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「用意してきたものは全然通用していて、来年が楽しみ」Championsを去るZETA DIVISIONへ行われた合同インタビューで語る

Championsから去ることが決定したZETA DIVISIONへ向けて行われた合同インタビューの模様をお届けします。

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「用意してきたものは全然通用していて、来年が楽しみ」―Championsを去るZETA DIVISIONへ行われた合同インタビューで語る
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トルコ・イスタンブールにて開催中の、年に一度の世界王者の座をかけて争う「VALORANT Champions 2022」。日本代表である「ZETA DIVISION」は、ブラジル代表「LOUD」と対戦。マップスコア0-2で敗北を喫し、Championsからの敗退が決定しました。

Champions初戦で敗れたLOUDとの再戦となったこのエリミネーションマッチは、1stマップ:バインドを11-13で惜敗、2ndマップ:アセントでは5-13とLOUDの固い防衛を崩すことができませんでした。

今回は、Championsから去ることが決定したZETA DIVISIONへ向けて行われた合同インタビューの模様をお届けします。

――この2022年はZETA DIVISIONにとって大きな一年となりました。一年を通して、ZETA DIVISIONと日本地域にとってどのような意味があったと考えていますか?

Laz選手:Championsで負けてしまった後なので、あまり良い感情は出てきません。Stage1 Mastersではかなり良いところまでいったかなと思いましたが、Stage2 Mastersは出場もできず、Championsもグループステージ敗退で、これからもっと頑張ろうといったところです。

――来年へ向けて、『VALORANT』競技シーンにどのような成長を望みますか?

XQQコーチ:今までも同じように国際大会に挑戦するチャンスがあることは最低条件として必要だと思っています。Stage1 Mastersでの僕らの活躍や、NORTHEPTIONの活躍も含めて、まだまだ伸びてくるチームは多いので、来年以降、今までよりも日本のシーンのレベルが上がれば良いのかなと思います。

――今回のChampionsとStage1 Mastersで、2度の国際大会を通じて世界へ通用したと感じたこと、差があったと感じたことがあれば教えてください。

Laz選手:Championsでは通用しないまま終わった形ですが、Stage1 Mastersで言うと、自分たちのもっている実力・連携・スピード・戦略などを短期間で修正して成長できたところは、他のチームよりも優れていたのかなと感じます。

――公式配信のインタビューでLOUDのマップBAN・PICKについて触れていましたが、ZETAとしてどのような意図があったのか、LOUD側のBAN・PICKに難しかった部分などはありましたか?

XQQコーチ:印象的だったのが、彼らが勝ったマップであるフラクチャーと、OpTic戦で一度見せているパールをBANしたことです。結果、僕たちは勝負したかったフラクチャーやパールをプレイできず、情報があまりないバインドやヘイヴンでプレイせざるを得なかったという点ですね。

――LOUDとの再戦に向けてさまざまな準備をしてきたと思いますが、実際に戦ってみていかがでしたか?

crow選手:もともと対策は情報がないマップは前大会や予選などを研究して挑みました。アセントは前回の試合を研究してピックを変えるなどしましたが、LOUDのアセントがめちゃめちゃ強かったなという感じです。

――2ndマップ:アセントでは、俯瞰で見ていてどのような点が強いと感じましたか?

XQQコーチ:一言で述べるなら、熟練度の違いかなと思います。彼らはこの構成で長い間アセントで戦っていて、相手がどこであれ、どういう状況で何をすべきかをかなり素早く判断していて、それが共通認識として共有されているからこそ、安定した戦い方ができるのかなと思います。

――今年一年の経験を通して、今後どのような部分を伸ばしていきたい、どのような課題を改善していきたい、などありますか?

XQQコーチ:やはりまだ本当のトップの試合と比べると、まだプレイに粗い部分が目立つので、オフシーズンでしっかり改善していきたいです。今回のChampionsは特別に色々と変えた部分があったので、かなり粗い部分があったのですが、その大会のタイミングでの強い構成や戦い方などをしっかり吸収できると、今後良いのかなと思います。

――今回のChampionsを振り返っての感想と、ファンへのメッセージをお願いします。

Dep選手:今回は僕的には、最悪の状態で、最悪のグループでどうなっちゃうかなと思っていたんですが、自分たちの用意してきたものは全然通用していて、来年が楽しみだなという感じです。今回はグループステージで負けてしまったのですが、ただ、やれることはやって負けたと思います。また来年楽しみにしていて貰えたらなと思っています。


今回はグループステージを突破できずに敗退という悔しい結果に終わったZETA DIVISION。彼らにとって二度の国際大会での経験は大きな糧となり、日本地域全体のレベル向上を促したことは言うまでもありません。

そして、最後にDep選手が伝えたように、2023年にはじまるZETA DIVISIONの新たな旅路に期待し、応援を続けましょう。


「用意してきたものは全然通用していて、来年が楽しみ」―Championsを去るZETA DIVISIONへ行われた合同インタビューで語る

《Okano@RUGs》
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