50年の歴史を持つ世界最大級のポップカルチャーの祭典「Comic-Con International: San Diego」(通称San Diego Comic-Con, SDCC)ですが、主催者のComic-Con International(CCI)は新型コロナウイルスによる現在の状況を鑑みて、2020年の開催が中止となったことを発表しました。
CCIは当初、数え切れないほどの参加者が毎年のイベントのために貯金して計画を立てていること、多くの出展者や関係者が生活の大部分をイベントに依存していることなどを考慮し、夏までの事態終息を期待して決断を遅らせたいと考えていたものの、開催地であるカリフォルニア州のニューサム知事による健康に関する勧告と継続的な監視の声明を受けて計画の続行は危険であると判断したとのこと。
広報担当のDavid Glanzer氏は「異常事態には特別な措置が必要です。この措置をとるのは悲しいことですが、正しい決定だとわかっています。私たちは皆が愛し、楽しめるコミュニティに再び参加できるようになる日を心待ちにしています」と語っています。時にはゲームに関する新発表なども行われていた「Comic-Con International: San Diego」。2020年は開催中止になってしまったものの、2021年は現地時間7月22日から25日にかけて開催が予定されています。
※UPDATE(2020/04/19 14:31):来年の開催予定日時に誤りがあったので修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。
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