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【吉田輝和のVR絵日記】このアイアンマン、戦闘以外にもバスケや筋トレをするぞ!『マーベルアイアンマン VR』

どうやら「アイアンマン」のことを知らなくても楽しめるようです。

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【吉田輝和のVR絵日記】このアイアンマン、戦闘以外にもバスケや筋トレをするぞ!『マーベルアイアンマン VR』
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今回プレイするのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたPlayStation VR専用ゲーム『マーベルアイアンマン VR』。本作は、アイアンマンになって、大空を自由に飛び回りながら敵と戦うアクションゲームです。

いわゆる「ファン大興奮のアイアンマンなりきりVRゲーム」なのですが、僕はこれまでに「アイアンマン」の映画やコミックには全く触れてこなかったため、本作がアイアンマンとの初遭遇になります。


実は、ブラック企業に勤めていたころに映画のBlu-rayを購入したのですが、観る暇も元気もなく……結局観られませんでした(虚無)。

まだチュートリアルなのに……満足度めちゃ高!



まずはチュートリアルだ。スーツの性能テストのていで様々なガジェットの使い方を学んでいく……のだが、前述の通り、これが「アイアンマン」との初遭遇なので事前知識は悪と戦うヒーローモノであることしか知らない。



そんな僕でも楽しめるのか見せてもらおうじゃあないか。PlayStation Move モーションコントローラー(以下:PS Move)を2本使用して、ゲーム開始だ!


手のひらから噴射されるジェットを使うと空中に浮かべる。

手のひらを下向きにすれば上昇し、後ろに向けると前進する。なるほど、手のひらの向きで操作するのね。


早速、指定された目的地へ飛んで向かう。


より速度を出そうとして思わずスキージャンパーみたいなポーズになってしまった。

まあポーズに意味はない。


目的地に到着。今度はターゲットを撃ち抜く攻撃の練習だ。

手を動かして照準を合わせ……発射!


次は指定されたチェックポイントを通過するタイムアタックレースだ。

狭い崖を通る時は、手のひらの向きを細かく動かして速度調節をし、障害物のない開けた場所では目一杯速度を出して一気に通り抜ける!

空中での移動は慣れが必要だが、思い通りの軌道で飛べた時はそりゃもうたまらなく気持ちが良い。もしかして今の僕、格好良いのでは?と思ったのだが……


現実の姿はこんなもん。盆踊りだ。

空を飛び、的を撃ち、レースを走り抜ける……まだ操作確認のチュートリアルなのに満喫してしまった。

バスケに筋トレに飲食……やれることいっぱい!



ゲームは、スーツを着ていない生身のパートと、スーツを着て大空を飛び回って敵と戦うバトルパートに分かれている。


行きたい場所に視線を合わせてボタンを押すとワープ移動する。自由移動は出来ないが、VR酔いしやすい僕にはこちらの方がありがたい。


写真や本といった持ち上げられるオブジェクトが多い。タブレットは指でスライドするとページがめくれるなど、結構細かく作り込まれている。


自宅内には遊戯設備があり、実際に遊べるようになっている。


シュートの成功率でハイスコアを競うバスケゲーム。ゲーセンでよく見かけるやつじゃん!


両手にグローブをはめてサンドバッグを殴る。

中学生くらいの時、部屋にサンドバッグ欲しかったなあ……。


懸垂やダンベルなど筋トレ設備も充実している。


もちろん、実際に負荷がかかるわけではないので、いくら筋トレしても現実の僕はマッチョにはなれないのだが、マッチョになった雰囲気は味わえる。


運動したあとは、冷蔵庫のサンドイッチや果物をムシャムシャ。

ゲーム進行的にはおそらく意味はなさそうなのだが、VRゲームは干渉可能なオブジェクトが多ければ多いほどワクワクしちゃうのだ。


こういうしょーもないイタズラもついついやっちゃうよね!

世界の大空をハイスピードで飛び回れ!



主人公のトニー・スタークがいかにしてアイアンマンになったのか……といった細かい説明はなく「その辺はもうご存知でしょ?」と端折られている。「アイアンマン」ほどのメジャータイトルになると皆知っているから問題ないのだろう。

本作のストーリーはゲームオリジナルで、世界各地に現れた正体不明の敵との戦いが描かれる。


最初のステージでは、飛びながら燃え広がる飛行機を修理する。

飛行機の速度よりアイアンマンの飛行速度の方が早いので微調整が必要だ。慣れるまでちょっと難しい……。


飛行機相手にマウントし出すおじさん。


ステージをクリアするとスコアに応じたポイントが入手出来る。


ポイントと交換で新しい武器が装備出来るようになる。

スーツカラーも変更出来るのだが、一人称視点なので自分では目にする機会があまりなくて残念だ。

とりあえず、今回はスマートミサイルを装備してみた。敵を最大5体までロックオン出来る追尾型のミサイルだ。早く敵に撃ち込んでみたくてうずうずする!


次のステージは、綺羅びやかなネオンが眩しい上海だ。

近未来サイバーパンクっぽい!かっこいい~!


敵を発見!早速新しく入手したミサイルの出番がやってきた!

敵に照準を合わせてロックオン……そして全弾発射!


思わず「やったか……!」と大体やってない台詞をつぶやいてしまう。


大体9時間でクリア出来ました。VRゲームにしてはまずまずのボリュームだと思います。

僕は、VRに限らず3D酔いしやすい体質なので、プレイする前は「これだけ空中を飛び回ってるんだから酔いそうだな……」と不安な気持ちになりましたが、驚くことに一切酔いませんでした。いつもVRゲームをプレイする時は20分ごとに休憩しているのに、本作は2時間ぶっ通しでプレイできたんです。最長記録!

空中移動の操作は慣れが必要ですが、コツさえ掴めればかなり自由に飛び回れて気持ち良かったです。バスケゲームや筋トレ設備など、ゲーム進行に関係のないお遊び要素が充実していたのも嬉しかったです。

コミックや映画は未視聴でも「アイアンマンがなんか悪いやつを倒す!」程度の認識があればゲームとしては十分楽しめます。ただ、トニー・スタークがアイアンマンになるまでの経緯などは「知ってるでしょ?」といった感じで省かれているので、より楽しむためには先に映画などを観ておいた方がいいでしょう。

手放しで満点!というわけではありませんが、VRゲームとしてのクオリティはかなり高く、プレイして損はないと思います。ただ、プレイするならPS Moveが2本必要なので、そこを留意しておいてください。

『マーベルアイアンマン VR』は、PS4を対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
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《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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