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ゲームとクリエイティブどちらも圧倒的性能でこなす「アルティメットノート」が登場!「GeForce RTX 30」シリーズ搭載のMSIゲーミングノートPC発表会レポ

MSIが1月13日におこなった新製品発表会をレポート。「アルティメットノート」と題した、ゲーマーもクリエイターも満足させるハイエンドゲーミングノートPCが発表されました。

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ゲームとクリエイティブどちらも圧倒的性能でこなす「アルティメットノート」が登場!「GeForce RTX 30」シリーズ搭載のMSIゲーミングノートPC発表会レポ
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MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンは、1月13日に国内メディア向けの新製品発表会をオンラインで行いました。この発表会では、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 30 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPC、3モデルが公開。そこで本稿では、ここで公開された新製品について紹介していきます。

新製品に搭載されているNVIDIA Ampere アーキテクチャを採用したゲーミングノートPC向け「GeForce RTX 30 Laptop GPU」シリーズは、リアルタイムレイトレーシングやDLSS 2.0など、デスクトップ向けのものと同様の機能に対応。また、フレームごとにGPU・CPU間の電力差を自動で調整して、全体の消費電力を増価させることなくパフォーマンスを上げるDynamic Boost 2.0という新機能も追加しています。

この「GeForce RTX 30 Laptop GPU」シリーズと、第10世代 インテルCoreプロセッサを搭載したこれらのラインナップは、高解像度でのゲームプレイのみならず、動画編集などのクリエイティブな作業もハイエンドデスクトップと同じレベルの処理性能で実行できるとのこと。さらに「アルティメットノート 圧倒的性能をその手に」とのスローガンを掲げ、今までのゲーミングノートでは考えられなかった性能に驚くことになると語りました。

このラインナップでは、ハイエンドで薄型軽量の「GS66 Stealth」、同じくハイエンドで性能を重視した「GE76 Raider」が登場しています。またミドルクラスのモデルでは、デザインや機能を最適化してより多くのユーザーが購入しやすくなった「GP66 Leopard」が登場。さらに、まだ詳細は明かせないものの、薄型軽量のミドルクラスモデルとして「GF65 Thin」「Stealth 15M」「GF75 Thin」の3つも販売する予定を明かしました。


「GS66 Stealth」

薄型軽量モデルの「GS66 Stealth」は、通常とは異なる薄型ゲーミングノート向けに開発された「Max-Q Technologies」を採用したタイプの「GeForce RTX 3080 Laptop GPU」を搭載し、CPUには8コア16スレッドの「Core i9-10980HK」を採用しています。ディスプレイは15.6インチで、ゲーマー向けのフルHD・300Hzの液晶パネルと、クリエイター向けの4K対応パネル搭載モデルの2種類が存在。バリエーションモデルには「GeForce RTX 3070 Laptop GPU」と8コア16スレッドの「Core i7-10870H」が搭載されています。

本モデルの売りの一つとして、「GS66 Stealth」用に開発されたという強力な冷却システム「Cooler Boost TRINITY+」があります。このシステムには7本のヒートパイプと3基の薄型ファンが備えられており、長時間にわたってCPU・GPUを冷却し続け、パフォーマンスを安定して発揮させられる性能を持っているとのことです。

そのほかにもゲーミング有線LAN「Killer Ethernet E3100X」を搭載し、ネットワーク帯域をゲーム向けにコントロールしたりシステムリソースやネットワーク速度の最適化ができる専用ソフト「Killer Control Center」が標準インストール済み。さらに無線LANは、次世代規格「Wi-Fi 6E」に対応しています。

薄さは2cmを切り、重さはわずか2.1kgと、かなりコンパクトな仕上がりとなっている本モデル。高性能なCPU・GPUを備えていますが、強力な冷却システムによって長時間の運用も安心できそうです。また、モデルによっては4K対応のディスプレイや32GBのメモリを搭載するなど、携行性と性能の両面で隙のない仕上がりとなっています。

価格はRTX 3080搭載の4K対応モデルが45万円前後で、フルHD・300Hzディスプレイ搭載モデルが34万円前後、RTX 3070モデルが31万円前後とかなり差がありますが、全体的にお高め。手を出すには少し勇気がいりそうです。

