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銃にドクロに覆面まで!ゲームとともに楽しみたい、素敵ボトルのお酒はこれだ【年末年始特集】

この時期だからこそ楽しみたい、不思議なお酒の数々に似合うゲームのお話。お歳暮・御年賀などにも。

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皆様、美味しいお酒を飲んでいますか。年末年始にはちょっと贅沢にお酒を楽しみたいものです。この世界には多種多様なお酒があり、それぞれが異なる個性を持って存在しています。中身にサソリや芋虫などの原料を使うものや、アルコール度数が90%を超えるようなお酒。新しい年の楽しみに、個性豊かなお酒を買ってみるのも面白いかも知れません。

そこで本記事では「ゲームの世界観と合わせて一緒に楽しみたいお酒」を、見た目も楽しいこだわりのデザインボトルに限定して紹介します。個性的なボトルのデザインのお酒の多くは、中身もこだわりの美味しいお酒が詰められているプレミアムな商品です。酒好きは美味しいお酒に出会えると少しだけ人生が豊かになります。それが好きなゲームの世界観に近いものであれば、なお一層嬉しいところではないでしょうか。

ゲームとお酒が好きで、この記事を持って興味を持ってくれた方のゲームライフ、お酒ライフが豊かになるお手伝いができると幸いです。一部を除き比較的手に入れやすい銘柄をセレクトしているので、ゲームとお酒が好きな方へのプレゼントにもいかがでしょうか。



スピリッツ


・カラシニコフ ウォッカ(ウォッカ)



まず紹介するのがこちらの「カラシニコフ ウォッカ」。ライフルケースの中には、どこかで見たことのあるようなライフルが収められています。メインのボディ部分はガラス製でそこにウォッカが詰められているのですが、銃のパーツ部分のディティールがとても印象的です。ストックもマガジンもトリガーも再現されていて、銃口にはフロントサイトまで装着されているというこだわり方。

このライフルは全体的に「AK-12」のデザインを採用し、折りたたみも可能なストックは「AKC-74」をモチーフにしています。色々大丈夫なのかと心配してしまうデザインですが、実はこのお酒、「AK-47」の開発者であるカラシニコフ氏が生前直々にリリースしたという、正式なカラシニコフブランドのお酒なのです。中身のウォッカもカラシニコフ氏の生まれたロシアで栽培・厳選された小麦と水を使用した高品質のプレミアムウォッカが詰められています。


このお酒をゲームと一緒に楽しむならば、AKシリーズをモデルにした銃とウォッカが登場する『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズがおすすめです。チェルノブイリ原子力発電所の爆発から数十年、ゾーンと呼ばれる危険な放射能汚染跡地で暮らす人間の生活を描いたオープンワールドFPSの金字塔。本作でウォッカは体内の放射能を取り除くという効果があり、ゲームを象徴的なアイテムのひとつになっています。銃を撃ってミュータントを倒し、ウォッカを飲む主人公に合わせて銃型のウォッカを飲む、そんな楽しみ方ができるとより一層ゲームの世界に没頭できるかも知れません。



・ファイヤースターター ウォッカ(ウォッカ)



年末になるとテレビでも様々な災害や事故を特集した番組が流れています。そんな火災の多い時期に紹介したいのが「ファイアースターターウォッカ」。モルドバ共和国で作られた、消火器型のボトルに入っているウォッカです。その見た目からアメリカのクラブを中心に流行が始まり、今では世界中のクラブで定番銘柄になっています。

中身に厳選した小麦を使い、19世紀から続く秘伝のレシピを使って作られているスーパープレミアムウォッカであるこのお酒、スクリュードライバーやモスコミュールなどの定番カクテルの材料にはもちろん、そのまま飲んでも柔らかい甘さを感じられる美味しい味わいです。見た目が楽しく、とてもまろやかで飲みやすいので盛り上がること間違いないお酒ですが、アルコール度数40%の強力なウォッカなので調子に乗って飲みすぎないようにしましょう。


こんなお酒を飲みながらプレイしたいのは『911 Operator』。911とは緊急通報の番号で、日本だと110や119と同じような番号です。プレイヤーは911にかかってきた電話のオペーレーターとなり、通報された現場にパトカー・救急車・消防車などの緊急車両を適切に配置することで対応していきます。通報内容は喧嘩や火災などはもちろん、木から降りられなくなった猫を助けてほしいという連絡まで様々。フリーモードで世界中の地図を使うことができるので、自分の街でプレイして災害への取り組みを考えてもいいかも知れません。もちろん、自分が現実で騒動の中心としてオペレーターのお世話にならないよう御注意を……。



