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「Ludosityユニバース」に物語とキャラクターの個性を追加した―スマブラ風アクション『Slap City』開発者ミニインタビュー

日本語に完全に対応し、来年初旬には家庭用ゲーム機でもリリース予定!

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「Ludosityユニバース」に物語とキャラクターの個性を追加した―スマブラ風アクション『Slap City』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Ludosity開発、PC向けに9月18日正式リリースされたスマブラ風アクション『Slap City』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、開発元であるLudosityのこれまでの作品に登場したキャラクターが参戦する、スマブラ風格闘アクション。最大4人のプレイヤー(ローカル&オンライン)で様々なプレイモードが楽しめるほか、キャラクター別のシングルモードも搭載。記事執筆時点では日本語未対応。

『Slap City』は、2,050円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Joel Nystrom氏(以下Nystrom氏)Ludosityの代表、Joel Nystromです。私たちはスウェーデンの小さなインディースタジオで、これまでに『Ittle Dew』『Princess Remedy』そして多くの小さなゲームを開発してきました。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Nystrom氏数年前、私たちは今よりもかなり小さなチームだったのですが、当時友人のEliasがよく私たちのオフィスに遊びにきていたのです。彼はそこで個人的なプロジェクトをやったりしていたのですが、それから一年ほど経ったある日、彼は私たちのゲームに登場するキャラクターたちを、動作チェックと見た目のチェックのため自分のゲームで使えないかと聞いてきたのです。結果的にこれが本作となりました。この作品が実に素晴らしい出来だったので、私たちはEliasをチームに入れ、チーム全体で本作を完成させることとしたのです。


――本作の特徴を教えてください。

Nystrom氏EliasもDanielも『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの大ファンですので、本作はシリーズが何十年もかけて築き上げてきたあらゆる知識を基に作られています。それでも、シリーズにおける私たちが好きな部分はそのまま残したり洗練したりし、逆にあまり好きではない部分は排除しています。また、私たちは「クラッチシステム」を追加しており、これによりゲームに奥深さを加えています。本作のシステムは馴染みがあるものでありながら、キャラクターたちはあまり馴染みのないものとなっています。彼らは変な見た目ですし、動きも少し変わっています。これらのキャラクターデザインに、私たちは新しいアイデアを思いっきり詰め込みました。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Nystrom氏本作のキャラクター、ワールド、ユーモアは私たちが今までに作った『Ittle Dew』と『Princess Remedy』から持ってきています。これまでに作ったすべてのゲームがある意味「Ludosityユニバース」となっているのです。本作では、そのユニバースに物語とキャラクターの個性を追加しました。ゲームとしての本作はもちろん『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズから直接的な影響を受けていますよ。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Nystrom氏本作は日本語に完全に対応してリリースされる予定です!家庭用ゲーム機向けのデジタル版とパッケージ版の発売を、来年の初旬に予定しています。もしそれまで待てないと言うことでしたら、英語にはなりますがSteam版を楽しんでください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Nystrom氏ほとんどありませんでした。パンデミック以前から、すでに私たちはリモートで作業をしていましたので。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Nystrom氏はい、配信していただいてめちゃくちゃOKです。そうすることでお金が稼げるのでしたら、お互いにWin-Winですね。(笑)

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Nystrom氏日本のゲームこそ、私たちの作品に影響を与えてくれたものですので、日本のファンの皆さんからの声が聞けることを楽しみにしています!日本語訳が行われて、本作がより多くの方に届くことを祈っています。私たちが本作の開発を楽しんだのと同じぐらい、皆さんにも本作を楽しんでいただけると幸いです!

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》
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