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一番の戦術は、他プレイヤーにボートを作らせるよう説得すること―トレジャーハントパーティーゲーム『Raiders Of The Lost Island』開発者ミニインタビュー

絶妙な協調性が求められます。

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一番の戦術は、他プレイヤーにボートを作らせるよう説得すること―トレジャーハントパーティーゲーム『Raiders Of The Lost Island』開発者ミニインタビュー
  • 一番の戦術は、他プレイヤーにボートを作らせるよう説得すること―トレジャーハントパーティーゲーム『Raiders Of The Lost Island』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Last Tales開発、PC向けに9月3日正式リリースされたトレジャーハントパーティーゲーム『Raiders Of The Lost Island』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、2~4人で遊ぶ「半」協力トレジャーハントパーティーゲーム。不思議な島を舞台に宝を集め、互いを邪魔しながら、最も多くの宝を集めた人が勝利します。しかし島は時間が経つと沈んでしまうため、力を合わせてボートを作らなくてはいけません。ボートが完成しなければ全員が溺れてしまい、勝者はいません。記事執筆時点では日本語未対応。

『Raiders Of The Lost Island』は、1,320円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Alexandru Simion氏(以下Simion氏)こんにちは、Alexandru Simionです。初めてゲームをプレイした日からずっと、ゲーム作りへの熱い情熱を持っています。ゲーム業界で働き始めたのは2000年で、まもなくユービーアイソフトから発売される『ウォッチドッグス レギオン』などといったエキサイティングなプロジェクトに参加してきました。時間がある時には自分でインディーゲームを作ったり、ゲームジャムに出たり、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をプレイしたりしています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Simion氏本作の開発は、Global Game Jam 2017において数人の友達と一緒に始めました。その後、このゲームが本当に楽しかったので、開発を続ける決心をしたのです。開発期間中にも、Dev.Playにおいてベストデザイン賞とベストゲーム賞を受賞しています。本作は2019年、London Casual Connectとgamescomにも出展されました。会場では皆さんに楽しんでいただき、そのおかげで開発を続けられたのです。そしてあれから3年、ついにSteamでフルリリースができました。


――本作の特徴を教えてください。

Simion氏本作はユニークなコンセプトを採用しています。本作は、「半」協力パーティーゲームなのです。各プレイヤーはたくさんの宝を集めて勝利を目指しますが、生き残るためには協力し合わなければいけません。本作に出てくる島々は呪いがかけられており、4分ほどで沈んでしまいます。誰もボートを作らないと、みんなが敗北してしまうのです。ボートができれば、一番多く宝を持っていた人が勝利します。プレイヤーたちには駆け引きが求められ、一番の戦術は、他のプレイヤーにボートを作らせるように説得するということなのです。いくつ宝を持っているのか他のプレイヤーに明かさなければ、駆け引きが発生します。時間が経てば経つほど、駆け引きは激しくなります。誰も他のプレイヤーを助けたいとは思わないでしょうが、同時に、誰も負けたくないと思うからです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Simion氏私はボードゲームの大ファンですので、影響を受けたものの一つが「禁断の島」というボードゲームです。本作と似たようなアイデアですが、こちらは完全に協力プレイです。本作のアイデアのきっかけになったのは、ある時、私たちがゲームで遊んでいて、みんなで協力して特別な宝を手に入れなくてはいけないというのに、子供たちが「自分が取る!」と喧嘩をし、結果としてクリアできなかったということでした。そこから、プレイヤーたちが競争する必要がありながらも、協力もしないと進めないというアイデアを思いついたのです。また、沈みゆく島で宝を探すというテーマと、ビジュアルや面白いキャラクターという面では、インディー・ジョーンズを参考にしています。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Simion氏ローカライズは予定に入っていたのですが、リリースには間に合いませんでした。いつかは対応させたいと思っています。有志翻訳は大歓迎ですので、もしお手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。次はニンテンドースイッチ版のリリースを目指しています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Simion氏それほどありませんでした。新型コロナが広がりを見せると、すべて自宅から仕事をするようになりました。昼間の仕事が終わった後、同じ椅子に座って次の仕事をするのは少し辛かったですが、なんとかなりました。それにしても、2019年のgamescomで本作を披露できて本当に良かったと思っています。今ではどんなイベントにも行けませんからね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Simion氏もちろんです。ぜひ見てみたいです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Simion氏本作を通して、こんなに遠くの方々に私の声が届くのは光栄です。日本の様々な文化がとても好きなので、いつか日本に行ってみたいと思っています。お身体に気をつけてお過ごしください。

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》

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