・カー テキーラ(テキーラ)

カー ブランコ



カー レポサド



カー アネホ



見た目だけで印象的な頭蓋骨型のボトルに入っているテキーラが「カー」です。メキシコでガイコツは死と生まれ変わりの象徴で縁起の良いものとされ、紀元前の時代から祖先のガイコツを飾る風習がありました。同国では11月に行われる「死者の日」では、死者の魂が家族のもとに帰ってくるとされ、そこで家族全員が集まって楽しく過ごし魂が楽しく死者の国に帰れるようにする祭りが繰り広げられます。近年映画などでも取り上げられ、日本でも知名度が上がったメキシカンスカルは、様々な形でグッズになりメキシコの定番土産ともなっています。

「カー」とは古い言葉で人生を意味する言葉で、まさしく生と死を司る死者の日を象徴しているお酒です。印象的なボトルはすべて職人に寄る手書きで、同じものが決して存在しないこだわりのデザイン。見た目だけでなく中身もこだわり抜かれており、高品質のアガベ(テキーラの原料の植物)を100%使用したプレミアムテキーラです。テキーラは熟成段階によって名称が変わる厳しい基準があり、「カー」もその基準に沿った三種類が用意されています。若々しい甘さの強い味わいのブランコ、まろやかさとパンチの強さを両立しているレポサド、熟成感があり深みのある味わいのアネホ。飲んだ後もインテリアにできるので、すべての種類を手に入れて飲み比べてみるのも面白いかも知れません。


このお酒と一緒に楽しみたいのが『Grim Fandango Remastered』。登場人物が全員ガイコツの、死者の国を舞台にしたアドベンチャーゲームです。1998年にオリジナル版が発売され、数々の受賞歴がある名作のリマスター版となります。死者の国の旅行代理店の店員となり、顧客のニーズに答えたり大きな陰謀に巻き込まれるキャラクターが非常に魅力的な作品です。ガイコツのお酒を飲んでガイコツの世界の物語を楽しみましょう。



・ムチャリガ (テキーラ)

ムチャリガ 3本セット



ずらりと並んだ三人のマスクマン。中身はそれぞれ熟成期間の違うテキーラが入っている「ムチャリガ」と言うブランドです。メキシコではルチャ・リブレと言うメキシカンスタイルのプロレスが盛んで、覆面姿のルチャドール(プロレスラー)が数千人も存在している。ミル・マスカラスなどのスーパースターは日本でも活躍し、古くからルチャ・リブレの名前は浸透しています。日本人であるウルティモ・ドラゴンなどはメキシコでスーパースターとなり、今ではメキシコに豪邸を建てて暮らしているといいます。それほどメキシコでは欠かせない存在のルチャ・リブレと、同じくメキシコのスピリッツであるテキーラが融合した商品、それがこの「ムチャリガ」です。

彼ら三人はそれぞれ名前と設定があり、一番熟成が若いブランコは「CHUCHO」と言う名前の若手のスター。三ヶ月熟成のレポサドは「CANIBAL」と言う名前のルード(悪役)で手段を選ばないベテランレスラーです。一年を超える長い熟成のアネホは「INVICTO」と言う名前で、無敗のスーパースターという設定になっています。いずれも苦味成分を除いた作りになっていて、スムースで飲みやすいテキーラになっているのが特徴です。


このお酒、と言うより、ルチャドールと一緒に楽しむゲームなら『ファイヤープロレスリング ワールド』がおすすめです。技や動きなどを非常に細かく作成できるレスラーエディット機能があるので、彼ら三人を実際に作って動かしてみるのも面白いかも知れません。実際リングで戦うムチャリガの三人を見ながら飲めば、まるでその世界にいるような雰囲気を味わえるでしょう。



・ 「イホス・デ・ヴィジャ ブランコ バレットボトル&ガンベルトセット」&「イホス・デ・ビジャ・ブランコ リボルバーボトル」(テキーラ)

