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剣と魔法とガトリング!基本無料ACT『Warlander』最大100人の攻城戦は壮絶・圧巻のゲーム体験【爆レポ】

カタパルト砲撃やエネミー隕石アバーブなど盛り沢山。

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目まぐるしく移り変わる世の中、ゲーム業界も光の速さで進歩し、どれが自分に合うゲームなのか見極めるのは誰にとっても悩みどころです。懐の予算や遊ぶ時間と向き合いながら、いますぐ新作ゲームの情報が知りたい。そんなときのための「爆速プレイレポ」でございます。

今回は、トイロジックが開発し、2023年1月25日に配信された『Warlander』をプレイして気になる内容を紹介します。

Warlander』とは

本作は、剣と魔法の世界で、最大100人のプレイヤーによる攻城戦が楽しめるオンライン対戦アクション。選べる3つのクラス、それぞれ異なる役割を課せられた部隊に参加し、チーム一丸となって相手の城を攻め落とすことになります。

また、本作は日本語をはじめ複数言語に対応し、ボタン表記ありのフルコントローラーサポートも完備しています。

城は硬いが門戸は広いカジュアル風味

オンライン専用タイトルということで敷居が高いと感じられる方も多いと思いますが、各チームには20人のプレイヤーが参加しているので、ひとりのミスが敗北に直結するような厳格さはありません。グラフィックの精度は細かくともデフォルメ調の絵柄で、操作方法や機能もワンタッチにまとめられていますし、何より基本無料という点が新規プレイヤーの参入を大いに促しています。

初プレイの場合は自動的にチュートリアルに移行し、丁寧なガイド付きで基本システムを確認した後、実戦に赴くことになります。プレイヤーに用意されたクラスは前衛の戦士、味方の回復ができる僧侶、遠距離攻撃に特化した魔法使いの3種類です。

キャラクターの作成にあたっては幅広いカスタマイズ要素があり、装備やステータス強化のほか、スキンなども自由に組み合わせられます。これらはマッチ終了後にランダムで獲得できますが、課金要素として購入することも可能なので、気になる方はショップのタグから確認しておきましょう。ちなみに、称号が付与されたキャラクターは途中で解禁される仕組みとなっており、試合序盤は全てのプレイヤーが無名で始まります。

試合では、4人1組の小チームが5つ集まった大きなチームの一員として開始し、あらかじめ割り振られた役割に基づいて各プレイヤーが行動します。戦場にはリコール(再出撃)地点となるタワー、大砲や速射砲台、カタパルトなどの大型兵器が存在。さらに、一発逆転を狙える超強力な“大魔法”の奪い合いも重要な要素となっており、一度発動されたら最後、最終決戦のような壮大なBGMと共に人々の絶叫が聞こえてきそうです。

空からの死。

三人称のアクション作品としても、各自が装備しているクロスボウや魔法攻撃は凄まじい発射レートを持つ完全なマシンガンであり、防壁に備わっているバリスタも実質ガトリング砲となっています。その砲火に曝されながら攻城塔を建てる劇中の攻防は、まさにノルマンディーを想起させる壮絶なものとなっており、テンプレートの世界観に囚われず、新しい発想でゲーム体験を向上させる努力が感じられました。

カタパルト専門部隊の実装が待たれる

このような多人数対戦の常でもありますが、お互いのチームの実力が拮抗しているとマップ中央部の前線で膠着することが多く、逆に片方が優秀だと一方的な展開になりがちな点がプレイヤーからの不満点として挙げられることも少なくないです。

そして、本作は最大5チーム100人規模のバトロワ形式のモードが目玉コンテンツとして用意されており、より繊細な調整が必要になることは言うまでもないでしょう。この5チームにおける試合では他のチームと同盟を結ぶことができ、本来であれば、強いチームを協力して抑え込む目的で用いられるべきですが、いまのところ専ら熟練チームが弱者に寄ってたかって襲いかかる弱肉強食の地獄絵図となっていました。

その“イジメ”にも等しい屈辱を実際に受けた筆者としては、まだまだ初心者が多いという以外にも、1体の敵を倒すために何度も攻撃する必要があり、そうしたキルペースの遅さが結果として集団で動く上級者にソロプレイヤーが駆逐される要因と感じています。

この手の旗取りルールでは、前線を避けて敵の側背を狙う裏取り戦術が有効であり、本作にも遊撃の部隊が設定されていますが、それを阻止するように強固な門が全ルートに配置されているせいで、個人単位の戦術的余地はほとんどありません。ラグというほど深刻ではないものの、近接攻撃にはかなり強めのホーミング補正が備わっており、敵の横を通りすぎて逃げるのも非常に困難です。

本作はハクスラの性質を持つ作品として、武器やスキルをマッチ報酬などで取得を重ねることでレベルが上がり、性能も上がるのでプレイを続けることで少しずつ確実に強くなっていきますが、それもプレイヤー間の格差助長に繋がっています。初期値の状態では、攻撃や回復が効いているのかも分からないので、ハイリスクハイリターンの極端な強化があってもいいと思います。

まだリリース初期というのもあって気になる部分も多いですが、これといった不具合に遭遇することもなく、2チーム40人のモードはマッチングもかなり早い印象です。

筆者はプレイ中、一貫してカタパルトやバリスタを専有し、安全圏から狙撃して怒った敵が殺到するという遊びに夢中になっていました。やはり、多人数マルチでも個人が活躍できる乗り物は気持ちが良いので、馬で走り回ってランスで串刺しにしたり、セントリーガンやハシゴを自由に設置できる工兵の実装を期待したいところです。


『Warlander』は、Steamにて基本無料で配信中です。

タイトル:Warlander
筆者がプレイした機種:PC(Steam)
発売日:2023年1月25日
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間
価格:無料



《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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