ローグライトデッキビルド『Alina of the Arena』―『Slay the Spire』や『Into the Breach』が好きな方に遊んでもらいたい【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ローグライトデッキビルド『Alina of the Arena』―『Slay the Spire』や『Into the Breach』が好きな方に遊んでもらいたい【開発者インタビュー】

前作に引き続き、本作でも日本語に対応させたいとのことです。

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ローグライトデッキビルド『Alina of the Arena』―『Slay the Spire』や『Into the Breach』が好きな方に遊んでもらいたい【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、PINIX開発、PC/Mac向けに1月19日に早期アクセスが開始されたローグライトデッキビルディングゲーム『Alina of the Arena』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、プレイヤーの周り6マスの戦略性を活かしたローグライトデッキビルディングゲーム。自分だけのカードデッキを作り、敵と自分の位置に気を配りながらアリーナバトルを行います。左右の手に様々なものを装備できる「デュアル装備システム(Dual Equipment System)」も特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Alina of the Arena』は、1,320円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Max陳亦威です。Maxと呼んでください。私は台湾で小さなゲームスタジオであるPINIXとして活動しています。宮崎英高さんの作るゲームが大好きで、『ダークソウル』『Bloodborne』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』、すべてが一番好きなゲームですね。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Max当初、私が初めて作ったゲームである『Wanna Survive:ゾンビ攻略』のような新しいスタイルのターン性戦略ゲームを作りたいと思っていました。しかしある日、特に理由はないのですが、その中にローグライクデッキビルディング要素を入れてみようと思ったのです。本当に何の理由もなく、ただ入れてみると面白いんじゃないかと思っただけですね。

――本作の特徴を教えてください。

Maxまずは「Hex-based Tactics」という六角形をベースにしたシステムです。昔ながらの攻撃と防御に焦点を当てたデッキビルダーとは違い、位置取りが戦略的な要素になります。敵を騙して同士打ちさせたり、地形を使って有利になるのです。

次に「デュアル装備システム(Dual Equipment System)」です。両手にそれぞれ装備をすることで、カードを強化するのです!両手にダガーを持ちダメージを増やしたり、剣と盾を装備して全体的な能力を上げたり、両手持ちの武器で危機を脱出しましょう。各バトルで、最適な組み合わせを見つけ出すのです!

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

MaxSlay the Spire』や『Into the Breach』、そしてその他のストラテジーゲームが好きな人にプレイしてもらいたいですね。ゲームの中において、考え、デッキを作ることが好きな人向けだと思います。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Max調整のため、4ヶ月から半年を予定しています。もちろん、すべてが順調に進めば早めにローンチすることもあるでしょう。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Max早期アクセスを決断したことを嬉しく思っています。プレイヤーの方々からはたくさんのフィードバックがあり、バランス調整をするのにとても助かっています。デッキビルディングゲームのバランス調整はとても難しいので、実際に遊んでみた事によるフィードバックは本当に助かるのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Maxもちろん『Slay the Spire』と『Into the Breach』です。簡単にわかっちゃいますよね。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Maxはい、日本語対応の予定はあります。私の一つ前の作品である『Wanna Survive:ゾンビ攻略』はたくさんの日本人プレイヤーの方々に遊んでいただきました。そしてたくさんの素晴らしいレビューをいただき、ゲームも気に入っていただけたようです。彼らへの感謝を込めて、本作でも日本語に対応したいのです。現時点で有志翻訳作業は進んでいませんので、もしやってみたい方がいらっしゃいましたら、私までご連絡ください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Maxいいえ、PINIXは1人でやっているスタジオで、時々アルバイトが数人参加する程度です。オフィスもなく、やりとりはすべてオンラインでやっているので、影響はありません。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Maxはい、ぜひ配信していただければと思います。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Max前作『Wanna Survive:ゾンビ攻略』を遊んでいただき、ありがとうございます。本作もとても面白いものに仕上がっていますので、もし『Slay the Spire』や『Into the Breach』が好きでしたら、ぜひ遊んでみてください。気に入っていただけると思いますよ。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。


《Chandler》
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