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ども!怪人です!夜を倒しにきました―『イースIX -Monstrum NOX-』異能の力で爽快プレイ【爆レポ】

今回は『イースIX -Monstrum NOX-』をご紹介。異能の力によって戦闘はさくさく進み、マップの移動は文字通り縦横無尽に駆け回れて非常に爽快なプレイを楽しめます。

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ども!怪人です!夜を倒しにきました―『イースIX -Monstrum NOX-』異能の力で爽快プレイ【爆レポ】
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注意:トレイラーは英語音声です。

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は日本ファルコム株式会社、 Engine Software BV、 PH3 GmbHが開発を、NIS America, Inc.がパブリッシャーを担当し、2021年07月07日にSteamにてPC(Windows)向けにリリースしたアクションRPG『イースIX -Monstrum NOX-』について生の内容をお届けしたいと思います。なお、本作はもともと2019年にPS4向けにリリースされており、今後は21年09月09日よりニンテンドースイッチ向けにもリリース予定。

『イースIX -Monstrum NOX-』とは?

本作は30年以上続く『イース』シリーズの最新作。行く先々で大きな事件に巻き込まれては解決してきた主人公の冒険家アドル・クリスティンの冒険譚、今回の舞台は“監獄都市バルドゥーク”です。実際プレイしてみると、ストーリー、キャラクター、操作感といった要素の塩梅が絶妙で遊びやすかったですね。さっそく紹介してまいりましょう。

設定について

本編開始前に、快適なプレイのためゲームの各種設定を強くお勧めします。特に難易度。シリーズに初めて触れるビギナーから、シリーズに鍛えられ戦闘民族になった経験者まで、プレイヤーに対して柔軟に難易度が用意されています。

バトルの調節も細かく弄ることができるので大変便利
グラフィックは細かい部分を調整可能

ためしにすべてのグラフィック項目を最高状態に設定してみると、筆者のグラボGTX1660Tiでも、ほぼカクつきがなくプレイできました。ただ個人的に、見かけの美麗さにあまり差が無いように感じたので、ここの設定は個々人の好みに味付けをすると良いかもしれません。

言語設定の罠(記事執筆時点において)

言語設定はデフォルトが英語なので、日本語でプレイする場合は変更して再起動しましょう。ただし要注意なのが、そのせいで決定とキャンセルボタンが入れ替わってしまうこと。これはキーコンフィグからでも変更できないため、非常にストレスを感じる人もいるでしょう。筆者は、そこまでフラストレーションには感じませんでしたが、Xbox Oneコントローラー使用時に、決定がBボタンということにイマイチ慣れず、しばしば誤操作が発生してしまいました。その一方で、PS4コントローラーに切り替えたところ、すんなり〇ボタン決定でプレイできたので、これはもう人体の不思議(?)ということで……。いずれにせよ今後のアップデートで、この決定・キャンセルのボタン配置も選べることを願ってやみません。

またプレイ中、何度かエラー落ちが発生することがありました。しかしそれはPC側に原因があるかもしれません。筆者の場合は、Steamのプロパティからローカルファイルの整合性を確認しつつ、セキュリティソフトの設定を調整したところこの症状は無くなりました。

プロローグ

冒頭、耳奥を妙にくすぐるセクシーボイスが響きます。どうやら主人公アドルは脱獄を図るようで、ここからプロローグ兼チュートリアルが開始。ただしあくまで顔見せ程度なので、実際に一通りのアクションや要素が出始めるのは第二部に入る頃でした。

マップ

本作は、後述の異能(ギフト)によって、文字通り縦横無尽にマップを駆け回れるようになります。そのためマップの作りも縦横に広く、爽快感ある移動が楽しめます。

そんなマップに対して便利な機能がこの地図表示で、左スティック押し込みで画面左半分に拡大表示させたまま移動が可能。しかも軌跡が表示されるため広い場所でも迷いにくく、大変便利に設計されています。

戦闘

戦闘スタイルは実にシンプル。アドルの場合、剣術、ロックオン、ガード、回避、ジャンプを組み合わせて敵を倒していきます。敵には弱点属性があり、こちらの攻撃属性(斬、打、射)を合わせていくとより効果的にダメージを与えられますが、これには後述の操作キャラ切り替えを行う必要があります。

ちなみにガードと回避は敵の攻撃に合わせてタイミングよく当てることで、こちらが一定時間無敵になったり戦闘力にボーナスが与えられたりとメリットが大きいので、積極的に狙うと良いでしょう。

ちなみにそういった小粋な技を成功させると画面右下の赤色のゲージが溜まり、半分以上でブースト状態に移行可能。ブースト中は、攻撃力強化など戦闘能力を一定時間上昇させる効果が付与されています。

