本格的すぎない『タルコフ』ライクな新作サバイバルTPS『Lost Light』はストレスフリーで遊びやすい【特選レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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本格的すぎない『タルコフ』ライクな新作サバイバルTPS『Lost Light』はストレスフリーで遊びやすい【特選レポ】

プレイ無料となっており、広大なマップで物資を漁ったり、自分だけのシェルターを拡張したり、自由に銃をカスタマイズしたりできます。

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本格的すぎない『タルコフ』ライクな新作サバイバルTPS『Lost Light』はストレスフリーで遊びやすい【特選レポ】
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Game*Sparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。

その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないでしょうか?そこで、そんなゲームの中から1本をピックアップして紹介するのがこの企画「しぼりたて!特選Steamプレイレポ」。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「本格的すぎない『タルコフ』ライクなTPS」「自分だけのシェルター拡張」「モバイルゲームならではの要素」などが魅力の『Lost Light』です。

『Lost Light』とは?

本作は『Identity V』や『荒野行動』などの開発で知られるNetEase Gamesが手掛けた無料のサバイバルTPSです。βテストから現在までに約400万人以上のプレイヤーが遊んだとされており、先行して配信されていたGoogleストアの新作ゲームランキングでは、複数回TOP30入りを果たすなど世界中のモバイルユーザーの間で人気を博していました。

そして、Android・iOSに続いて2022年9月1日にグローバルリリースを開始。公式サイトまたはSteamにてダウンロードすることによってモバイルの人気タイトルをPCの大画面でも楽しめるようになりました。

そんな本作の内容はハードコアFPS『Escape from Tarkov(以下、タルコフ)』に酷似しています。プレイヤーは広大な戦場に降り立ち、物資を回収し、生きて生還することが目標。物語の舞台はフェロモンの爆発で世界の秩序が乱れた2040年代の終末世界となっており、人々は地下シェルターへの避難を余儀なくされます。そんな中、プレイヤーはホタルチームのメンバーとなり、秩序が崩壊した閉鎖エリアに赴き任務を遂行していきます。

プレイヤーだけの隠れ家となるシェルターの拡張要素や、モバイルゲームならではのストレスフリーな遊び安さも本作の魅力のひとつ。さっそくその魅力のポイントを紹介していきましょう!

ステキポインツその1!「本格的すぎない『タルコフ』ライクなTPS」

『タルコフ』と言えば、本格的なゲームシステムとリアルなカスタマイズやサウンドが好評なハードコアFPS。しかし、リアル志向すぎて覚えることが多く初心者には敷居が高いという難点もあります。また、ベテランプレイヤーと言えど死ぬ時は一瞬で死んでしまうようなシビアな戦場も特徴のひとつです。

キャラクリはシンプル。今回のアップデートから女性も選択可能に。

一方で本作は、『タルコフ』の良さを残しながらストレスとなるような要因を極力削ることに注力しています。本作では、外部サイトに頼らずマップはいつでもゲーム内で表示可能方角や脱出地点も常に画面上に表示されています。

天候や時間帯はリアルタイムに変化。

目標地点や目標アイテムはルートが表示されたり、ハイライトされたりと非常に親切な設計に。さらに、元々モバイルユーザー向けの設定ではありますが、同ジャンルの作品において重要な敵の足音などは、画面上部に表示されるため索敵に困る場面が少なくなっています。

他にも、本作のアーマー値は非常に高く、キルタイムが長いため「どこにいるかも分からない敵に突然やられる」ということはほとんどないでしょう。ガン待ちしてくるプレイヤーに対してもある程度は耐えられそうなため、立ち回り次第では反撃のチャンスも生まれます。

グレネードはオレンジの爆発範囲がお互いに表示される。

敵にやられてしまった場合はすぐに死亡扱いにならず、ダウン状態へと移行します。この状態では近くのプレイヤーに救助を要請することができ、おそらくパーティメンバーがいれば蘇生してもらうことも可能でしょう。ロビーはソロ、デュオ、スクワッドで分かれており、プレイヤーのKDと過去の対戦データによりマッチングするとのことで、パーティに蹂躙されたり、いきなりベテランプレイヤーの餌食になることもありません。

倒した敵は近づいて確殺しないと物資を漁れない。

ステキポインツその2!「自分だけのシェルター拡張」

本作では、それぞれのプレイヤーに自分だけの隠れ家となるシェルターが与えられます。シェルター内は自由に歩き回ることができ、武器のカスタマイズや衣装の変更、マーケットへのアクセスなどが可能です。

各施設は必要物資とお金を投入することで、さらに多くの機能が利用可能になります。また、ジムや未開放エリアも存在しており、今後のアップデートでさらなる拡張が期待できます。

ステキポインツその3!「モバイルゲームならではの要素」

本作は、モバイルゲームからの移植ということもあり、ゲームを継続して遊びたくなるような機能も備わっています。毎日のログインボーナスは当然実装されており、新規プレイヤー向けのログインボーナスや初心者向けのチャレンジなども嬉しい要素のひとつです。

また、メイン任務の他にもデイリー任務とウィークリー任務が実装されており、コツコツとこなすことでランダム報酬と経験値が入手できます。

さらに、期間限定のイベントやシーズンパスもすでに配信されており、盛り上がりを見せています。他にも、ランクマッチや各種ランキングなどにも挑戦が可能です。


『タルコフ』は本格的なゲームシステムとシビアな戦闘を楽しむものでありながら、人によってはそれがストレスに感じることも少なからずあるでしょう。本作は『タルコフ』と比べて本格的でなくなりグラフィックも劣っている一方で、ストレスを感じやすい要素ができる限り排除されて遊びやすくなっています。

クロスプラットフォームにも対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤーとパーティを組んだり、チャットを楽しむことができます。現在は一部の任務などが日本語に対応していませんが、今後も継続したアップデートが予定されています。

約90日後にはアウトブレイクが訪れるという。何かのイベントだろうか…?

また、『タルコフ』で定期的に実施されるワイプ(データリセット)も本作では、今回のグローバルリリース時に実施されたものが最後とされており、今後は努力して集めた物資やシェルターなどがなくなることはないようです。

課金要素の一部。

本作は基本プレイ無料で、課金アイテムはコスチュームやエモートのみとなっており、課金の有無で戦力に差が出ません。サバイバルシューターをライトに楽しみたいというユーザーにこそおすすめの作品となっていますので気になった方は試しに遊んでみてはいかがでしょうか。

タイトル:Lost Light
対応機種:PC(Steam(他プラットフォームとデータ同期なし)/公式サイト)/iOS/Android
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2022年9月1日
記事執筆時の著者プレイ時間:4.5時間
価格:無料
日本語:あり



《neko》
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