イホス・デ・ヴィジャ ブランコ バレットボトル&ガンベルトセット



イホス・デ・ビジャ・ブランコ リボルバーボトル



弾丸をイメージしたテキーラと、ガンベルトに収まるショットグラス。それが「イホス・デ・ヴィジャ」のバレット&ベルトセットです。合成皮革製のガンベルトは実際に身につけることができるデザインで、西部劇のコスプレにも使えるデザインになっています。テキーラが入った弾丸型ボトルはそのまま使ってもいいのですが、拳銃型のボトルである「イホス・デ・ビジャ・ブランコ リボルバーボトル」のリロード(補充)用としてセットで使うと雰囲気があります。銃型ボトルに手をかけ「やるか?」と相手にグラスを渡し、拳銃から注いで乾杯などの演出はパーティーなどで盛り上がること間違いなしですね。

テキーラ自体の品質も高く、華やかな香りのあるブランコなので、ショットグラスに入れて一気に飲むのもかっこいいところ。アルコールに弱い人がジュースで割ってカクテルにしても、味わいを損なわない癖のない美味しいテキーラです。しかしテキーラは度数が高いお酒なので飲み過ぎには要注意。調子に乗りすぎて倒れたら決闘の敗北者と呼ばれてしまうかも知れません。ゲームや映画なら笑い話ですが現実では危険ですので……。


西部劇のようなデザインのこのお酒と一緒に楽しむなら、西武開拓時代を舞台にしたゲームの『Call of Juarez: Gunslinger』がおすすめです。とあるバーで老ガンマンが話しはじめる昔話を追体験するストーリーは、発売年に数々の賞を受賞するなど評価が高く、西部劇ファンならば喜ぶようなオマージュも数多く散りばめられています。ストーリーの良さだけでなく、ほどよい緊張感と爽快さを兼ね備えた戦闘シーンも楽しめる一本です。



・モカンボ 10年 フリントロックボトル(ラム)



銃のお酒を紹介したところでもうひとつ、今度は西部開拓時代より少し古い時期の銃をモチーフにしたお酒です。それがこの「モカンボ 10年 フリントロックボトル」で、その名前の通りフリントロック式という先込め式の銃がモデルになっています。全体的な意匠はフリントロック銃がメインで用いられていた海賊時代を意識していて、銃口部のコルクには海賊旗らしいドクロマークが掘られています。

お酒の特徴として「ソレラシステム」という古い樽が減ったら次に古い樽から補充して熟成させるという製法を用いていて、どの時期に作られていても安定した品質を保った製品になっています。10年の熟成を経たダークラムは華やかさのある香りと、少しドライながらも花の蜜を思わせる強い甘さが特徴的な味わいです。飲み方としては香りと味わいをゆったり味わえるストレートをおすすめしますが、強すぎるという人にはロックやお湯割りでも香りが崩れない酒質です。


かつてのカリブで全盛を誇ったフリントロック銃とラム酒、そして海賊というテーマのこのお酒と一緒に楽しみたいのが、『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』。海賊の力が強かった18世紀のカリブを舞台に、主人公が、アサシンとして、大海賊としても成長していくストーリーが楽しめます。活気のある市場や港町だと酒場でラム酒を飲んでいる姿も見られるので、こちらも一緒にラム酒を楽しめば主人公の体験している世界が垣間見えるかも知れませんね。



・ククリ コロネーション 短剣ボトル(ラム)



大きい持ち手と、驚くほど無骨で厚い形状の刃部分。これはネパールの山岳民族が使う伝統的なククリナイフをモチーフにしたお酒の「ククリラム 短剣ボトル」です。原料にはネパールで取れたサトウキビだけを使用し、ヒマラヤ山脈から流れる水を使用している、ネパールの魂が込められているような製法のラムです。

その個性的な形状だけが話題になるだけでなく、ラムとしても高く評価されており、2002年に行われたラムフェスティバルで優勝した、実績のあるお酒で世界中で人気になっています。ゆったりとストレートやロックで飲むのはもちろん、コーラで割る「キューバリブレ」にしても豊かな香りと味わいを損なわない美味しいお酒として世界中で親しまれている同メーカーのラム。商品には台座になるパーツも付いているため、飲んだ後に飾るにも適した一本になっています。


このお酒と一緒に遊びたいゲームは『Team Fortress 2』です。選べるクラスのひとりであるスナイパーの初期装備で使うナイフがククリと言う名前で、刃の形状などまさしくククリナイフをモデルにした装備になっています。ゲームの実績を解除するために使う装備なので、スナイパーといえばこの武器と印象に残っている人も多いのではないでしょうか。現実ではスパイに背後を狙われることもないかも知れませんが、もしものときの防衛用に手元に飾っておくのはいかがでしょう。



