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【吉田輝和の絵日記】ハイスピード殺し屋ACT『Katana ZERO』予知を繰り返して一発クリアを目指せ!

吉田おじさん曰く『Katana ZERO』では何とも言えない達成感が味わえるそうです。

家庭用ゲーム Nintendo Switch
【吉田輝和の絵日記】ハイスピード殺し屋ACT『Katana ZERO』予知を繰り返して一発クリアを目指せ!
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!注意!本記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。


今回プレイするのはDevolver Digitalが発売する『Katana ZERO』のニンテンドースイッチ版です。本作は、裏社会で「ドラゴン」と恐れられている殺し屋が主人公の2Dアクションゲームで、時間を操る力を駆使して戦っていきます。

動画を見た限りでは、ハイスピードなアクションゲームっぽいのですが、ゲーム下手な僕でもプレイ出来るのかちょっと心配です。


2Dアクションは好みのジャンルなのですが、反射神経にぶにぶの僕にとってハイスピードアクションはハードルが高いのです……。

ハイスピードに対応しろ!



今宵のドラゴンの任務は、「工場の奥に囚われている科学者を連れてくる事」だ。もちろん邪魔する者は全て抹殺する!

ドラゴンの武器は一振りの刀のみ。Yで攻撃、Bでジャンプ、Rで回避。シンプルな操作でありがたい。


攻撃ボタンが複数あると、しょっちゅう誤爆してしまう。

1つのステージは複数のエリアに分かれており、配置されている敵を全て殺せば次のエリアに行けるようだ。


殺してくれと言わんばかりに扉を背にして立ってやがるぜ。


扉の向こうに居る敵を……扉ごと一閃!奥に居る敵も流れるように殺害!

確かにハイスピードアクションだが、これくらいならいける!と思う……!

死んで覚えろ!予知能力で何度もリトライ!



1つ目のエリアをクリアした事で気を大きくしていたが、まだまだ先は長い。先程のエリアは言わば操作確認の為のチュートリアルみたいなものだ。本当の戦いはここから始まる!


しかし、即終わるおじさんの戦い……

本作は、ライフ制ではないので、敵の銃弾を一発食らえば死んでしまうのだが、ゲームオーバーになるわけではない。


ドラゴンは予知能力を持っており「敵に殺されたのはドラゴンが見た予知だった」という体で、時間が巻き戻ってエリアのスタート地点からすぐ再挑戦出来る。


何度でも即座にリトライ出来るのはありがたい。個人的にリトライ時にロードが短いゲームは、それだけで100点満点をあげたくなる。

しかし言い換えれば何度も死ぬ事を前提とした高難易度設定だという事だ。何度も死にながら敵の配置や行動を覚え「まずこの敵を倒して、こっちの敵は扉近くに来るのを待ってから扉ごと倒して……」と、行動の最適解を探す事になる。

確かに難易度は高いが、理不尽な難しさではないし、スタイリッシュに敵を一掃出来た時の気持ち良さはなんとも言えないものがある。


1つのエリアをクリアするごとに、それまでのプレイを再生してくれる。一見ノーミスでめちゃくちゃ上手くクリアしているっぽいが、何十回と返り討ちにあっているんだけどね……

ほかにもドラゴンは、一定時間周りの動きをスローモーションにするという能力も持っている。この能力はZLボタンを押しっぱなしにする事で発動する。スロー中は左上のゲージを消費するが、時間経過ですぐ回復するのでガンガン活用していけるぞ。


高速で回転する巨大換気扇も、この能力を使えば簡単にすり抜けられる。

スローモーションの能力はギミックを回避するのに役立つが、その真価を発揮するのは敵とのバトル時だ。


スロー中は銃弾の動きさえ余裕で捉えられる。飛んできた銃弾を刀で弾き返して敵を倒すなんて事も可能だ。


当然なのだが時間が停止しているわけではないので、やられる時はやられるぞ!

分岐しちゃうの?会話イベント!



本作において、スロー機能や予知能力と並んで特徴的なのが「会話イベント」だ。ステージ開始前や攻略中など、いたる所で会話イベントが発生する。


会話イベント中は選択肢が発生するのだが、最初の数秒は1つしか選択肢がなく、時間経過と共に選択肢が増えたり変化したりする。

最初の選択肢は「かかってきた電話を切る」や「会話を切り上げる」など、相手を怒らせるような短絡的なものが多い。


開口一番「黙れ」と言って、ロビーのお姉さんを激おこさせてしまう。


その後ターゲットを始末してロビーに戻ってくると、通報を受けてやってきた警備員に銃を向けられる。


最初に怒らせたのが不味かったのか、顔を真赤にしてチクるお姉さん。警備員との銃撃戦が始まってしまった。

ちなみにお姉さんを怒らせずに会話した場合は、警備員との銃撃戦は起こらない。


ここで「ピンカチュウのシーズン17のコスプレだよ!ハハハ!」と和やかな会話をすると……


警備員に銃を突きつけられた時も、お姉さんがフォローしてくれるのだ。

選んだ会話によって起こるイベントが違ってくるのだろう。


こういう分岐や別イベントが起こる選択肢って全部試したくなるよね!

この会話システムは、後々ストーリーにも関わってくるので、是非とも体験してほしい。


プレイした感覚はまさに横スクロール版『Hotline Miami』といったところで、何度も失敗を繰り返しながらプレイヤースキルを磨いて、一発で敵を一掃した時はものすごい達成感がありました。記事で紹介したステージの他にも、敵に見つからないように隠れて進む場所や、ボスとのタイマンバトルなど、多種多様なシチュエーションが用意されています。

超リアルなグラフィックで超広大なオープンワールド!という超大作ゲームも好きなんですが、予算や開発人数などの制約があるであろうインディーゲームは、思いもよらないアイデアや奇抜なシステムのゲームが多く……


プレイしていてこういう気持ちになります。

謎が謎を呼ぶストーリー、バトルを盛り上げる予知やスロー機能、物語にも関わってくる会話イベントなど、どれを取っても僕好みで熱中してプレイ出来ました。

確かに難易度は高めですが、1つ1つのエリアはあまり長くないので、何度もやり直している内に少しずつ進めるようになります。僕でもクリア出来るくらいなので、腕前に自信が無いという方も是非チャレンジしてみてください!

ニンテンドースイッチ版『Katana ZERO』は配信中です。

吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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