「GE76 Raider」

「GE76 Raider」は性能を重視したハイエンドモデルで、今回発表された製品の中では一番の高性能マシンとなっています。主要スペックとしては「GeForce RTX 3080 Laptop GPU」と「Core i9-10980HK」を採用し、17.3インチ4K対応ディスプレイと64GBのメモリ、2TBのSSDを搭載。「GeForce RTX 3070 Laptop GPU」搭載モデルではリフレッシュレート300Hzのディスプレイと32GBメモリ、1TBのSSDを備えています。

また、このモデルも専用に設計された冷却システムとして「Cooler Boost 5」を装備。本体サイズに合わせて大型化されており、6本のヒートパイプと2基の薄型ファンによって最大限の性能を発揮させつつ、長時間の安定した動作を可能にしています。

そのほか、新型コロナウイルスの流行によっててビデオ会議などの機会が増えたことを受けて、フルHD対応で207万画素のWebカメラを内蔵しています。マイクも内蔵しているので、会議やビデオチャット、ゲーム配信などに活用できるでしょう。

価格はRTX 3080モデルが45万円前後、RTX 3070モデルが37万円前後と、こちらもかなりお高めとなっています。ですが有線LAN「Killer Ethernet E3100X」と無線LAN「Wi-Fi 6E」にも対応し、高性能CPU・GPUと強力な冷却システム、ウーファーも内蔵するなどかなり盛りだくさんの構成。並大抵のデスクトップPCを凌駕する、まさに「アルティメットノート」の名に恥じない圧倒的な性能と言えるでしょう。

「GP66 Leopard」

性能重視のミドルクラスとして発表されたのが「GP66 Leopard」です。高性能GPUを備えたゲーミングノートをより多くの国内ユーザーに届けることを目的とした本モデルは、従来のハイエンドデスクトップPCと同等のゲーミング性能を持っているとのこと。「GeForce RTX 3070 Laptop GPU」と「Core i7-10870H」を採用し、15.6インチでリフレッシュレート144Hzのディスプレイ、16GBメモリと1TBのSSDを備えています。バリエーションモデルでは、GPUはそのままにCPUが6コア12スレッドの「Core i7-10750H」へ、SSD容量が512GBへと変更されています。

本モデルはUSB Type-CやHDMIなどの映像出力に対応しており、大画面・高リフレッシュレートのゲーミングモニターに接続が可能。ノートPCとして持ち歩きながら、自宅に帰ればお気に入りのゲーミングキーボードと共に接続して、デスクトップPCのように使用することも可能です。

今回発表されたラインナップと同じく有線LAN「Killer Ethernet E3100X」と無線LAN「Wi-Fi 6E」に対応するほか、ハイエンドモデル「GE76 Raider」用の高性能冷却システム「Cooler Boost 5」も搭載。価格は「Core i7-10870H」モデルが27万円前後、「Core i7-10750H」モデルが26万円前後と、前述の2モデルと比べると安いですが、それでもかなりの値段です。

ですが必要充分な性能は確保していますので、持ち歩いたり家で使ったり、様々な用途に使い回せるハイスペックゲーミングノートの入門機として、購入は一考に値するでしょう。

また、発表会の最後にはサプライズとして、今回の発表ラインナップにおける最上位モデルをベースにした、特別仕様Dragon Editionの2021年版「GE76 Raider Dragon Edition Tiamat」の開発を発表しています。


「アルティメットノート 圧倒的性能をその手に」という大きなスローガンを掲げた今回の発表では、文字通り高性能デスクトップPC並みのスペックを有した3モデルが公開されました。どれも高い処理性能と多数のゲーミング機能を合わせ持っており、昨今のゲーミングノートPCの高性能化を物語る発表だったと言えるでしょう。

また、今回の発表ではゲーマーのみならず、ストリーマーやクリエイターも満足させるという点も強調されていました。ゲームだけでなく動画編集もスムーズに行える処理能力や高解像度ディスプレイ、内蔵マイクといった要素が売りになっているモデルも登場。ゲーミングノートならカクつかずにプレイできるだけで上等、というようなフェーズはとうに越えて、いかに充実した機能やハイスペックを実現できるかという段階に入ってきているのだなと実感しました。

なお、今回発表された3モデルに関しては2021年1月28日より順次発売が予定。また、発売に先駆けて本日1月14日から各販売店にて、順次予約受付が開始されます。

《TAKAJO》
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