・ゴールデンシュー2014(ウイスキー)



2014年のブラジルワールドカップ開催を記念して作られた、サッカースパイク型のウイスキーが「ゴールデンシュー2014」です。もともとはワールドカップで24年ぶりに優勝したドイツ国内の限定で販売された記念商品ですが、一部は日本でも流通して買うことができます。ゴールデンシューとはヨーロッパのサッカーリーグで得点王に与えられる賞の名前で、このボトル同様にスパイク型のトロフィーで作られている栄誉あるものです。中身のウイスキーは少しスモーキーさを感じつつも、まろやかさが特徴のブレンデッド・スコッチということなので、ストレートから水割りまで楽しめそうな味わいです。


このお酒と一緒に楽しむならサッカーを題材にしている『Football Manager』シリーズがおすすめです。主人公は世界中にあるサッカークラブのチーム監督となり、戦術を組んだり、時には補強をしながらチームを強化していくことになります。

特徴としてはヨーロッパの有名リーグどころか、小さな国のリーグに至るまでチームと選手たちが存在していることで、組み合わせ次第ではほとんど無限と言えるほどの楽しみ方を選べるという幅の広さ。また、クラブチームの運営要素はないのでほとんどチームだけのことを考えてプレイできるのも特徴です。

プレイヤーは監督としての操作しかないため、実際に選手を操作することはありません。まだまだ実力不足のクラブチームを率いている監督が、いつの日か優勝の悲願を果たすために縁起の良いお酒を飲みながら……なんて夢見るプレイスタイルにピッタリのお酒です。もちろん勝利の美酒としても味わいたいですね。



リキュール


・デイドリーマー レッド(リキュール)



シンデレラに出てくるガラスの靴を思わせるような、ハイヒール型のボトルデザインのこのお酒は「デイドリーマーレッド」。濃いダークレッド色のセクシーなボトルの中身には、高品質のカシスのリキュールが入っています。飲み方としてはソーダ割りの「カシスソーダ」やオレンジジュースを入れた「カシスオレンジ」など定番のカクテルにするのはもちろん好相性です。白ワインと組み合わせた「キール」と言うカクテルにすると、このお酒らしい大人の雰囲気を堪能できるかも知れません。

カシスの味わい豊かなお酒なので、大きな氷を入れてロックでゆったりと味わうのもおすすめです。そのままだと少し甘さの強いお酒ですが、氷が溶けていくことで少しずつ表情を変える段階を楽しめます。デイドリーマーにはカシスリキュール以外にもいろいろなお酒が入った種類があり、それぞれの特徴的なカラーで彩られています。


このお酒と一緒に遊ぶのならば、ハイヒールが特徴的なキャラクターが活躍する『ベヨネッタ』でしょう。主人公の魔女ベヨネッタはハイヒールを履いており、そのかかとに銃が付いている印象的なデザインです。両手とハイヒールで4丁拳銃を扱うアクションは難易度の高いアクションを要求されるゲームなので、お酒を飲みながら遊ぶ際にはあまり酔いすぎないようにする必要がありそうですね。セクシーなボトルのお酒を楽しみながら、セクシーで危険なヒロインのアクションを楽しみましょう。



ワイン


・ペッシェヴィーノ(ワイン)

ペッシェヴィーノ ロッソ(赤)



ペッシェヴィーノ ビアンコ(白)



大きな魚型のボトルが特徴的な、カジュアルに楽しめるワインが「ペッシェヴィーノ」です。イタリアでは繁栄の象徴とされている鯛をかたどったこのボトルの中身は、カジュアルながら味わい深いワインが詰められています。

赤ワインの方は爽やかな口当たりと軽やかな果物の風味があり、それでいて甘さと酸のバランスがいいミディアムボディの味わい。白ワインの方は非常にフルーティな香りと酸味を持つ、爽やかでキリッとした辛口の味わいです。どちらも軽く冷やして飲むことで個性が際立ちます。イタリア本国だけでなく日本のイタリアンレストランにも定番のワインとして置かれていることも多く、特に魚料理と合うワインとして世界中で愛されているお酒です。


