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作り込んでみないと、どれだけ奥深さがあるシステムになっているかわからない―オープンワールドパズル『A Monster's Expedition』開発者ミニインタビュー

開発者のリュックへの愛着がすごい。

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作り込んでみないと、どれだけ奥深さがあるシステムになっているかわからない―オープンワールドパズル『A Monster's Expedition』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Draknek & Friends開発、PC/Mac向けに9月11日リリースされたオープンワールドパズル『A Monster's Expedition』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、不思議なモンスターが「ニンゲン」の歴史を探るために、数百にも及ぶ島々を巡るオープンワールドパズルアドベンチャー。島に生えている木を切り倒し次の島への橋を架けるというシンプルなパズルと温かみのあるグラフィック、そして説明文に見られる独特なユーモアが特徴です。日本語にも対応済み。

『A Monster's Expedition』は、2,050円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Benjamin Davis氏(以下Davis氏)こんにちは!Benjamin Davisです。Alan Hazeldenと一緒にこれまでに3つのパズルゲームを作ってきました。『A Good Snowman Is Hard To Build』『Cosmic Express』、そして本作です。私の主な仕事はプログラミングですが、他の分野の作業もよくします。システムデザインからアニメーションまで、やらせてもらえるなら何にでも首を突っ込みますよ!

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Davis氏『Cosmic Express』をリリースしてすぐあと、私たちはスウェーデンの田舎にあるStuganというゲーム開発支援プログラムにゲームのアイデアを提出しようと思いました。そのために、私たち二人はパズルゲームでありながらも探索要素のあるプロトタイプをいくつか作ったのです。パズルゲームというのは実際に作り込んでみないと、どれだけ奥深さがあるシステムになっているかわかりません。まさか開発に3年半もかかるなんて思いもしませんでした!本作はとにかく徹底的に作り込みましたので、本物のパズルゲーマーの皆さんにも楽しんでいただけると嬉しいです。


――本作の特徴を教えてください。

Davis氏プレイヤーは好奇心旺盛なモンスターを操作します。彼はEnglandlandの「ニンゲン」の歴史に関する博物館を歩き回るのですが、これを作ったモンスターたちは「ニンゲン」のことをあまりよくわかっておらず、あらゆる点で少し勘違いしています。あと、主人公のモンスターは可愛いリュックを背負ってますよ!そうそう、このモンスターは「歩き回る」と言いましたが、実際はパズルを解いて世界を旅します。プレイ中に行き詰まらないように配慮しましたので、もし行き詰まったような気がしても、別の方向を探索してみれば、別の道が見つかるかもしれません。あ、リュックの話、しましたっけ?

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Davis氏本作は『A Good Snowman Is Hard To Build』の精神的続編です。この作品はモンスターとなり、可愛い雪だるまを作るというゲームでした。この作品と本作はどちらもマス目上でブロックを押すという数多くある倉庫番ライクなゲームの一種です。しかし、本作では可愛いリュックを背負ったモンスターが登場します。本作のプロトタイプ第一弾は、PuzzleScriptという、本作のようなパズルゲームをとても簡単に作れる方法で作りました。面白いアイデアの小さなゲームがライブラリとして収録されてますので、パズルゲームが好きでしたらぜひ一度試してみることをオススメします。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Davis氏私たちはリモートで作業をしていますので、パンデミックへの対応はできていました。とはいえ、ロックダウンが始まると気分は落ち込み、外に出たくて仕方なかったです!パンデミックと言うこともあり、このタイミングでリリースするべきか悩みましたが、皆さんの良い気晴らしになれば良いと思いリリースを決定しました。本作に対する皆さんの反応を見るのはとても嬉しいです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Davis氏ぜひ配信してください。皆さんが笑ったり、イライラしたり、パズルが解けたりする瞬間をぜひ見てみたいです。収益化ももちろん大丈夫ですよ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Davis氏皆さんに私たちのユーモアが伝われば幸いです。そして私たちが作り出した一風変わった世界を楽しんでください。本作に登場する展示物は、あるモンスターのとても偏った視点で書かれています。翻訳家の皆さんは大変苦労されたことでしょう。

何はともあれ、皆さんの健康をお祈りしております。いつか世界は元に戻り、安全に旅をできる日が来るでしょう。その時はぜひ皆さんのところに冒険(Expedition)に行こうと思っています。

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》

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