

2017年のThe Game Awardsで発表された『ベヨネッタ3』ですが、2018年は新情報がないまま終了しようとしています。一方のプラチナゲームズではE3においてスクウェア・エニックス発売の『バビロンズフォール』(PS4/Steam)が発表、Cygames発売の『Granblue Fantasy Relink』がグラブルフェス2018において新情報を発表しており、ベヨネッタのファンの人はちょっとやきもきしているかもしれません。

ただし、任天堂は『スマブラ』などのごく一部を除いて、タイトルを長いスパンで宣伝しようとはしない傾向があり、タイトルによっては発表と同時に発売日が決まっていることも多々あります。当面は長い目で見る方がいいのかもしれません。

真・女神転生V

(アトラス、ニンテンドースイッチ)

『真・女神転生V』ティザーPV(2017/10)

2017年10月に発表された『真・女神転生V』ですが、今年は新しい情報が出ずに終わりました。『真・女神転生』のチームは長らくニンテンドーDS/3DSでの開発を主軸としてきており、据え置き機での開発は約10年ぶりとなります。グラフィックスも据え置き機らしいリッチな表現が求められるため、シリーズのイメージを再現したキャラクターモデルの量産には時間がかかるものと思われます。

十三機兵防衛圏

(アトラス/ヴァニラウェア、PS4/PS Vita

『十三騎兵防衛圏』PV#2(2017/09)

2015年のPlayStation Media Breafingで発表された、ヴァニラウェア開発の『十三騎兵防衛圏』。翌年のE3にも出展し、海外での評価も得られました。一時は2018年発売とアナウンスされましたが、東京ゲームショウ2018ではプレイアブルではなく、TGS2017で公開されたムービーのみの出展。そして10月に発売の無期延期とVita版の開発中止が発表されました。どこでも手軽に遊べるというVitaでの発売がなくなったのは残念ですが、その分濃いゲーム体験ができることに期待しましょう。

関連ニュース: ヴァニラウェア最新作『十三機兵防衛圏』発売時期が未定に、PS Vita版は開発中止
https://www.inside-games.jp/article/2018/11/15/118744.html


『The Avengers Project』(仮称)

(スクウェア・エニックス/Crystal Dynamics&Eidos Montreal、機種未定)

『The Avengers Project』(仮称)ティザーPV(2017/01)

スクウェア・エニックスとマーベルのパートナーシップによる『The Avengers Project』を筆頭とする新作ゲームの発表から1年ほどが経ちました。本来は2018年に新情報が発表される予定でしたが、それはかなわなかった模様です。

これはあくまで筆者の推測になるのですが、『Marvel's Spider-Man』(SIE/Insomniac games、PS4)と同レベルのクオリティを期待されるため、現状ではユーザーを納得させる情報が出せないのでは、とも感じています。ちなみにファーストパーティーによるマーベルゲームとしては『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order』(任天堂/コーエーテクモゲームス、ニンテンドースイッチ)も挙げられます。これらの2つのゲームにスクエニがどう挑むのかにも注目です。

関連ニュース: スクエニ×マーベル『アベンジャーズ』続報は「時が来たら」―当初は2018年内に続報予定も…
https://www.gamespark.jp/article/2018/12/18/86136.html


『deep down』

(カプコン、PS4)

『deep down』TGS2014 PV(2014/09)

2013年のPlayStation Meetingで発表され、東京ゲームショウ2013では試遊出展を行った『deep down』。翌年の東京ゲームショウ2014で最新PVを発表後、4年間の沈黙を守っています。カプコン公式サイトのゲームタイトルページからは本作サイトへのリンクが消滅しています。

しかし、サイトのリーガル表示が書き換えられており、商標の登録延長も行われていることから、開発は今でも進行中なのかもしれません。

『M2 Shot Triggers』

(エムツー、機種未定)

最新作『エスプレイド』移植発表PV(2018/11)

バトルガレッガ Rev.2016』『ケツイDeathtiny 絆地獄たち』などオリジナルの完全移植に加え、初心者からマニアまで楽しめる多彩な新モードを取り入れた『M2 Shot Triggers』シリーズ。現在開発を発表しているタイトルとして、11月の「弩感謝祭」で発表された『アレスタ』の新作『Project M2A』(仮称)とケイブ初期の弾幕シューティングの初移植『エスプレイド』に加え、2017年4月の「ケイブ祭り2017」で発表された謎のタイトル『フィーバロン学園』、今年のエイプリルフール企画がマジネタになった『もののけ忍法帖』、そして『レイディアントシルバーガン』『斑鳩』の井内ひろし氏が開発している『ウブスナ(と呼ばれているプロジェクト)』などが挙げられます。

メインプログラマーが他プロジェクトに移動した『もののけ忍法帖』以外はマイペースながらも開発が進んでいる様子です(『ウブスナ』は「作っている」と井内氏が表明していますが、正式な発表はされていません)。まずは『Project M2A』の情報公開(来夏予定)を心待ちにしておきましょう。

関連ニュース: 『アレスタ』新作、そして『エスプレイド』移植決定! エムツー、『M2 Shot Triggers』新作をアキバで発表
https://www.inside-games.jp/article/2018/11/19/118796.html


『ナツキクロニクル』

(キュート、Xbox One)

『ナツキクロニクル』最新PV(2017/12)

ナツキクロニクル』はキュートが2013年にXbox 360でリリースした『ギンガフォース』のシリーズ作となる横スクロールシューティングとして、2014年6月に発表されました。その時は2015年春の発売予定で発表されましたが、2015年内発売、2016年発売、2017年発売、2018年発売とズルズルと発売日を延期しているタイトルです。毎年12月に延期発表が行われ“恒例のイベント”という方もいましたが、今年はついに12月27日・キュートの年内最終営業日にも延期発表が行われませんでした。

このツイートを最後にキュート公式・ナツキクロニクル公式アカウントは1年以上沈黙を続けています

本作は「Xbox Oneが2Dシューティングを含めたXbox 360のユーザー層をそのまま引き継ぐという前提でXbox One国内発売前に開発表明を行ったタイトル」ですが、あれから4年が経過した現在、日本のXbox One展開の規模は縮小気味。現状では、リリースしたとしても限られた店頭にしかパッケージが並ばない可能性が高くなっています。2DシューティングゲームもPS4とニンテンドースイッチの2つのプラットフォームに分散してリリースされており、Xbox Oneでは『雷電V』(2016年2月発売)以降目立った新作はリリースされていません。

同様にXbox Oneでの開発を表明したタイトルとして『シューティングラブ。トリロジー』(トライアングルサービス)や『ミステリートF ~探偵たちのカーテンコール~』(MAGES./5pb.)も、新情報を出さないまま数年が経過しています。なお『ミステリートF』はPS4/Vitaへの移植アナウンスがPS4/Vita版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の中で行われています。プラットフォームの変更・追加の可能性も考えられますが、諸々の事情もありそうなので、今後の本作の行く末には注目しておくべきでしょう。
《岩井省吾》

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