4月7日、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県に非常事態宣言が出されました。
非常事態宣言について
編集部一同、新型コロナウイルス感染症による影響を受けられた皆様に、 心よりお見舞いを申し上げるとともに、読者の皆さんが今も、そしてこれからも無事であることを祈っています。毎日毎日うんざりする情報ばかりではありますが、お互い嵐が過ぎ去るまで今はグッとこらえましょう。
Game*Sparkは、かねてより国・内外のライター/編集がほぼリモートで運営しているので、ある意味で平常運転のままです。運営するイードも早い段階でほぼリモートでの業務に切り替わりました。変わったことといえば、対面での取材や発表会がなくなったことくらいです。
とはいえ、リモートワークもなかなか浸透していないと聞きますし、どんな状況でも現場で働かないといけない仕事をされている読者の方には頭があがりません。
幸い家で仕事ができる方や、ぽっかり時間が空いてしまった学生のみなさんは、おそらくこの先の人生でもあり得ないくらいに家にいることが褒められると思うので、(ボチボチ仕事や勉強もしながら)思う存分にゲームをしてもらいたいと思います。セールで積んだままのゲームがきっと待っているはずです。ぜひ学生のみなさんは親御さんに怒られないよう、こちらの連載を参考に、英語の勉強を装ってもらうのも良いかもしれません。
連日連夜お伝えしているように、ゲーム業界においても新型コロナウイルスの影響は計り知れないくらいに甚大です。E3を含む数多のイベントが中止を余儀なくされ、既に8月のgamescomも実施可否が検討されている以上、このままズルズルいけば9月の東京ゲームショウ実施も議論の俎上にあがってくることでしょう。次世代機発売という節目のタイミングなので、なんとか状況が落ち着いているといいのですが……。
また、パブリッシャーやデベロッパーもリモートワークへの切り替えが進んでいるようですが、大手ほど本来想定していない開発体制の移行にてんやわんやしていると聞きます。やはり開発スタッフは出社して作業せざるを得ない状況もあるようで、とある海外パブリッシャーは「ようやくリモートでの開発環境が整ってきた」とも話していました。
ユーザーからすれば、楽しみにしている作品がちゃんと発売されるのかというのは非常に大事なことだと思いますし、ただでさえ気が滅入る状況で期待していたゲームが延期されるのは、とても辛いでしょう。とはいえ、今はクリエイターもユーザーもゲームに関わる全ての人が健康を最優先にしてほしいと思う次第です。苦しい状況になっても必ずどこかでゲームを心底楽しめる日がくると思いますが、命が尽きてしまってはそれも叶いません。素晴らしいクリエイターやスタジオにコロナウイルス感染症の罹患者が出たというニュースを報じなくてもいいことを願うばかりです。
Game*Sparkごときに説教されなくてもわかってらぁという声も聞こえてきそうなので、このあたりで終わりにするとして、編集部は先ほども述べたように、至って平常稼動を続けています。相変わらずスパくんは腸引き裂かれてるし、吉田おじさんはいつも通りゲームしてるし、大原君は相変わらず無職です。
もちろん新型コロナウイルス関連のゲーム情報もお伝えすることにはなりますが、なるべく日常と変わらずに、ニュースとちょっとした特集をお届けしていきます。海外のインディーデベロッパーへのミニインタビューについては、これまでも、これからもメールで完結するので、各国の状況やクリエイターの近況も聞きつつお伝えしていく予定です。外の状況は一変してしまいましたが、Game*Sparkはこれまで通りでありたいと思いますのでよければ見にきてやってください。
そして、編集部では随時ライターも募集していますので、時間に余裕ができてしまった学生の読者や、リモートワークしてるけど少し時間があって副業もいいなと思っている方はぜひご応募ください。もちろん全てリモートで対応します。詳細はこちら。
今はとにかく「#StayHomePlayTogether」「#PlayApartTogether」。落ち着いた暁には嫌というほどの復興&外出キャンペーンで家から追い出されるはずなので、今はありがたくゲームをしましょう。
Game*Spark/インサイドでは、編集部員などを交えて読者同士で交流出来るDiscordサーバーも開設しています。そんなに盛り上がってもいないですが、常に誰かしらはいてゆるゆるとコミュニケーションをとっているので、こちらも興味があればぜひご参加ください。
……と、これだけ終わるのもしまらないので、外に出なくても即買えるDL版、かつセール中のタイトルを中心に、おすすめゲームを何本か紹介して終わりたいと思います。
まずはPS4
『ゴッド・オブ・ウォー デジタルデラックス版』(セール価格1,595円)
古代ギリシャ神話をテーマにした高評価アクションアドベンチャーの新章。親となったクレイトスの新たな冒険が描かれる。
『Days Gone デジタルデラックスエディション』(セール価格2,695円)
ゾンビ渦で崩壊した世界。アメリカオレゴン州を舞台に、ある賞金稼ぎの男と彼にまつわる人々の姿や混乱を描く、オープンワールド型のサバイバルアクションアドベンチャー。
『XCOM 2 Collection』(セール価格3,004円)
突如現れた宇宙人になすすべなく占領された世界。偽りの幸福のもとに人類を支配する彼らに対し反旗を翻す反乱軍の戦いと運営の指揮を行うストラテジー。ターン制のシビアな戦闘パートも魅力。
『ハードコア メカ』(セール価格1,600円)
日本のロボットアニメ・ゲームの影響が色濃い横スクロールアクション。美麗なアニメーションのほか、お約束満載なストーリーモードも特色。
『レックフェスト』(セール価格2,490円)
車両の細かい破壊表現と、コンタクト上等なラフなレース内容が特徴の、『デストラクションダービー』シリーズを思い起こさせるレースゲーム。デモリッションダービーなども行えるほか、登場車両はカスタムも可能。
つづいてXbox One
