ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定

プロジェクト頓挫の危機。

ゲーム機 ハードウェア
ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定
  • ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定
  • ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定
  • ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定
  • ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」が投資家からの資金が得られず破産の危機―破産した場合は返金を予定

ポータブルゲーミングPC「SMACH Z」を開発するSMACH Teamは、破産の危機が迫っていることを明かしました。

「SMACH Z」は、Linuxベースの独自OSもしくはWindows 10を搭載し、PCゲームがプレイできる小型ゲーミングPCです。2016年にクラウドファンディングが再始動され、25万ユーロの目標金額以上の資金を獲得。開発が進められていたものの、その後延期を繰り返し、明確な発送時期等が不明瞭な状態となっていました。

今回、破産の危機が迫っている理由として、あくまで誰かを責めるつもりではないと前置きしながらも「明確な収益をあげられていないプロジェクトの継続的な遅延に新型コロナウィルスの流行と相まって、投資家に「プロジェクトを支援し続けるのは難しい」という判断をさせてしまった」と説明。制作の最終調整中にパンデミックが発生し制作パートナー企業を中国からスペインに変更したものの、その後資金不足によりレイオフを実施せざるを得ない状況が1年半続き、最終的には3人から5人の規模でプロジェクトを進めているといいます。

そのほか、生産開始前にCE認証機関でのテストを進めていたところ、メーカーが認証したにもかかわらずエミッションテストが不合格になってしまったり、最初の200台を組み立ててテストしている間にバッテリーの熱や劣化に関する問題が発見されたりと、複数の問題が重なってしまっていたようです。

「SMACH Z」が必ずしも発売されないとは限りませんが、破産宣告までの数ヶ月の間に新たな出資者が現れない限り実現は困難であるとしており、破産を宣言した場合、残された資産を売却して得られた資金はすべて返金に充てられます。ただし、現時点では具体的な期日や返金額は約束できず、公式サイトから直接購入したユーザーへの返金が優先されるなどいくつか優先順位があるとのこと。以前は投資家から得た資金で返金を続けていましたが、ここ数ヶ月はそれが不可能であったとしています。

以前から進捗が不明瞭であった本プロジェクトですが、記事執筆時点では危機的状況に陥っているようです。

《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム機 アクセスランキング

  1. ボタンから指が離れない!?ソニー取得の変形ボタン特許情報が公開―ぬかるむ足場の表現や操作性、アクセシビリティの向上にも利用か

    ボタンから指が離れない!?ソニー取得の変形ボタン特許情報が公開―ぬかるむ足場の表現や操作性、アクセシビリティの向上にも利用か

  2. 老舗PC壁紙ツール『Wallpaper Engine』ワークショップにマルウェア混入の報告―既に数万ダウンロードとの推定

    老舗PC壁紙ツール『Wallpaper Engine』ワークショップにマルウェア混入の報告―既に数万ダウンロードとの推定

  3. Unreal Engine 5.8に対話型AI接続サポートが導入され話題。ゲーム開発に実際にAIが参加する時代に?

    Unreal Engine 5.8に対話型AI接続サポートが導入され話題。ゲーム開発に実際にAIが参加する時代に?

  4. NVIDIA最新ドライバーVer.「610.62」で『Apex Legends』の画面乱れ問題に対処―『タイタンフォール』影響のPvP『Empulse』サポート追加も

  5. Unreal Engine 6の早期アクセス版リリースは2027年末目標、正式版はその12~18か月後。コスチューム含め『フォートナイト』と連携強化か

  6. 『キングダム ハーツIII』をスイッチ2/Steam Deck/PS5で動作比較。fps安定や描写力の差はどれほどに?

  7. NVIDIA最新HotfixドライバーVer.「610.52」で一部モニターのスリープ復帰不具合を修正―特定環境のフレーム生成時におけるゲーム安定性も向上

  8. Steamが重すぎる?メモリ使用量を減らせるかもしれない設定に注目

  9. 最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは

  10. SteamゲームのAI生成コンテンツを簡単に確認できるブラウザ拡張機能リリース― スクロール要らずでストアページ説明を表示

アクセスランキングをもっと見る

page top