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ハムスターカンフーACT『Hamsterdam』「ピクサーがどうやって動物キャラに息を吹き込むのか研究しました」【注目インディーミニ問答】

ハムスターが主人公の格闘アクション登場!80年代のカンフー映画へのオマージュも盛り込まれているようです。

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ハムスターカンフーACT『Hamsterdam』「ピクサーがどうやって動物キャラに息を吹き込むのか研究しました」【注目インディーミニ問答】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Muse Games開発、PC/Mac/海外スイッチ/iOS/Android向けに8月1日リリースされたハムスターカンフーアクション『Hamsterdam』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、カンフーで戦うハムスターが主人公の格闘アクション。伝統的な横スクロールアクションとリズムゲームを融合させた独特のシステムが特徴です。日本語にも対応済み。

『Hamsterdam』は800円で配信中(Steam/iOS/Android)。





――まずは自己紹介をお願いします。

Howard Tsao氏(以下Tsao氏)皆さんこんにちは!本作のチームリーダーでありMuse GamesのスタジオリーダーであるHoward Tsaoです。物心ついた頃からのゲーマーですので、インディー開発者として皆さんに新しい体験をお届けするというのは、まさに長年の夢の実現です。私たちのスタジオはニューヨークにあり、これまでに『Guns of Icarus』シリーズと『CreaVures』を作ってきました。私たちは8年前から活動しており、私たちの目標は皆さんにこれまでにない体験を提供することです。また、私たちのゲームを通して人々を繋ぐということにも取り組んでいます。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Tsao氏本作はゲームジャムのアイデアとして始まりました。私たちが子供の頃に楽しんだ格闘アクションゲームの要素(コンボやド派手なアクションの爽快感)をリズムやリアクションとミックスし、これがニンテンドースイッチやモバイルプラットフォームで上手くいくか見てみたいと思ったのです。人々がJoy-Conを使ってカンフーの動きをしたり、スマホをスワイプしたりして、笑い合えるようなものを見てみたいと思いました。本作の開発は『Guns of Icarus』シリーズの開発中にサイドプロジェクトとして進行しましたが、2年前、3人の小さなチームを作り、全力での開発が始まったのです。


――本作の特徴を教えてください。

Tsao氏本作は格闘アクションのド派手な動きと音楽ゲームに見られるタイミングをミックスさせたものです。激しい攻撃をする時もありますが、しっかり見て反応しなくてはいけない時もあります。攻撃時にはリズムに合わせることで、大きなコンボやボーナスを得ることができます。また、マルロという巨大なチンチラのボスとは何度も戦うことになります。それに、本作は遊ぶプラットフォームに合わせてデザインされています。スマホやタブレットではリズムに合わせてタップしたりスワイプするようになっており、仮想十字キーはありません。スイッチ版ではアナログスティックとボタンでも遊べますし、タッチコントロールでも遊べますが、Joy-Conを手に持って振り回し、ハムスターフーをするのが一番でしょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Tsao氏もちろんです!本作では受けたインスピレーションがワイルドに使われています。ゲームプレイでは、古典的な格闘アクション『ベア・ナックル』『バットマン アーカム』シリーズ、それに『スーパーパンチアウト!!』といった古典的作品からも影響を受けています。開発当初、同じジャンルの中でも他とは少し違い、人間ではなく心が和む動物をテーマとしたものにしたいと思いました。まず、ハムスターは戦えますので、ハムスターをメインキャラクターにしたいと思いました。そのため、私たちは「レミーのおいしいレストラン」のようなたくさんのピクサー作品を見て、ピクサーの職人たちがどうやって動物のキャラクターたちに息を吹き込むのか研究しました。また、私たちは子供の頃に見た80年代のカンフー映画にも敬意を払いたいと思い、これらの映画からたくさんのシーンやアクションを取り入れています。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Tsao氏本作を完成させることは、小さなインディーチームである我々にとって、まさに夢の実現でした。皆さんに本作を楽しんでいただけることに、とてもワクワクしています。本作は短時間でも楽しめますので、指や腕への負担も少ないです。ピムとの旅はそれほど長くないかもしれませんが、たくさんの敵を蹴っ飛ばし、笑えるようなものになれば嬉しいです。サポートしていただき、ありがとうございます!

――ありがとうございました。


《Chandler》
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