『レッド・デッド・リデンプション2』(セール価格3,941円)
西部開拓時代をテーマにしたオープンワールド型クライムアクション。時代の移り変わりに取り残され、消えゆく運命のギャングたちの姿を、緻密なディティールで描く。『1』の前日譚にあたる物語。
『The Sims 4 Deluxe Party Edition』(セール価格1,296円)
ある家庭の人々と家の様子をシミュレートする、ライフシムシリーズの一作。感情移入した人々の日々の営みを眺めるのは独特の魅力。
『アサシン クリード オデッセイ - デラックスエディション』(セール価格3,304円)
人気オープンワールドステルスアクションシリーズの一作。今回は古代ギリシアを舞台に冒険の幕が開く。緻密な歴史的考証も健在。
『ソウルキャリバーVI』(セール価格770円)
長年続く剣戟対戦格闘シリーズのリブート作。物語自体がリセットされているため初心者でも入りやすく、大ボリュームのシングルプレイヤーモードもミッションクリア型とRPG風味の2種が搭載。
『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』(セール価格1,320円)
人気ライトノベルのゲームシリーズの一作となるアクションRPG。スピンオフも作られた「ガンゲイル・オンライン」を舞台に、本作オリジナルの、キャラメイク可能な主人公を操りVRMMO世界の冒険へと旅立つ。原作の「ガンゲイル・オンライン」の物語をモチーフにした(同作のゲームシリーズは原作とキャラ設定が異なる)ストーリーも並行して展開する。
そしてスイッチ
『あつまれ どうぶつの森』
人気スローライフゲームの新作。今回は無人島を舞台に、なにもないところから望みの生活を送っていこう。
『Everspace - Stellar Edition』(セール価格2,925円)
ローグライクな宇宙戦闘機フライトシューター。美麗な宇宙を飛び回りながら、毎回変わるそれぞれのエリアで起こるイベントを切り抜け、最奥の目標を目指せ。
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』(セール価格5,374円)
シビアなバランスが魅力の3DダンジョンRPG。キャラクターの部位破壊や、多数のプレイヤーキャラをまとめて1キャラとして扱い、大人数での戦闘を実現するシステムが特徴。キャラのポップな外見からは想像もつかない重厚なシナリオも大きな魅力。
『DEMON'S TILT』(セール価格1,750円)
かつてのナグザットピンボールシリーズなどの影響も見られるピンボールゲーム。ドット絵ながらエフェクトを巧みに使ったリッチなグラフィックやノリノリのサウンド、デジタルピンボールならではのダイナミックな演出とルールがまとまった一作。
『Toki Tori』(セール価格100円)
どこか憎めない特徴的な鳥のキャラクターを操りパズルをこなしていく、面クリア型のパズルアクション。時間の巻き戻しができ、ゲームオーバーもないので腰を据えてプレイ可能。
最後はPC
『X4: Foundations』
NPCらの活動が詳細なオープンワールドを舞台に様々な活動を行っていくフライトシューター。戦闘だけでなく、交易や、経済への介入、多数の部下による勢力圏の構築などをシームレスで体験可能。
『No Man's Sky』(セール価格3,040円)
惑星・星系・銀河、全てが膨大なスケールで送られる宇宙探索アクション・アドベンチャー。武器や船に至るまで全てが自動生成ならではな、プレイヤーごとの一期一会の冒険は唯一無二の体験です。
『Space Engineers』(セール価格1,435円)
宇宙船を細かくクラフト可能なサンドボックスタイトル。サバイバル要素は少ないものの、とことんこだわった宇宙船や各種メカの作成や操縦は時間がいくらあっても足りないほど。Modで宇宙船との戦闘要素なども増加できます。
『Mount & Blade II: Bannerlord』(セール価格4,932円)
架空の中世国家を舞台にした剣戟アクション・ストラテジーシリーズの新作。早期アクセスながら十分なプレイが可能で、立身出世の楽しさを時間を忘れて味わうことができます。
『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』(セール価格597円)
頭を空っぽにして楽しめる美少女ガンシューティング。ルートごとの引き継ぎ要素も薄いため、お手軽にプレイできるのが魅力です。
『Dusk Diver 酉閃町』(セール価格1,950円)
台湾・西門町を舞台にした3Dアクションゲーム。日本作品とも遜色ないオシャレ感や物語もとっつきやすい一作。
『Road Redemption』(セール価格792円)
自動生成のコースで、次々湧いてくる敵ライダーを武器や銃器で蹴散らしながら最終ステージを目指すハチャメチャバイクレースゲーム。
『Moon Hunters』(セール価格228円)
毎回変わる物語や独特のしっとりした雰囲気が特徴のローグライクアクションゲーム。幕間のアドベンチャー的な成長パートも見どころ。
『War for the Overworld』(セール価格447円)
『ダンジョンキーパー』の流れを汲むダンジョン経営ゲーム。モンスターを率い、侵入者を血祭りにあげ暗黒の王となれ。
『インディヴィジブル』(セール価格2,568円)
横スクロールアクションと、ターン制RPGが融合した作品。ターン制RPGパートでもアクション操作で有利になる要素も。トリガーの手掛けるOPアニメーションも魅力。
『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』(セール価格2,100円)
問答無用で時間が削れる「あと1ターン」。民族の指導者となり、過去から現在までの歴史を、文明の成長と外交、戦争を駆使して駆け抜けよう。
おまけ
はやりの背景画像用に、我らがスパくんの低クオリティ素材も用意しました!全く使えそうにないですが、煮るなり焼くなりお好きにお使いください。(じゃんげま版も準備中ですのでお楽しみに。)