デザイナーのキャサリン・アレクサンダー氏は、9月18日に発売された『WWE 2K バトルグラウンド(WWE 2K Battlegrounds)』に登場する選手のタトゥーの無断使用が著作権侵害にあたるとして、テイクツー・インタラクティブを提訴しました。
同社は2016年にも『NBA2K16』内に登場する実在選手のタトゥーの使用をめぐって、タトゥースタジオSolid Oak Sketchesから訴訟を受けていました。その際には、原告の主張に対して「同社は有名プレイヤーが公の場、映画や写真といったメディアに登場するたびに許可を求め、また選手たちの姿を忠実に再現しようとする将来の作品を禁止し、それらかの損害賠償請求を主張していることになる」とゲーム内でのタトゥー表象が著作権侵害にはあたらないことを主張し、今年3月の行われた裁判ではそれが認められています。
The Hollywood Reporterによれば、同作に登場するランディ・オートン選手が両腕に入れているタトゥーがゲーム内で忠実に再現されていることが、デザイナーであるアレクサンダー氏への著作権侵害にあたるかどうかが争点となっているようです。アレクサンダー氏はオートン選手に、先住民モチーフのデザイン、聖書の一節、鳩、ばら、髑髏の6つのタトゥーを彫っています。
タトゥーの帰属先は、アレクサンダー氏とオートン選手とのあいだにタトゥーの著作権に関する取り決めがあったかどうかが関わってくる模様です。連邦地方裁判所裁判官Staci Yandle氏は、「アレクサンダー氏とオートン選手とのあいだでタトゥーの複製や配布の形式に関して話し合いが行われていたのかは不明です。また、オートン選手がタトゥーの使用を他者に許可できる二次ライセンスを保持しているかも定かではありません」と述べ、従来のテイク・ツー側主張に一旦留保をつけたうえで裁判の必要性に言及しました。
『WWE 2K バトルグラウンド』はPC/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/Stadia向けに発売中です。
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