ゲーミングPCで知られるASUSですが、世界のゲームマーケットではモバイルゲームの売り上げが大きな割合を占めるため、2018年にはゲーミングスマホ「ROG Phone」を発売。その高性能ぶりから“変態すぎる(褒め言葉)”と世界を驚かせましたが、後継機である「ROG Phone2」はあらゆる面で初代の性能を大きく上回り、招待された記者たちを驚かせました。
「ROG Phone2」は、ハイエンドモデルスマホに使われているCPU/SoC QualcommのSnapdragon 855(SDM855)を搭載。次世代の高速通信規格「5G」に対応し、「2.96GHz」とゲーム・カメラなどの起動から始まる処理を高速化します。
また、CPUの温度が上昇しにくい設計が施されており、本体背面に装着する外付けクーラーユニット「AeroActive Coller II」によって5度は下げられます。ノイズレベルは24dBAと静かなのでゲームサウンドをほぼ阻害しません。
ディスプレイサイズは2340×1080で、10-bit HDR color。8bitを上回る計算速度で階調飛びなどを大きく改善し、さらにコントラスト調整をしてくれるHDR対応なので抜かりがありません。さらに処理速度を見ても、120Hzのリフレッシュレート、さらに驚くのは240Hのタッチサンプルレートを搭載。より鮮明な映像美で滑らかな操作を可能としています。ディスプレイのタッチレスポンスも49msと他社製品と比べて三分の一もタイムを縮めています。ゲーム中の動作はもちろん、タッチペンを使う場合でも快適そうです。
気になるバッテリーの持ちはおよそ10時間で、高い処理速度が要求されるアプリの連続プレイテストを見ると、『王者栄耀』が7.5時間、『PUBG Mobile』が7.1時間だと発表されました。
サイズは170.99mm×77.6mm×9.48mmで240g。「ROG Phone」(158.8mm×76.2mm×8.6mm)と比べて大きくなっており、幅は人間が片手で持ってプレイできる限界に留めているとのことでした。もちろん、ゲーム中は電話やメール、SNSなどの通知をオフにできるので集中して遊べます。
また、アクセサリーが本当に豊富で、PCに繋いでそのままプレイできたり、「ROG KUNAI GAMEPAD」にセットすることでコントローラーにもなったりします。
日本のユーザーに嬉しいのはディスプレイが2つになる「TWINVIEN DOCK II」。付属ディスプレイもタッチパネル対応なので、上下で別々のゲームをプレイすることが可能です。周回が必須のソシャゲなどで、オート周回させながら全く別のシューティングゲームやレースゲーム、RPGなどを遊ぶことができます。もちろん、2ゲームで周回を走らせることも・・・ゲームの遊び方が変わるかもしれません。
アクセサリーを付けても、女性が十分に遊べるサイズになっています。
日本での販売時期や価格は未定ですが、7月23日に中国・台湾向けにローンチイベントを開催、9月4日のドイツで開催される「IFA 2019」にてグローバル向けに発表がされる予定です。引き続き、「ROG Phone2」についての情報をお届けしていきます。
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