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イーサンの最強メンタルは本作でも健在!アクション要素が増したサバイバルホラー『バイオハザード ヴィレッジ』メディア向け体験会レポ

イーサンはまたしても痛い目にあってしまうのか!

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イーサンの最強メンタルは本作でも健在!アクション要素が増したサバイバルホラー『バイオハザード ヴィレッジ』メディア向け体験会レポ
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カプコンより、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series S|X/PC向けサバイバルホラー『バイオハザード ヴィレッジ』体験版『MAIDEN』や8時間限定かつ30分のみプレイが可能なアーリーアクセス「8 HOURS IN VILLAGE」がPSプラットフォーム向けに実施され大いに盛り上がりを見せています。5月8日の発売に先駆け、本作のPS5版のメディア向け先行体験会が行われました。

体験会では、イーサンが雪山で倒れており、携帯電話の着信音で目を覚ますシーンから開始。そこから約2時間のプレイが可能となっており、序盤のストーリームービーやフィールド探索、敵との戦闘などを体験することができました。本稿では、そんな『バイオハザード ヴィレッジ』について、プレイレポートをお届けします!

死に物狂いで生還を目指す、極限サバイバルホラーが開幕!

「バイオハザード」シリーズ25周年作品であり、最新ナンバリング作の主人公として選ばれたのは、前作『バイオハザード7 レジデント イービル』(以下、『バイオ7』)でも主人公を務めた、イーサン・ウィンターズ。ベイカー邸のバイオテロ事件から生還した彼は、今作では愛娘・ローズの救出を目的に、東欧のとある村を訪れることになります。

前作と同じ一人称視点の「アイソレートビュー」であるため、作品への没入感はかなりのもの。物を掴んだり銃を構えたりするだけでも、4K解像度に対応していることも相まって、まるで目の前で起きている出来事のようなリアリティを与えてくれます。

シリーズ初の対応となったレイトレーシングは、マップのクオリティ向上はもちろん、『バイオ7』でもあった「こんな場所、絶対に通りたくない!」というシチュエーションを大幅にパワーアップしてくれています。所々に飛び散る鮮血が印象的な雪道や、通り抜ければ体をどこかしら切ってしまうことは間違いないであろう鉄条網、誰かの血がたっぷりと染みついた床を這って進まなくてはならない通路などなど、不穏な場面の数々をくぐり抜けていかなければなりません。


村の家々には棚やソファといった家具や、細かな日用品が揃えられているなど生活感があり、そのリアリティはかなりのもの。一方で鋭い刃物で引き裂かれたかのようにズタボロにされたソファ、湯気の立つ鍋がそのままに置かれたキッチンなどがコントラストとなり、「数分前に何が起こったのだろう」と緊張感を掻き立てます。他にも吊り下げられたニンニクや仮面を被った人物の写真が入れられたフォトフレーム、祭壇など、今後の展開を予期させるようなオブジェクトも多数見つけることができました。


キーアイテムが必要な場所や、世界観に準じた謎解き要素も、もちろん健在。苦労して集めたキーアイテムを使って新しい場所へと進める場面では大きな達成感があるとともに、ストーリーが大きく前進していくようなワクワク感があります。マップには未探索のエリアや鍵のかかった扉などの詳細が自動的に記録されていくため、攻略に行き詰まることはありません。PS5のSSDによりロード時間はほとんどなく、プレイも快適です。


イーサンの行く先々で現れる人狼・ライカンは、鋭い牙と爪を使った攻撃が大変厄介なクリーチャー。動きも素早く、顔面に弾丸を数発撃ち込んでも倒れないほどのタフさを持ちます。少しでも弾薬を節約するためには、付近の敵を爆発に巻き込む“赤い樽”や、撃つと四散して敵の視界を覆う小麦粉が詰まった袋といった環境オブジェクトの利用が必要不可欠。

大量のクリーチャーが襲い掛かってくる場面では、扉に遮蔽物を設置して侵入までの時間を稼いだり、環境オブジェクトのある場所まで敵を誘導したりと、ギミックを最大限に利用してようやく押し切ることができました。踏むと大爆発を起こす「地雷」なども序盤から用意されており、多くの敵を一網打尽にできるウェポンは計画的に使って行きたいところです。



ストーリーをしばらく進めると、アイテムショップの利用が可能に。自分の足で歩けるのか心配になるほどふくよかな体躯の商人・デュークは、回復薬や銃、弾薬だけでなく、アイテムスロットを増やす大きなサイズのアタッシェケースや弾薬の調合レシピの販売、さらには武器の改造も行ってくれます。

効率よく探索を行うためにも早い内からアイテムスロットは拡張させておきたいし、攻撃の手数を増やすために武器弾薬のレシピも欲しい。さらには威力や装弾数の底上げができる武器のカスタマイズにもついつい手が伸びてしまう……。ゲーム内通貨のLeiは、いくらあっても足りなくなってしまいそうです。

ステージ中には商人が高値で買い取ってくれるアイテムが隠されていることもあるので、マップの隅々までトレジャーハント気分で探索ができる魅力も感じました。



城内では、ファンからの大きな話題を集めた、巨大過ぎる貴婦人・ドミトレスクが颯爽と登場。2メートル以上はあろう扉を、優雅な所作で体を屈めながら通り抜ける姿は、プレイヤーに強烈な印象を与えます。

インパクト抜群なドミトレスクだけでなく、彼女に仕えるベイラ・カサンドラ・ダニエラの三姉妹も驚異的です。口元から幾筋にも垂れ下がる血液を隠そうともせず、ねっとりとした笑顔を向けるそのビジュアルはこの上ない不気味さがあり、背中をぞくぞくと駆け抜けるものがありました。

さらには、敵か味方か謎の男・ハイゼンベルク、純白のウェディングドレスを身に纏うミニミイラ(人形?)など、奇々怪々な化け物たちが次々と登場。興味をそそられる要素が、これでもかと言わんばかりに散りばめられており、今後のストーリーがどのように展開していくのか期待せずにはいられませんでした。



『バイオハザード ヴィレッジ』は、PS5/PS4/XSX|S/XOne/PC向けに5月8日に発売予定。本作の体験版を60分間プレイできる『BIOHAZARD VILLAGE Gameplay Demo』は、5月2日(日)9:00~5月3日(月)9:00の期間にプレイ可能となります。予めダウンロードしておくことをお勧めします。

また、PlayStation5、PlayStation4ユーザーは、4月25日(日)17:00~4月26日(月)1:00の期間限定で城マップの30分間限定のアーリーアクセスが可能となります。体験版をプレイしながら、発売日を楽しみに待ちましょう!

《島中 一郎》
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