こちらのお酒は魚がメインの釣りゲームである『Reel Fishing: Road Trip Adventure』と一緒に楽しみたいですね。このシリーズは元々『川のぬし釣り』をルーツに持つ日本産の釣りゲームで、実はかなり歴史の長いシリーズです。主人公たちは大学の課題で魚の生態を調べるために、キャンプ旅行をしながら釣り場を巡っていくことになります。釣りのアクションもわかりやすいUIですし、日本産のゲームなので日本語対応なのも嬉しいです。「ペッシェヴィーノ」はシーフードにピッタリの味わいのワインなので、ゲーム内で釣れた魚を実際に購入して調理するという、ゲームと現実をリンクさせるマリアージュを試すのも楽しい遊び方かも知れませんね。



日本酒


・電球の酒 てんきゅう(日本酒)



懐かしいデザインの段ボール箱には、今ではほとんど見ることのできないレトロな白熱電球が入っている。これも実は「電球の酒 てんきゅう」という日本酒です。金具の部分を開けて中にはいっているお酒は、和歌山の高垣酒造が作っている「天久」と言う主力のお酒。少し熟成した感じを受ける、飴を思わせる甘めのお酒は厚みのある酸味がバランスを取っています。コクのある味わいは昔懐かしい日本酒の雰囲気があり、それでいて後口は綺麗に流れる不思議な日本酒です。

そのまま飲むのはもちろん、少し燗酒にするとコクがふくらみ独特の辛さが出てくるため、料理と合わせて楽しむのがおすすめです。ちなみにこのお酒、金具部分がしっかりと作られているので実際にソケットに差し込めるようになっているんです。もちろん内部にはフィラメントがないので光ることはありませんが。


こちらのお酒と一緒に遊びたいのは『ロマンシング サガ 2』です。サガシリーズで初めて戦闘中に技を覚える「閃きシステム」が導入された本作は、閃いたときに頭の上に電球が光るのが特徴です。攻略のための難易度が高いと言われるサガシリーズでは、早い段階で強い技を閃くことが何より重要な要素でした。「てんきゅう」を飲みながら頭の上に電球が光るのを楽しみにプレイするのも面白いと思います。



・千代寿 月夜の眠り 猫ボトル(日本酒)

月夜の眠り 黒猫ボトル



月夜の眠り 白猫ボトル



なんともかわいらしい表情の、眠っている猫の姿をモチーフに作られているのがこの「千代寿 月夜の眠り」と言うお酒。創業300年を超える歴史を持つ山形県の酒蔵、千代寿虎屋が醸しています。

赤いリボンがキュートな白猫ボトルには純米酒が入っており、すっきりとしたキレのある素直な味わいです。ゴージャスな金色リボンの黒猫ボトルには純米吟醸酒が入っており、吟醸酒らしいスッキリとした香りの良さと豊かなお米の味のバランスがいい美味しいお酒になっています。どちらも口当たりが良いため飲みやすく、日本酒があまり得意ではない人にも親しみやすい味わいです。お酒の特徴であるキレのよさを引き出すためにもキリッと冷やして飲むのがおすすめです。こちらのお酒を味わうときは白猫と黒猫の飲み比べをして、せっかくならば二匹一緒に飾りたいデザインですね。


こちらのかわいいお酒と一緒にプレイしたいのは、やはり同じくかわいい猫が登場するゲームの『ネコぱら』シリーズがおすすめ。パティシエの主人公と、擬人化されている猫たちが繰り広げるハートフルコメディのビジュアルノベルです。かわいい彼女たちとのお話を読みながら、美味しいお酒を飲めたらまさしく至福の時間と言えるでしょう。『ネコぱら』はゲームだけでなく、2020年1月にテレビアニメもはじまるので、今のうちにかわいいこちらのお酒を用意しておいて視聴しながら飲むのもいいかも知れません。




かわいいもの、かっこいいもの、懐かしいものなどデザインボトルには様々な個性があります。そのすべてが造り手のこだわりを感じさせるものです。世の中にはまだまだ個性的なボトルがたくさんあります。自分の好きなゲームの世界観に合うような、素敵なお酒を見つけるのも面白いのではないでしょうか。

ただ、気をつけなくてはいけないことは、お酒は酔う危険のあるものだということです。飲みながらのゲームプレイが盛り上がったからと、いつもより飲みすぎるようなことだけはないように注意してください。美味しいお酒も、楽しいゲームも、やりすぎは禁物です。あくまで己の健康を害さないように、楽しいゲームとお酒のライフを満喫してください!
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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