さらにブースト中であれば、ゲージ消費と引き換えに、周囲の敵を広範囲に巻き込む強力な攻撃スキルも使用可能に。

異能の力

さすが歴戦の冒険家は女性の扱い方も格が違った……じゃなくて、先ほど少し触れた異能は、このフードに義手義足の女性アプリリスによって与えられます。

異能……つまりスキル技のことですが、戦闘での攻撃以外にマップでの移動時にも使用できるためなかなか便利。

ただし使用のたびにゲージが減るので、無限に連発することは不可能。時間経過で回復を待つ必要があります。

攻撃スキルについては、このように各ボタンに割り振り設定が可能ですね。 

仲間キャラ

ところで異能を持つもの……怪人と呼ばれる存在になったアドル。この他にも同様の能力を持った仲間が5人います。彼らは物語の第二部以降、段階的にパーティーへ加入し、その際に彼らの異能も使用できるようになっていきます。

キャラ切り替え

先ほども少し触れた操作キャラクターの切り替えについて。メニュー画面からでも行えますが、Xボタンを押せば、街中でも戦闘中でもより素早く簡単に交代できます。これが本当に便利で、敵との相性に合わせて戦術的なアプローチをとれます。

例えば操作キャラがアドルのとき、敵への攻撃が通りにくい場合、剣の「斬」よりも拳で「打」属性の白猫ちゃん(可愛い)に切り替えて殴り倒す……という感じ。

ただしマップ移動に関わる異能スキルについては、キャラクターを切り替える必要がありません。その時点で仲間になっている全キャラクターの異能が使用できるため大変便利。こういう細かい部分にも、快適にプレイできるよう心配りがされているのは個人的に好感度大です。

街の探索

一部重複しますが、本作における最大の魅力の一つは、やはり縦横に大きく広がった監獄都市を、文字通りの意味で縦横無尽に走り回れることだと思います。プロローグ直後は異能の力も制限されているため、2次元的な(?)移動しかできませんが、最初の仲間が加入するころには、それはもう高いところから景色を楽しむもよし、パルクールめいた動きを楽しむもよしと、一気に幅が広がります。

ただ気になるのは、わずかでも屋根の上に上ると怪人に変身する点。物語の都合上、街の住民に対して正体を隠さなければならないものの、それにしたって随分と……その強引と言いましょうか……。

このわずかな段差で強制変身を挟む必要ある……?というちいさな疑問。個人的に街の移動については、姿に関係なく異能を使用可能で、変身はボタン操作の切り替えによるお遊び程度の要素でも良かったかも、と思いました。

戦闘が行われる場所

本作におけるモンスターをざっくり分けると、動物や虫を基にしたこの世界の理に則ったものと、まさに異形と呼べる理から外れたものの2種類が存在します。プロローグの脱獄途中で張り倒したモンスターは前者にあたりますね。

異形モンスターとの戦闘

では後者は何なのかというと、邪霊(ラルヴァ)と呼ばれるもので、主に後述の「グリムワルドの夜」と呼ばれる世界を根城にしており、実際デザインも配色からして大きく異なります。

街中にはこのような黒い柱が現れることがあり、アドルが触れるとラルヴァとの戦闘に突入。勝利することで経験値などの報酬が手に入ります。

「グリムワルドの夜」とはまさかのタワーディフェンスだった

一部エリアは障壁によって行く手を阻まれ先に進むことができません。これを解決するには、ラルヴァをしばいて回るか、街の住民からの依頼クエストをこなしてNOXゲージなるものを溜める必要があります。このゲージがMAXになると障壁の前に“瘴気の渦”が出現し、そのミッションをクリアすることで先に進めるようになります。

ミッションは渦から「グリムワルドの夜」と呼ばれる特殊な場所に飛ばされて開始されます。

スフェンという、いわゆる拠点を守りながら、敵の攻勢を凌ぎきることでミッション達成。

要はこれタワーディフェンスですね。敵出現のタイミングも、そのまんまWAVEと表示されますし。とはいえ、ゲーム性に何か大きなルール変更があるかというとそうではなく、基本的には敵を張り倒す通常戦闘と一緒。スフェンの耐久値に注意すれば、さほど苦労せずクリアできることでしょう。

また、一度クリアしたミッションは後から再挑戦することも可能です。

おわりに

ストーリーも王道なRPGどった展開で遊びやすい本作。過去シリーズをやっていると、要所要所のネタが拾えてより楽しくなるでしょう。

過去シリーズプレイ経験者ほど、全くその通りだと思うであろう場面

ネタバレになるのであまりストーリーそれ自体には触れませんでしたが、どうしても個人的に笑ってしまったのは、アプリリスさんまわりの演出だけ妙にくすぐったい部分。何と申しましょうか……その……言動が……名前の前後を十字架の記号で挟んだハンドルネームという感じでしょうか……!

タイトル:『イースIX -Monstrum NOX-』
対応機種:PC(Windows)/PS4(19年リリース)/ニンテンドースイッチ(21年09月09日リリース予定)
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2021年07月07日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:通常版 7,678円(発売週のみ、デジタルサウンドトラック・お試し版、ミニアートブックDLCが無料で付属)、Digital Ultimate Edition 10,806円(発売週のみ)、Digital Deluxe Edition 8,957円(発売週のみ)
《麦秋》

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