あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編

その日、人類は思い出した。乗り物が主役であったことを。

連載・特集 プレイレポート
あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編
  • あの超大作が遊び放題!「PS Plus」3月のフリプタイトルを試食しよう!『バトルフィールド 2042』『Minecraft Dungeons』編

もうすっかり春になった気がします。この季節は、春映画の時期というのもあって“この春、あの超大作が……”という文句を聞いた人もいるかもしれませんが、少なくとも、PlayStationコンソールユーザーの方には超大作のお知らせです。

というわけで、2023年3月の「PlayStation Plus」加入者向けサービス“フリープレイ”で提供されている作品を紹介するプレイレポート後編。今回は、最大128人対戦の超大作FPS『バトルフィールド 2042(Battlefield 2042)』と、ハクスラ系アクションRPG『Minecraft Dungeons(マインクラフトダンジョンズ)』の気になる内容をお届けします。なお今月度のフリープレイは4月3日(月)まで配信となっているため、PS Plusユーザーは今のうちにチェックしておきましょう!

バトルフィールド 2042』とは

船から地球へ。

『バトルフィールド 2042』は、エレクトロニック・アーツから発売されている多人数参加型の対戦FPS。同ジャンルの二大タイトルに数えられるビッグシリーズのひとつで、2042年の崩壊した未来を舞台に、圧倒的スケールの巨大なマップ、戦車や戦闘機が縦横無尽に行く戦場に一兵士として参加してチームを勝利に導くのが目的です。

シリーズ初期の作品に実装されていたAI操作のBOT兵士の再導入に加え、PS5版では、かつてない最大128人による大規模対戦を実現しています。シリーズの原点であるマルチプレイ特化の設計に回帰し、銃弾や爆弾が雨あられと降り注ぐカオスな戦場体験はそのままに、過去作のマップや装備を使ってゲームルールを自由に作成できる「バトルフィールド ポータル」などの新要素も話題となりました。

人を踏み潰して蹂躙する乗り物の面白さ

マルチプレイでの対人戦がメインということで、近年のシリーズ作品にあったストーリーキャンペーンは廃止され、代わりに敵味方がBOT兵となるソロプレイモードが練習用とされています。このソロプレイは対人戦を模した実戦形式であり、乗り物も自由に使えるので、初めてプレイするという方は何度か試しておくべきでしょう。

プレイヤーの欠員を補う意味もあるBOT兵は、手軽に討ち取れる相手としてちょうどいい弱さなので、初心者でも簡単にキルの爽快感が得られるはずです。

リリースから1年以上が経過した現在、アップデートによって仕様が大きく変更されている点もありますが、基本部分は変わっていません。ルールはコンクエストブレークスルー、チームデスマッチといったお馴染みの顔ぶれのほか、先述の「ポータル」、PvPvE形式の新モード「ハザードゾーン」などが存在します。

ある程度の試合を重ねて慣れてくると、プレイヤーが指定のポイントに目がけて洪水のように殺到するブレークスルーも面白いですが、まずはコンクエストをプレイしましょう。伝統的であると同時に、最も分かりやすいルールとなっており、広いマップに目標が分散しているので忙しいプレイが苦手な方でもマイペースに楽しめます。

輸送機からは味方が勝手に湧く。飛んでいるだけでポイントがもらえる。

試合は二つの陣営が正面からぶつかり合う紅白戦。参加したプレイヤーは自動で振り分けられた陣営の分隊に所属し、同じ分隊のメンバーとは特に密接に連携しながら、歩兵あるいは戦車や戦闘機を操作する搭乗員として戦場に降り立ちます。コンクエストでは、点在する旗を支配して維持することで相手チームの戦力を減らすことができ、マップも最大なので、乗り物が最も活躍できるルールです。

この作品において特筆すべき部分は、一級のグラフィックや戦場の雰囲気だけでなく、歩兵と兵器が相互作用する現代戦の複雑なシステムをカジュアルに楽しめること。玄人志向の強い作品だと、きちんと動かすのに最低でも3人がかりとなる戦車も、ほとんど車と同じ感覚で単独操作が可能です。戦闘機やヘリコプターは空を飛ぶので多少の慣れが必要ですが、出力が自動なので失速もせず、コツを掴めば宙返りなどもできるようになります。

