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アニメーション史上に残る色あせない名作「アイアン・ジャイアント」【コントローラーを置く時間】

GameSparkスタッフが、ゲーマーにぜひオススメしたい映画/ドラマ/アニメ作品を1本紹介する企画「コントローラーを置く時間」。今回は、アニメーション史上に残る名作「アイアン・ジャイアント」をご紹介。

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『アイアン・ジャイアント』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.
  • 『アイアン・ジャイアント』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

ハードコアゲーマーのためのゲームメディアGame*Sparkでは、日々、様々なゲーム情報をご紹介しています。しかし、少し目線をずらしてみると、世の中にはゲーム以外にもご紹介したい作品が多数存在します。

そこで本連載では、GameSparkスタッフが、ゲーマーにぜひオススメしたい映画/ドラマ/アニメ作品を1本紹介していきます。今回ご紹介するのは、少年とロボットの友情を描いた名作「アイアン・ジャイアント(原題:The Iron Giant)」(1999)です。

少年とロボットの友情物語


陽気な少年ホーガースが目撃したのは、鋼鉄のカラダを持つ巨大なロボットでした。本作「アイアン・ジャイアント」は、この少年と巨大ロボットの種を超えた友情を、美麗なアニメーションで描いた心温まる物語です。原作は、イギリスの桂冠詩人テッド・ヒューズが執筆した「アイアン・マン―鉄の巨人」(講談社刊)。そんな本作は、アニメーション史上に残る名作として、いまも多くの人々に愛されています。

映画の舞台となるのは、アメリカ・メイン州の田舎町。自然豊かなこの地で、のびのびと生きる少年ホーガース・ヒューズは、動物が大好きな心優しい少年です。ある夜、自宅のテレビアンテナが、何者かによって破壊されてしまいます。そこでホーガース少年は、犯人の痕跡を追って森の中に足を踏み入れます。そこでホーガースが目にしたのは、変電所のケーブルに絡まった巨人=アイアン・ジャイアントの姿だったのです。

少年は少し怖がりながらも、記憶を失ったらしいこの巨人を助けだすと、ふたりの間には次第に固い友情が芽生えていきます。ホーガースはこの金属製の友人に対して、命の尊さ、生きることの意味、そしてスーパーマン、すなわち英雄としての道徳観を少年なりに伝えていくのです。

巨人に宿る、光と闇


『アイアン・ジャイアント』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.
『アイアン・ジャイアント』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

人間にはふたつの面が宿っています。光と闇です。これは巨人ことアイアン・ジャイアントにも同じことがいえました。森の中で、猟師がシカを殺すところを目撃した巨人は、はじめて“死”というものを認識します。ぴくりとも動かないシカの傍らには、猟師たちが巨人に驚き、とっさに捨てたライフルが落ちています。

巨人は、シカの死を目の当たりにしたと同時に、ライフル、つまり銃は生き物の命を奪うものだと学ぶのです。しかし、温厚なアイアン・ジャイアントにも、シカを殺したライフルと同じく危険性を秘めた“闇”の部分が隠されていたのです。

そんな巨人の闇を引き出そうとするのが、政府の役人であるケント・マンズリーというキャラクターです。巨人の目撃情報を追って、その秘密を暴こうとするケントは、誰の心にも宿る闇の部分を引き出す天才でした。しかし、ホーガース少年は、鉄の友人に宿る“光”を見出し、そして友情を信じて行動するのです。



映画「アイアン・ジャイアント」はNetflixHuluU-Nextにて視聴可能。いまなお愛され続けるアニメーションの名作は、この先も色あせることはないでしょう。
《Hayato Otsuki》

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