主人公600人!武将以外プレイも可能な『太閤立志伝IV』
『太閤立志伝IV』は2001年にPC/PS2向けに発売。2006年にはPlayStation Portable向けにも発売されています。本作からカード制が採用され、登場武将などのカードを手に入れることで、ゲーム内に新たな要素が登場します。
ゲーム内で親密度を上げる、特殊なイベントをクリアすることでカードを獲得した登場人物でプレイ可能に。PC版では600人、PS2/PSP版では650人の主人公でプレイできるようになりました。また、これまでの武将として天下統一を目指すだけでなく、忍者や商人としての立身出世も目指せる新たなプレイスタイルも用意されています。
本作ではゲーム内のほぼすべての要素がカードで、個人戦や合戦などの戦闘もカードを選択して行う方式に変更。技能などを活かしやすくなった反面、どうしてもカードの数字運に状況を左右されることもあるため、より己の能力を磨いてリスクを軽減させる必要性が増した印象です。
本作はシリーズの魅力である「自由度」が圧倒的に拡張され、プレイヤーがほぼ全ての要素を思うがままにプレイできるように。ゲーム開始年代も複数種類から選べるようになり、秀吉死後の時代などもプレイ可能になっています。年代によって登場する武将や年齢も変わるため、色々な主人公でプレイする楽しみがあります。
『太閤立志伝V』は前作の個性を取り入れた完成形!
『太閤立志伝V』は2004年にPC/PS2、2009年にPlayStation Portable向けに発売。前作『太閤立志伝IV』のカード制を取り入れつつ、登場キャラクターの大幅増加や「海賊」「医者」「鍛冶屋」「剣豪」「茶人」など武将以外のプレイも追加されています。
また、本作での各種戦闘はカード制が撤廃され、より戦略性が高いものへと変更されています。獲得できる技能やスキル数も大幅に増加されており、単純な戦闘力だけでなく搦め手で活躍できる機会も増えているので、育成次第で大人数相手にも対抗できるさまざまな戦い方も可能です。
登場人物やスキルなどのカード集めの楽しさも増しているほか、ミニゲームのスキップ機能もデフォルトで搭載され全体的な遊びやすさも向上。オリジナル武将もパーツ単位で組み合わせができるようになり、特定の武将のカードを入手するとパーツが増えるといったコレクション要素もあります。もちろん、前作であった開始年も複数用意されています。
各武将のイベントも大幅に増加しているのですが、PC版ではさらにプレイヤー自身が自由にイベントを作り出せる「イベントコンバーター」が登場。このツールによってほとんど無限に自由なゲームが楽しめるようになったのです。PS2/PSP版ではイベコンは使用できないですが、追加シナリオなども用意され十分に本作の魅力を堪能できます。