Game*Spark で振り返る、2022年上旬のゲーム事件簿 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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Game*Spark で振り返る、2022年上旬のゲーム事件簿

4月までのGame*Spark 記事をピックアップしてお届け!

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  • Stringer/Anadolu Agency/ゲッティイメージズ
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2022年2月のニュース

この月にリリースされた主なゲーム+ハード

  • 『ダイイングライト 2 ステイ ヒューマン』

  • 『プレイグ テイル -イノセンス-』

  • 『THE KING OF FIGHTERS XV』

  • 『Voice of Cards できそこないの巫女』

  • 『Horizon Forbidden West』

  • 『SOL CRESTA』

  • 『Dusk Diver 2 崑崙靈動』

  • 『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』

  • 『ELDEN RING』

  • 『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』

  • 「Steam Deck」

SIE、『Destiny』のBungieを36億ドルで買収!今後のタイトルを含めPlayStation独占にはならず

2月1日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、『Destiny』の開発で知られるBungieについて、36億ドル(約4,142億円)で買収締結に至ったことを発表しました。買収完了後もBungieは引き続き独立したスタジオとして運営され、独自のパブリッシングにより、PlayStation以外も含めた幅広いプラットフォームでゲームタイトルを提供するといいます。

1月のマイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード買収に引き続き大きな話題となった本ニュース、興味深いことにBungieは両社と縁のある会社でもあるのです。2000年6月19日、Bungieはマイクロソフトにより買収され、Microsoft Game Studios(現:Xbox Game Studios)傘下スタジオとなります。

その結果、現在では実写ドラマ化もされた人気FPSシリーズ『HALO』が生まれましたが、2007年には再び独立企業になると共に同シリーズなどの過去IPをマイクロソフトの移譲。そして2013年にアクティビジョン・ブリザードと大型パブリッシング契約を結び、新ゲームシリーズ『Destiny』がリリースされました。2019年以降、『Destiny』はBungie自身がパブリッシングすることになりましたが、本ニュースはゲーム企業同士の横のつながりを象徴するものと言えるかもしれません。

ちなみに、1月にはテイクツー・インタラクティブがモバイルゲーム開発大手Zyngaを買収していますが、実は過去にBungieの株式19.9%と引き換えに同社開発の『Myth』と『Oni』のIPを取得していたりします。

SIE、『Destiny』のBungieを36億ドルで買収!今後のタイトルを含めPlayStation独占にはならず

Wii U/3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」がサービス終了へ―『ファイアーエムブレムif』は特に注意

2月16日、任天堂はWii U/3DSシリーズにおける「ニンテンドーeショップ」のサービスを終了することを発表しました。本サービスは2011年から3DS版が開始され、現在に至るまで10年以上提供され続けています。

今回の発表によると、該当ハードにおける残高の追加が8月30日に、ソフト・追加コンテンツ・利用券・ゲーム内アイテムの購入が3月下旬に終了するとのこと。『ファイアーエムブレムif』といった、最後までプレイするためにゲーム内で追加コンテンツのダウンロードが必要になるタイトルも対象であることが注記されていますが、購入済みのコンテンツに関しては、販売終了以降も再ダウンロードが可能(将来的には再ダウンロードも終了予定)となっています。

両ハード向け「ニンテンドーeショップ」では、『へべれけ』といった希少なレトロソフトもバーチャルコンソールとして提供されていたため、本ニュースはカジュアル/ハードコア問わずゲーマー間で話題となりました。

一方で任天堂の発表から2日後の18日、米ビデオゲーム歴史保存協会(VGHF)はサービス終了に対し「残念だがビジネス的な現実は理解できる」とコメントしています。しかし、エンターテインメントソフトウェア協会の会員である任天堂は「ロビー活動に資金を提供しており、図書館のような機関でさえ、ゲームに(合法的に)アクセスできないようにしている」とも主張。VGHFいわく、こうした活動は「ビデオゲームの歴史を積極的に破壊するものである」といい、任天堂に対し批判的な姿勢を見せています。

Wii U/3DSシリーズ向け「ニンテンドーeショップ」は、4月30日時点でも具体的な終了日は明かされていませんが、Game*Spark ではバーチャルコンソールやDSiで配信されていたDSiウェアなど、本サービス終了に伴い入手困難になるゲームを特集しています。興味のある方は是非、確認してみてください。

Wii U/3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」がサービス終了へ―『ファイアーエムブレムif』は特に注意

戦火に脅かされるウクライナ在住のゲーム開発者やゲーマーたちのいま

2月24日、ロシアのプーチン大統領はウクライナへの軍事作戦実施を表明しましたウクライナ政府関係者も国内が攻撃を受けている旨をSNSに投稿しており、ロシアによる侵攻が国内外で確認されました。

海外メディアPolygonは侵攻が始まる前の22日、ウクライナに在住するゲーム開発者たちにコンタクト。Vostok Gamesの事業開発ディレクター、オレグ・ヤヴォルスキー氏や、『メトロ』シリーズで知られる4A Gamesのオーナー、アンドリュー・プロホロフ氏などがインタビューに応じ、ロシアによる侵略行為は2014年から既に始まっていることや、平和的な解決を望んでいることを語っています。

4月下旬時点でもロシアによるウクライナ侵攻は続いており、一向に平和的解決の兆しは見えません。本事件に関して、3月上旬までのゲーム外を含めた出来事を振り返りたい方は特集“Game*Sparkで振り返る、ゲーマーも知っておきたい「ロシアのウクライナ侵攻」―3回目停戦交渉時までおさらい”を、ロシア・ウクライナ国内にいる現地ゲーム関係者の状況を知りたい方は緊急連載企画“「戦時下のゲームデベロッパーたち」”を参考にしてみてください。

戦火に脅かされるウクライナ在住のゲーム開発者やゲーマーたちのいま
《ケシノ》

ゆる~いゲーマーです。 ケシノ

主に午前のニュース記事を担当しているライター。国内外、様々なジャンルのゲームを分け隔てなくカバーしています。アメリカに留学経験があり、2022年1月よりGame*Sparkにてライター業を開始。一番思い出に残っているゲームは『キョロちゃんランド(GB版)』。

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