最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。
今回は2020年5月14日にFS StudioよりPC向けにSteamでリリースされた『NIBIRU』について生の内容をお届けしたいと思います。
『NIBIRU』とは
『NIBIRU』は未知の惑星を探索するサバイバル・アドベンチャー系のFPSです。宇宙船が墜落してしまい、とある惑星に放り出された7人の宇宙飛行士。彼らは生き残るためのサバイバルをこなしつつ、惑星の調査を行います。
『NIBIRU』の実内容に迫る!
ゲームを開始すると宇宙船内でキャラクター選択。おのおの得意なスキルを持っているようです。この手のゲームは採掘が得意だと楽なんじゃないか……?と想像し「Miner」のスキルを持ったGeology、地質学者のJacquelineを選択。フランス生まれの28歳だそうです。
宇宙船は墜落し、謎の惑星に墜落したシーンから始まります。船の残骸を調べろといわれるので色々探します。
原生生物がのっしのっしとやって来ます。対処法も無いので死を覚悟していると……。
無視されました。見た目から想像していたような危険生物ではなかったようです。
改めて船の残骸を調べると、拳銃やファーストエイドキット、食料などを入手。とりあえず急場を凌げたと思いたいところです。
画面左下のゲージは上から酸素、スーツのバッテリー、自身のスタミナ、空腹度。このままでは酸素とバッテリーが無くなってしまうので、次はそれらを探しに行きます。近くに宇宙探査車があるそうなので、そこを捜索へ。
ありました。思ったより大きいけど。ある程度近づくと赤いマーカーが付くので捜索しやすいのは親切な作りです。
スーツバッテリーと酸素タンクがありました。ありがたい……。もう一つの「Multitool cartridges」は採掘ツール用のエネルギーです。これも頂いておきます。
採掘はそこらに転がっている大きな鉱石に採掘ツールのビームを当てて行います。ビームの残量が切れてしまった場合はナイフをガシガシと当てることでも行えますが、ビームが7回で破壊できるのに対してナイフは20回と時間がかかります。後で書きますが、夜になると何かと危険なので、ビームがあるうちは時間の節約のためドンドン使っていきたいところです。
鉱石などのまわりにはこういった謎のドローンが飛んでおり、原生生物やプレイヤーなどが視界に入ると見境なく攻撃してきます。銃撃で倒せはしますが、何も落としてくれないのでできるだけ無視しましょう。
鉱石を集めたり、原生生物を倒していると時々レベルが上がります。レベルが上がるともらえるポイントで新たなスキルを取得でき、サバイバル生活がだんだんと楽になっていきます。
いくつかのポイントをたどっていくと、メインベースを探すように言われます。マップにセットされたマーカーをたどって行くと、大きな建築物が見つかります。
メインベース発見!……ただしまずは修復
無事メインベースに到着。ただし、電力も酸素も無いのでここからはベースの修復を進めていきます。
まずは電力を復旧させるためにNibiriumを収集します。外で見つかる青色の鉱石を砕いて……。
アイテム作成機で粉にし、ジェネレーターに入れると電力が復旧。各設備が使えるようになります。
この後も食料を育てたり、少しずつですが人間らしい生活を取り戻します。
惑星に夜が来ました。夜になるとあたりに危険な生物がウロウロしだすので、遠出をする際はしっかりと回復アイテムや弾薬の準備が必要です。もしくは昼になるまでジッとベースで待つのも手です。その場合でも酸素とスーツ電力が減っていくので、どちらのリスクを取るか、という感じになってしまいますが。
まとめ
実のところ、サバイバル作品の新作を好むユーザー以外にとって本作は、出来が非常に悪い、ということはないものの、厳しいことを言ってしまうと特徴不足、「このゲームでないとダメだ!」という点が見つけづらい内容です。
また、原生生物に襲われた際などに用いる銃の射撃感もちょっと物足りなさを感じます。しかしながらまだ本作は早期アクセスが始まったばかり。このあたりは全体的なゲームバランス含め、後々改善されることを期待したいところでしょう。『NIBIRU』は5月21日までスペシャルプロモーション中のため、15%オフの1,037円で購入できます。
タイトル:NIBIRU
対応機種:PC
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年5月14日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:1,220円