どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】

今回は火災避難シム『Panic Mode』をご紹介。予想通りに動かない自由なキャラクター達をなんとかして、現場から脱出させるために知恵を絞りましょう。

連載・特集 プレイレポート
どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】
  • どうしてそこから避難する!?火災避難シム『Panic Mode』で今日もご安全に【爆レポ】

注意

例によって本記事は終始おふざけに走っています。そのためこの時点で、火災をネタにけしからん!などと少しでも感じられた方は、このままブラウザバックして心穏やかな時間に戻って頂けたら幸いです。スパ君との約束だ!


最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回はMoebiusgamesが、2021年07月10日にSteamにてPC(Windows/Mac/Linux)向けに早期アクセスとしてリリースした火災避難シム『Panic Mode』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Panic Mode』とは?

火災発生!本作は火事に見舞われた建物から、取り残された人々(?)をうまく脱出させるシミュレーションゲーム。実際にプレイして感じたのは、迫りくる火の手と警報等の装置ギミックのタイミング……これらを上手くかみ合わせて誘導するパズル要素の強さでした。

操作系はキーボードとマウス、言語は残念ながら日本語未対応。それでも、シンプルでわかりやすいUIのおかげで、それほど苦労せずプレイできると思います。ともあれ早速紹介してまいりましょう。

ステージを選ぼう

本編開始。甘々な名前からして絶対に安心できない会社がスーパーセイフティシステム、SSSを名乗っています。もうひとつSを足せばグリッドマンになるという点からも怪しさだけは百点満点。目を覚ませ。

本作は、このようにワールドマップ(?)から、“!”が表示された場所をクリックし、ステージを選択して開始。場所は、ステージクリアごとに新しく解放されていきますが、同じ場所でも異なるステージが用意されることもあります。またステージごとに、目標ミッションや使用できる装置も変わるので、フルコンプリートを目指すと、なかなかどうして歯ごたえのあるプレイを楽しめますね。

防災装置を設置しよう

訳:大丈夫、ボランティアはいつでも補充されます(意味深)

ボランティアという名の犠牲者はいつでも補充されます。スパ君にもピッタリな仕事ですね。

さて、今回の現場はこちら。新しい防災装置の試験という名目で集められたボランティアが、同じ面積3部屋が並んだ小さな建物にスタンバイしています。両脇の部屋で自己主張している赤いストーブから既に事件の香りがしています。

インターフェースについて説明しましょう。画面左端で縦3つに並ぶ四角いアイコンは、このステージにおける達成ミッションを示しており、「装置使用を3回以下にせよ、特定のキャラを助けよ、3人避難させよ」といった内容です。とりあえず建物外の青枠に最低人数を避難させたらステージクリア。この言葉の裏に潜む闇に震えよ。また画面下部に並ぶ、黒い丸アイコンは使用可能な装置です。設置と撤去は自由。今回は火災報知器2つと、警報スピーカー1つですね。警報は熱を検知するとアラームを鳴らし、スピーカーはプレイヤー任意のタイミングで発動することで、キャラクターの避難を促します。

難点を挙げるとするなら、ズームインアウトと回転はできますが、カメラ角度が固定なので、絶妙な位置で死角が生まれてしまい見辛いですね……。今後のアップデートに期待です。

実際に確認してみよう

そういう訳で、今回はこのように設置しました。両脇部屋のストーブ横に火災報知器を、中央の部屋にスピーカーを置くことで、絶対に逃げ遅れることの無い鉄壁の布陣です。さっそく試験開始。

ご覧ください、逃げ遅れた奴がいました。最初は小さかった火の手が次々と家具を喰らい、いまやバックトゥザフューチャーレベルで炎の軌跡を伸ばしています。両隣の部屋がそんな状況なのに、一向に我関せずでPC触ってるコイツは黒焦げになりたいのでしょうか。

スピーカーからの「逃げろや!」という怒声と、充満した煙でようやく気付いた様子。慌てて外に飛び出します。

しかもコイツ、VIPらしいです。左の目標にも救出せよとありました。

文字通り、ケツに火が付いた状態とはまさにこのこと。脱出したものの右往左往するばかりで一向に青枠に移動しないので、画面右上の“早送り”ボタンを押して時間を経過させます。

無事クリア。リザルト画面の後ろで何かが破裂する音が聞こえましたが気のせいでしょう。開始前3名だったボランティアに対して、助かった人数は2名とありますがこれも気のせい。ミッション「Bogarto Elspliff氏を救え!」が赤く染まって失敗表示ですが、すべて気のせい。画面右下で絶句しているサイレン頭の青白い顔がこれまた味わい深い表情ですね。

脱出ルートをコントロールしよう

お次の現場はこちら。出口は建物の外周を沿うように全部で3つ。そして見るからに燃え移りそうな机と椅子が中央の部屋に並べられており、すみやかな避難誘導が求められている事がわかります。火災という危険な状況がそうさせるのか、ボランティアさん達は脱出に際して何故か自ら炎に飛び込む夏の虫になるので、よろしく安全誘導してやらねばなりません。

そこで出番なのがこちらのSTOP看板。これを進路上に置くことで行動を制限し、脱出ルートをある程度誘導できるという寸法です。

スルーしていくボランティアの皆様

……………………。

BGM:燃えろよ燃えろ

結果的に全目標も達成できた上々の結果なので良しとします。画面右上で一人破裂して水たまり(亡骸)になっていますがやはり気のせいです。

貴君らには適切な誘導のため犠牲になってもらう

我らがスーパーヒーロー、スプリンクラー先輩の雄姿。しかし装置をただ置いて起動すれば避難完了なんてそう単純にはいきません。それは、ボランティアだった皆様の水たまりからも伝わることと思います。安全のためには避難経路と、火の回るタイミングを見極めて、効率的な設置と起動を心がけることが肝要です。

ステージが進むごとに建物の構造がだんだんヤケクソになっているような気がします。

さてやってきました新たな現場。我々SSSの仕事において一番の目標は、建物内部にいるボランティアを避難させること。そのためには装置を適切に配置して安全を確保することが何よりも大切。しかし現場においては臨機応変な対応が求められます。実際に火の回りを見ない限りは、装置を置く適切な位置を確認できません。という訳で彼らを生贄としないためにも、まずはあえて何もせず、炎から逃げ惑う姿を見届けることにします(矛盾)。

入り組んだ奥の突き当りから燃え始めて、あっという間に大変な状況になりました。よく見ると画面端のボランティアへ既に引火しています。

全力で逃げ出すボランティア。

破裂するボランティア。

出口で背中に炎を受けながら絶叫する唯一の生存者。本作におけるステージ攻略の裏には彼らの涙があるのです。

おわりに

一通りクリア

早期アクセスの現段階では、ゲームの進行はかなりシンプルで、普通に1周するくらいなら2時間程度でサクッと遊べます。また難易度についても、記事執筆時点においては、そこまで高いとは感じませんでした。とはいえ、まだまだ早期アクセスは始まったばかり……Steamでの投稿を見る限り、製品版ではいくつか要素を追加して、ゲーム全体をより強化する予定のようです。今後のアップデートにも期待ですね。

タイトル:『Panic Mode』
対応機種:PC(Windows/Mac/Linux)
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2021年07月10日
記事執筆時の著者プレイ時間:2.3時間
価格:通常価格 620円、セール価格 527円(21年07月17日まで)
《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top