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『PUBG』『L4D』要素をごった煮した賛否両論アクション映画「トゥモロー・ウォー」【コントローラーを置く時間】

Game*Sparkスタッフが、ゲーマーにぜひオススメしたい映画/ドラマ/アニメ作品を1本紹介していきます。

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『PUBG』『L4D』要素をごった煮した賛否両論アクション映画「トゥモロー・ウォー」【コントローラーを置く時間】
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!注意!本記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。

ハードコアゲーマーのためのゲームメディアGame*Sparkでは、日々、様々なゲーム情報をご紹介しています。しかし、少し目線をずらしてみると、世の中にはゲーム以外にもご紹介したい作品が多数存在します。

そこで本連載では、Game*Sparkスタッフが、ゲーマーにぜひオススメしたい映画/ドラマ/アニメ作品を1本紹介していきます。今回ご紹介するのは、Amazon Originalとして配信中のSF映画「トゥモロー・ウォー」です。

SF映画としてみれば駄作だと思う……

本作の監督は、CGアニメ映画「レゴバットマン ザ・ムービー」を手掛けたクリス・マッケイ!主演を務めるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でスター・ロードを演じたクリス・プラット!本作のトレイラーから伝わってきた大作臭に、筆者は期待せざるを得ませんでした。

ただ……記事タイトルにも書いていますが、視聴者の評価は賛否両論に分かれています。批判の多くはストーリーや世界設定の雑さ。あらすじだけでもそれがみられます。以下、配信先のあらすじを引用します。

タイムトラベラー達が緊急のメッセージを届けに2051年からやってきた。その内容は今から30年後の未来、人類はエイリアンとの戦争に敗れるというものだった。人類が生き残る唯一の希望は、今、ここにいる兵士や民間人を未来へ送り込み戦いに参加させること。娘のために世界を救うことを決意したダン・フォレスターは、地球の運命を書き換えるため、優秀な科学者と疎遠になっていた父親と結束し戦いに挑む。

これを読んだ人は、「いや、なんで戦闘訓練もろくに行っていない民間人を未来に送り込む必要があるの?そもそも未来に行く必要はなくない?今からエイリアンとの戦争に備えればいいでしょ」と思うのではないでしょうか。

これについての理由はしっかり用意されてはいるのですが、正直なところ筆者としては納得がいかず、雑なものに思えました。

ただ、本作のジャンルは「SF、ドラマ、アドベンチャー、アクション、コメディ」と書かれているんですよ。つまり、本作は真面目なSF映画ではなく、「細けぇこたぁ良いんだよ!とりあえずカッコよくエイリアンをぶっ殺す!それだけだ!」という限りなくシリアスなおバカ映画なんです。

SFならではの綿密な世界設定を楽しみたい人にとっては、否定的な意見が出るのは当然だと思います。

観るゲーム」としては良作かも!

クリス・プラットが映画『トゥモロー・ウォー』の撮影現場をご案内!

冒頭から本作についてボロクソ語ってしまいましたが、「戦闘訓練もろくに行っていない民間人を未来に送り込み、エイリアンと戦わせる」というまるでゲームのような設定がアクションシーンに活かされていた点は評価したいところです。

戦闘経験がある主人公とは裏腹に、銃の扱い方がわからずエイリアンに無残に殺されていく人々は、言い方が悪いですが見事な噛ませ犬でした。そのパニックっぷりといったら、視点変更もおぼつかないFPS初心者を見ているようで微笑ましいです。

それに劇中冒頭にある人々が未来の“上空”に送り込まれるシーンは『PUBG』を、様々な境遇や経歴、職業を持つ人々が共闘するシーンは『Left 4 Dead』を彷彿とさせます。

物語の後半では雰囲気がガラリと変わり、銃の撃ち方がわからない仲間が敵をチェーンソーでぶっ刺したり、視界が悪い場所で遠距離から痛快なスナイプを敵にかましたり、仲間との絶妙なコンビネーションによる近接攻撃で敵を倒したりと、QTEが表示されてもおかしくないシーンが続々登場しました。

これらのシーンは、ゲーマーとして非常に楽しめたのですが……やはり鑑賞中は疑問点がわんさかと湧いてくるので、予め自分の知能指数を下げる必要があるでしょう。細けぇことを考えてしまうと本作における評価の判断が大きく揺れると思います。


「SF映画としてレベルは低いけど、アクション映画としてはクオリティが高く、観る価値がある」というのが筆者の総評ですが、レベルが低いSF映画でも友人と一緒にゲラゲラと笑いながら鑑賞すれば思いのほか楽しめるものです。本作を真面目な映画として捉えないことが楽しめるコツです。

「トゥモロー・ウォー」はAmazon Prime会員を対象に配信中。ジャンルは前述した通り、「SF、ドラマ、アドベンチャー、アクション、コメディ」です。

《真ゲマ》

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