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VR対応のアニメ調オープンワールドRPG『Nostos』をプレイ! 不具合改善に期待したい意欲作【中華ゲーム見聞録】

「中華ゲーム見聞録」第65回目は、アニメ調グラフィックのファンタジー世界を舞台に、VR空間で最大6人までオンライン協力プレイ可能のオープンワールドサバイバルRPG『Nostos(故土)』をお届けします。

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中華ゲーム見聞録」第65回目は、アニメ調グラフィックのファンタジー世界を舞台に、最大6人までオンライン協力プレイ可能のVR対応オープンワールドサバイバルRPG『Nostos(故土)』をお届けします。

本作はNetEase Games(網易遊戯)によって12月6日にSteamで配信されました。NetEaseはテンセントなどと並ぶ中国の四大ポータルサイトの一つで、日本でも『荒野行動』『第五人格』などのオンラインゲームを配信していることで知られています。

現在、中国のVRゲーム市場は以前ほどの盛り上がりはなくなり、開発から手を退く企業も多くなっています。しかしNetEaseは逆にVRゲームの開発に力を入れ、昨年8月には『Raw Data』『Sprint Vector』などのVRゲームで知られるアメリカのデベロッパーSurviosと合資会社「影核互娯(Netvios)」を設立。中国VRゲーム界を牽引する存在になっています。


本作の売りとなるのは、やはりVRデバイスを使っての6人同時プレイが可能なことでしょう。VRでフレンドとともにオープンワールドのファンタジー世界に飛び込み、ボイスチャットをしながらクラフトや戦闘を楽しむというのは夢のある話です。デスクトップモード(一般的なモニターでのプレイ)もサポートしていますので、VRを持っていないユーザーもオンライン協力プレイに加わることができます。

本作は、食料や水を確保して飢えや渇きをしのぎ、素材を集めて道具や家を作っていくサバイバルRPGです。ファンタジー的な世界観なのですが、銃器も出てきますし、バイクや車にも乗ることができます。さっそくプレイしていきましょう。

冒険の世界へ



今回はVRでなく、デスクトップモードで遊んでいきます。ゲームを開始すると、どこかの暗い空間に投げ出されます。白いナビゲーションマスコットが操作方法を教えてくれるので従いましょう。操作はW,A,S,Dで移動、Shift押しながらでダッシュ。またキーボードだけでなくパッド操作も受け付けています。本作は英語と中国語に対応しており、今後のアップデートで日本語をサポートする予定です。


先ほどの空間の奥にあるレリックに触れると、ゲームのハブとなるロビーにワープします。ここでボイスチャットをオンにするかどうかの確認メッセージが出現。ボイスチャットが不要な人はオフ(Disable)にしておいたほうがいいでしょう。


ロビーには他のプレイヤーが現れることもあります。画像の高い台の上で世界を創り(要は部屋を立てる)、そこに入ることで冒険が開始。部屋には、誰でも参加OK(6人まで)の「Public World」と、プライベートルームである「Private World」が選択できます。他人の立てた部屋に入ることも可能です。


部屋を立て終わると、海中を移動するムービーが流れます。こういうシーンはVRだと楽しそうですね。残念ながら今回はデスクトップモードでのプレイです。


海中からファンタジーっぽい世界に場面が変わりました。焚き火のそばで寝ているのがプレイアブルキャラクターです。本作のキャラクターデザインはアニメ調の可愛らしいキャラが多く、日本でも受け入れられやすいかと思います。


そしてこれが愛犬のLupusですが……怖っ! 特に緑色の目が怖っ! これはVRじゃなくてよかったです。


本作は最初からインベントリに斧や弓が入っていて、Zキーを押すことで武器を選択・変更できます。しかしサバイバルゲームと言えば素手で木を殴り倒すのが伝統みたいなものなので、殴ってみたら材木が取れました。クラフトの材料として使えます。

いきなりの戦闘!



ミッションの目的地マークが表示されているので進んでいくと、途中にヒャッハーなバンデットの皆さんがいました。なかなか数が多いですね。戦闘がどんなものか体験したいので、斧を装備して戦ってみましょう。


マウス右ボタンで攻撃。プレイヤーにはスタミナ(中央右にある緑色のバー)があり、走ったり武器を振ったりすると減っていきます。何もしなければ自動回復。スタミナが切れてしまうと動けなくなってしまうので、むやみに武器を振り回さないほうがいいでしょう。それにしても敵が思ったよりも硬い。それに遠くから矢を撃ってくる敵もいます。これはさすがに厳しいか。


もうすぐで仕留められそうなときに、敵が逃げ出しました。そして遠くの方で、回復ポーションでも飲んだのか、敵のHPが全快。あとひと息で倒せる敵は確実に仕留めておいたほうがいいですね。


画面左上のHPがかなりやばいことに。盾持ちの敵がいて、かなり厄介です。すぐそばにある小屋の住民は見ているだけで助けてくれません。


とうとうダウン。すぐに死ぬわけではなく、猶予時間がしばらくあります。仲間がいれば助けてもらえるのでしょうが、一人でプレイしているのでどうにもなりません。そしてやはり小屋の住民は何もしてくれません。


