『God of War』発売記念、Steam“神”ゲー5選―神話から神判まで、色んな場所に色んな“神”あり | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『God of War』発売記念、Steam“神”ゲー5選―神話から神判まで、色んな場所に色んな“神”あり

2022年1月15日に『God of War』がSteamで発売。今回は人気タイトルにあやかり「神」をテーマにした作品を特集してみました。

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『God of War』発売記念、Steam“神”ゲー5選―神話から神判まで、色んな場所に色んな“神”あり
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2022年1月15日にPlayStation人気シリーズ新作『God of War』がついにSteamで販売されました。ギリシャ神話をテーマにした本作品のデビューはPS2、かれこれ16年にも及ぶ人気シリーズの高評価な新作がPCへと登場したのは印象深いところでしょう。

なお、SIEは現在家庭用機で人気だったタイトルのPC移植を推し進めており、他には『Days Gone』や『Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-』などもSteamストアに登場しています。

本記事ではそんな話は一旦横においておき、『God of War』の世界観にあやかって、Steamで購入可能な「神」をテーマにした様々な作品を紹介いたします。

神だって家出したい!

昨年2021年に大ヒットした『HADES』は冥界の神ハデスの息子、ザグレウスを主人公としたローグライクアクションです。

開発元のSUPERGIANT GAMESは過去作『Bastion』や『Transistor』でのDarren Korb氏の音楽と、素晴らしいアートワークで知られており、本作品も世界中で高い評価を得た中毒性の高い作品。

『God of War』と同じギリシャ神話をベースにしており、それぞれの神のバックボーンや関係性を知っていると思わず関心してしまうようなウィットに富んだ会話内容など、かなりマニアックな部分も。ゲーム内容だけでなく、素晴らしいサウンドトラックも非常にお勧めです。

ゴッドパワーで勝利を導く

こちらは2002年に発売され、2014年にリメイクされた名作RTS『Age of Empire』シリーズ初の3D化タイトルである『Age of Mythology』です。

主神毎に与えられた、文字通り戦況に強力な影響を及ぼす特殊能力「ゴッドパワー」が特徴で、過去のストイックなシリーズ作品とは一線を画したファンタジー的なタイトルになっています。

シリーズは、本作品の後に史実ベースの『3』に戻ることになりますが、『3』では本作品のゴッドパワーをベースにしたカードデッキシステムが導入されるなど、後続にも影響を与えています。

また、本作品のシングルキャンペーンもギリシャ神話がテーマになっており、神話世界をベースにした壮大な物語を楽しめます。

神は常に見ている・・・かも?

2014年に発売された『Gods Will Be Watching』はSF世界を舞台に、未知の惑星に不時着したクルーの生存を目的としたポイントクリックアドベンチャー作品です。

部隊の隊長であるバーデン軍曹の述懐で、何故遭難するに至ったかを語られていくのですが、一番最初のエピソードは人質を盾に立ちこもってハッキングを行うという強烈な場面から始まります。突きつけられる選択の中には時間を稼ぐために人質を脅したり、時には足を撃ち抜くというものも。残るエピソードもそのような暗い展開の中、様々な判断をプレイヤーに迫る展開が続いていきます。

プレイヤーの倫理観や、正義を試すような選択の中、タイトルにもある“神”は何を指すのか、それはプレイヤーのみが知る結果となるでしょう。なお、「“神”要素ないじゃん?」とお思いの読者の皆様もご安心(?)本作ではゲームオーバー時などにプレイ傾向を基にした“神の審判”が下されることになります。

そんな装備で大丈夫か?

El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON』は、偽典エノク書をベースに、天界から堕落した天使たちを追うイーノックと神々の壮大なストーリーが特徴のアクションゲームです。

どちらかといえばネットミームの「大丈夫だ、問題ない。」の方が有名かと思われますが、本作品はアクションとストーリーの展開の緩急が見事で一過性のネタだけで終わらなかった見事な作品です。

ただ、実をいうと当時、筆者もPVの話題に惹かれて予約はしたものの、そのことを発売日になっても完全に忘れていたという口です。しかし、その後エンディングまでプレイし、PVからは考えられなかった骨太なアクションゲーム体験が得られたことに驚きました。当時のネタとしての存在しか知らない方には、是非とも本作品を一度プレイして、その壮大さを感じてみることをお勧めします。

神だって時には殴り合う

この“神”ゲー特集、最後に紹介するのにふさわしいのはやはり、2017年突如発表され、界隈の話題をさらった台湾産の格闘ゲーム『Fight of Gods』でしょう。

世界には色々な神々がいらっしゃいますが、その神々を集めて壮大な対戦が繰り広げられるのが本作品。文字だけ見ると不謹慎ですが、各柱のバックボーンや地域ごとの特色などの落とし込みにはかなり力が入っており、話題だけで終わらない魅力が本作品にはあります。

発売当初は永久パターンや、アニメーションの固さなどでも盛り上がりはしましたが、現在では主要だった問題点はほぼ解消されていてネット対戦も追加されています。また、全国のゲームセンターで稼働中の『exA-Arcadia』筐体を利用したアーケード版も昨年の11月より稼働しており、本作品の盛り上がりも感じさせます。

世に存在する全ての「神」ゲーを信仰しよう

神をテーマにした作品は数あれど、紹介できる作品も数が限られています。

今回は紹介できませんでしたが、本誌でも特集を行った『モータルコンバット』シリーズも神をテーマにした作品といえますし、画像の『GOD EATER』シリーズも文字通り神をテーマにした作品です。最近では神という言葉は色々なところで安易に使われていますが、日本という国には八百万の神が存在しております。

勿論、ただただ面白い、素晴らしい「神ゲー」も八百万の神のように数多存在しています。「神ゲーを皆で楽しみ、“信仰”したい」……そんな信仰元となる神ゲーを探すため、今日も我々は各種プラットフォームでゲームを積み上げていくのです。


《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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