NVIDIAの最新ゲームドライバー内に現在「Counter-strike 2」という名のプロファイルがあり、その中に“csgos2.exe”と“cs2.exe”の2つの実行ファイルが含まれていることが明らかになりました。RedditユーザーのDAOWAceが発見し、スクリーンショットを投稿しています。
海外メディアPC Gamerが有志の作成したツール「Nvidia Profile Inspector」を使用してドライバーを確認したところ、間違いなく“csgos2.exe”が存在していることを報告。その後、他のTwitterユーザーGabe Follower氏がファイル内に“source2”が含まれていることを発見しています。なお、参考までに『Counter-Strike: Global Offensive』の実行ファイル名は“csgo.exe”です。
海外データマイナーのAquarius氏はいくつかのドライバーで調査した結果、バージョンに関係なくこのプロファイルはアカウントにログインすることで生成されることを発見。そのため、このプロファイルについて、NVIDIAでクラウドベースの最新データベースがアップロードされたのではないかと推測しています。
これらのデータを元に、現在SNSやRedditなどで『Counter-Strike: Global Offensive』のゲームエンジンが「Source 2」に移行するのではないか,、もしくは『Counter-strike 2』が発表されるのではないかという憶測が広がっています。

「Source 2」は2015年にValveが発表したゲームエンジン。現在は『Half-Life: Alyx』などの作品に使用されているほか、2015年には『Dota 2』のゲームエンジン移行も行なわれています。2017年には『Counter-Strike: Global Offensive』にも採用されるという話がありましたが、現在もエンジンの移行は行われていません(公式データベース参照)。
Aquarius氏によると、実行ファイル“cs2.exe”に関しては2014年のものである可能性が高く、重要ではないとのこと。また、これらのファイルが『Counter-Strike: Global Offensive』フィンガープリントに関連付けられているため、間違いなくValveの公式であるとしています。
PC Gamerは、Valveへこの件について問い合わせ中ですが、現時点で回答は行なわれていないようです。