結局何も出来ずに死亡。最初からやり直しというわけではなく、一定時間経ったのちに特定の地点からリスポーンされます。ただ荷物は死亡地点にすべてドロップされてしまうため、回収に向かわなければなりません。


急いで死亡地点まで戻ってリベンジマッチ。リスポーン後はプレイヤーのHPが半分までしか回復しないので注意。盾持ちの敵は攻撃をブロックしてくるので、松明を使って炎を燃え移らせ、継続ダメージを与えます。


殴り合えるほどHPがないので、弓を使って遠くからチクチクとダメージを与えていきます。愛犬のLupusと、どこからともなく現れたNPCも戦闘に参加。本作ではNPCを仲間にすることもできます。


戦闘に勝利。Fキーを押すことでエモートが使えます。勝利の喜びを表すために、いろいろなエモートを使ってみました。敵を倒したり作業をしたりすると経験値が入り、一定数以上になるとレベルアップします。


さらに進むと、NPCがモンスターと戦っていました。こちらのHPにあまり余裕がありませんが、加勢してあげましょう。遠くから弓を撃つ安全策でいきます。ちなみに矢は材木から作成できます。


敵を倒すと、NPCを仲間に加えられました。しかし仲間に加えた瞬間、ものすごいスピードで次の目的地の方角へ走っていってしまいました。仲間へのコマンドで、呼び戻したり、その場にとどめたり、ついてくるように命じたりできます。

そしてこのあと、ゲーム画面が真っ黒になって強制終了させられてしまいました。本作は最適化不足の報告が多く、急に動作が重くなったり、強制終了したりということが筆者の環境でも発生しています。

小屋を建てよう!



気を取り直してゲームを再起動。クエストを受けたりバンデットの皆さんと戯れたりしながら、この世界を探検していきます。メニュー画面はタブキーで呼び出すことができ、ここからクラフトや建築、インベントリなどにアクセス可能です。


目的地は崖の上。本作は崖をよじ登ることができますので、道を探す必要はありません。一直線に突き進んでいきましょう。ただ登っている間はスタミナが減っていくので注意が必要です。


インベントリ画面。プレイヤーは頭と体に防具を装備することができます。先ほどバンデットを倒したときにいただいたヘルメットと胸当てを装備。だんだんとプレイヤー自身がバンデット化していっています。


落ちていたバイクをゲット。スタミナを消費しないですむので、移動が楽になりました。世界観的にはスチームパンクなのでしょうか。丘の上に目的地があるので向かってみます。


丘の上でビルドミッションを受けました。「リサーチステーション」「ラジオレシーバー」「小屋」の3つを作る必要があります。ビルドメニューから作りたいものを選んで、好きな場所に設置します。


設置場所を決めたあとは、必要な素材を集めてEキー長押しでビルドしていきます。一度で完成するわけではなく、何段階か作らないといけません。画像のリサーチステーションは2段階ですね。段階ごとに素材が必要になります。


リサーチステーション完成後、さっそく使ってみました。各地で見つけられるモジュールをリサーチステーションに設置し、分析することによって、新たなクラフトアイテムをアンロックすることができます。モジュールを2個持っているので、どちらも分析しておきましょう。


ラジオ受信機を作ったあと、小屋の建設を行います。大型のものだけあって4段階かかりますね。持てるアイテムの量が限られていますので、素材回収場所と小屋との間を何度か往復することになります。このミッションをこなすとムービーが流れ、物語の次の幕が開くことに。この先は自身の目で確かめてみてください。


ちなみに、本作では料理をすることもできます。料理用設備で必要な材料を置き、Eキーを長押し。肉は生のままよりも焼いたほうが長く保存ができます。また生肉を焚き火に直接投げ込んでも焼肉になります。料理やクラフトなどのスキルにはレベルがあり、作業をすると経験値を得られます。


他のプレイヤーの立てた部屋にもお邪魔してみました。英語圏の人たちで、ボイスチャットで盛り上がっていました。他のプレイヤーの部屋へ気軽に参加できるのが良いですね。ソロでプレイするよりも楽しいかと思います。

可能性を感じるサバイバルRPG



本作はVR環境でオンラインサバイバルRPGが楽しめることが売りですが、時間のかかるゲームなので、「VR環境はあるけど長時間プレイするのがきつい」という人もいるかと思います。その場合はPCモニタでプレイするのがいいでしょう。ただ、「VR環境でMMOゲームがプレイできるんだ」という未来への可能性が感じられる作品です。


本作はバイクだけでなく車に乗ることができたり、火炎放射器やガトリングガンなどの武器が使えたりと、世紀末的な世界観も漂っていました。ちょっと変わったRPGをプレイしたいという方にも良いかと思います。

しかしながら現時点ではまだまだバグが多く、敵やNPCの挙動がおかしかったり、最適化不足でカクついたり落ちたりといったことに何度も遭遇しました。これからプレイ予定の方はご注意ください。不具合修正を主としたアップデートが度々配信されていますし(Steam内更新情報)、ゲーム自体は楽しいので、今後の発展に期待したいところです。

製品情報



※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、ブログ「マイナーな戦略ゲーム研究所」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。Twitterはこちら
《渡辺仙州》

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