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協力戦術で生き残れ!豪華声優陣フルボイスのターン制SLG『リデンプションリーパーズ』【爆レポ】

『ENDER LILIES』でヒットを飛ばしたBinary Hazeの新作、ダークファンタジーSLG『Redemption Reapers』の内容をご紹介。

PC Windows

東京に本社を置くBinary Haze InteractiveのダークファンタジーSLG『リデンプションリーパーズRedemption Reapers)』。豪華声優陣によるフルボイスが特徴のタイトルとして、発売前から大きな注目を浴びていました。

ゲーム内容は、少数精鋭の軍団で多勢と戦うターン制バトル。たったひとりが鬼神のような大活躍をするよりも、チームメイトみんなで協力して戦うプレイが要求されます。

PS4/スイッチ/PC向けに2月23日の発売を迎えた同作について、今回は皆さんに先んじてプレイしました!

殺戮集団「モース」との戦い

『Redemption Reapers』の声優陣は、名前を列挙するだけで興奮のあまりに血管が破裂しそうな布陣です。

五十音順に大塚明夫さん、甲斐田裕子さん、玄田哲章さん、小山力也さん、武内駿輔さん、津田健次郎さん、福山潤さん、水樹奈々さん、三宅健太さん、安元洋貴さん。1984年生まれの筆者としては、やはり漢・大塚明夫が出演している点に大興奮!

殆ど映画を観ているかのようなシナリオ映像のクオリティーですが、大まかなシナリオは以下の通り。

その世界には数々の国を滅ぼして回る「モース」と呼ばれる異形の集団が存在します。和平交渉に応じることも一切なく、ただただ各国の都市や集落を襲い、住民を虐殺する戦闘集団です。そんなモースに対抗するのが「灰鷹旅団」という傭兵部隊。彼らは基本的に少数精鋭で、数は少ないながらも個々の技能と集団の戦術を駆使してモースと戦います。

今や人々にとって、灰鷹旅団は希望の光。しかし、かつての旅団は「忘恩の死神」と忌み嫌われ――。

この先は、ぜひゲームをプレイして確認していただきたいと思います。

「連携攻撃」で有利に戦え!

ゲーム部分は、意外にも伝統的なターン制SLG。現代人にとっては慣れ親しんだ形式のシステムです。

従って、この部分の操作に難儀することは一切ないはず。しかし問題は、難易度です。このゲーム、基本的にたったひとりが極端な活躍をすることができないようになっています。

そこで勝利への鍵を握るのは「連携攻撃」です。

攻撃対象の敵と隣接している他の仲間は、該当キャラの攻撃直後にアクションを起こしてくれます。つまり、敵を前後で挟んで二連撃、或いは味方をもう一人加えて三連撃……という戦い方が重要になるというわけです。敵の反撃による被ダメはかなり重く、極力反撃させないまま倒し切る戦い方が求められます。

HPを回復させるアイテムはあるにはありますが、これは基本的に1マップにつき、1キャラに対し1回のみしか使えません。無尽蔵にポンポンHPを回復させるシステムはありません。そのため、チュートリアルを兼ねた最初のマップでも慎重にやらないと容赦なく倒されてしまいます。

やられたキャラは死亡扱いにはならず、その後のマップに復帰できますが、脱落している間はもちろん経験値を稼ぐことはできません。あまりやられてばかりいると、他の仲間とのレベル格差が生じてしまいます。もっとも、それを補うために戦闘後の「トレーニング」という機能も実装されているため、各メンバーのレベルをその都度しっかり把握しておくのも重要です。

頭脳は最大の武器

この『Redemption Reapers』は、とにかく頭を使います。頭脳こそが最大の武器であるということを実感させられてしまうほどです。

上述のように、誰かひとりにチャンバラさせてモースをバッタンバッタン倒していくという戦い方はできません。連携攻撃がしやすいよう、味方同士はできるだけ密集させたほうが有利になります。また、敵がどこへ向かうかという予測も必要です。3人の仲間が包囲するマスに敵が来てくれれば、それはまさにラッキーな出来事。次のターンでそのまま3人の連携攻撃ができるようになります。

ただし、中には弓矢を使って遠距離攻撃してくる敵もいます。こいつを早めに潰そうと思って仲間の一人を突出させたら、近距離攻撃型の他の敵が出てきてボコボコに……という展開もあるので注意が必要です。

とにかくこのゲームは、1ターンに時間をかけることをお勧めします。そもそもゲーム自体がプレイヤーの熟考を前提にしているので、悩んで悩んで悩み抜いた結論を画面に反映させて一喜一憂する……という遊び方にどうしてもなってしまいます。

そして、熟考の末に出した結論が上手く行った時の快感は本当に最高! 「脳汁ドバドバ」とは、このような状態を言うのでしょうか?

日本語フルボイス実装だ!

『Redemption Reapers』の対応プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、Steam。対応言語は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語。しかし、対応音声は日本語と英語のみ。

漢・大塚の声を100%堪能できるのは、日本生まれ日本育ちの特権! ああ、筆者は日本人に生まれて本当に、本っ当に良かった!!!!!!!(←小学生以来の大塚ファンです)

『Redemption Reapers』デジタル版はPS4/スイッチ/PC(Steam)にて配信中です。パッケージ版は2023年4月下旬を予定しています。価格は5,480円(税抜)。


ENDER LILIES: Quietus of the Knights - Switch
¥3,828
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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《澤田 真一》

ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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  • スパくんのお友達 2023-02-24 2:45:12
    値段が高いなって思って手が出せないでいる。
    6000円くらいするのね。
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2023-02-23 15:46:52
    大塚明夫の声を楽しめる日本人万歳!
    龍が如く維新極でも締めの台詞多めですごく良い
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2023-02-23 12:03:12
    気になってるんだけど値段が... 有名どころの声優多く起用してるのも影響してるのだろうか
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2023-02-23 11:48:34
    今のFEが失ってしまったものを持ってる気がする作品だと思う
    3 Good
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  • スパくんのお友達 2023-02-23 11:13:44
    ストーリーとか良さそうなゲームだなぁ
    でもslgって昔から思うんですが大味じゃないですかね?
    ある場所まで行かないと近寄ってこない敵や駆け引き的なものもないような気がする
    rtsは別として
    自分が楽しみ方を知らないだけなんだと思いますが
    1 Good
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  • スパくんのお友達 2023-02-23 4:45:39
    記事の内容、発売前の事前情報と大差なくない?
    実際にプレイした内容はどこ?
    13 Good
    返信

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