何より、このシリーズは乗り物の存在感が極めて大きく、プレイヤーのスキル次第で一方的に蹂躙することができます。無名の歩兵とは違い、狡猾で熟達した乗り物の使い手は名のあるエースとして味方から尊敬され、敵にとっては憎悪の対象となり、また違ったロールプレイを楽しめるのも他にはない面白さです。

味方を救え!乗り物使いの一挙手一投足がドラマであり、勝敗に直結する。

撃てば撃たれるという理由から、敵味方の乗り物が“棲み分け”とでも言うべき奇妙な関係に陥り、敵同士で挨拶していた昔のパイロットのように互いに攻撃しない光景も空の上では起きていました。

ジャンルとしてはFPSですが、一人称の乗り物シミュレーションとしても通用する稀有な作品であり、戦車や戦闘機の操縦が好きな方、ヘリで味方を送り届けるなど各々の役割に徹したロールプレイングに興味がある方には、ぜひともオススメしたいタイトルです。

最近のアップデートで本編にもEODボットが追加された。ラッシュ専門のプレイヤーには朗報か。

スパくんのひとこと

「ベトナムでの戦いを想うとき、オレは気持ちの高まりを抑えることができないスパ。ガンナー席の味方にキルさせるだけで拍手されるから、みんなも乗り物やってみるスパ!!!!!」

タイトル:バトルフィールド 2042
開発元/発売元:EA DICE/エレクトロニック・アーツ
対応機種:PS4/PS5
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
提供期間:2023年4月4日まで

『Minecraft Dungeons』

『Minecraft Dungeons』は、Mojang Studiosが開発したアクションRPG。あの有名な『マインクラフト』の世界観を舞台に、英雄である主人公がゾンビやクリーパーといったお馴染みの敵と戦いながら、世界を脅かす邪悪な村人の王の打倒を目指します。

サンドボックスとして名高い『マインクラフト』を基に、日本語音声のナレーションで語られる本格的なストーリーを加えたRPGとして仕上げられた作品であり、見下ろし型のアングルでゲームが進行。ショートカットに登録したアーティファクトも含め、ワンタッチで様々な行動ができるシンプルな操作、レア度や性能が異なる装備などのハクスラ的な要素も備えた奥深いアクションです。

また、オフライン・オンラインを問わず、フレンドを誘って最大4人のプレイヤーで協力して攻略できるマルチプレイにも対応しています。

城や町は作れないが攻略の可能性は無限大

いまのところ、掘った土を積み上げて家を作ったり、自宅地下の鉱山に線路を敷いてトロッコで行き来するような展開はありませんが、見た目は『マインクラフト』そのもの。全てが角ばったドット絵のブロックで出来ているのは当然ながら、全体的にグラフィックがなめらかな質感になっており、かなり見やすくなっています。

オープニングの後、さっそくチュートリアルを兼ねた最初のステージが開始。この作品では、広い箱庭の中で建築をするというわけではなく、ミッション形式のストーリーを順繰りにクリアしていく方式です。

ステージも基本は一本道の構成となっていて、進むべき方向は画面上に示されるマーカーを辿るだけなので迷う心配はありません。その道中には、諸悪の根源たる邪悪な村人の王の手下と思われるゾンビなどの敵対モブが配置されていますが、デフォルトの難易度では初期装備の剣でも一撃で倒れてくれます。

ただ、剣はいささかリーチが短いので当て損ねると、そのまま攻撃を受けやすいです。画面下にあるハート型の体力がゼロになると死亡し、残りライフがあれば復活できますが、その前にきちんと回復しましょう。敵や動物を倒した際にドロップする食べ物は、かなり強力な上に落とす頻度も高く、最初から持っている回復薬もクールダウンが長いものの、使わない手はありません。

そして、本作の最も特徴的なのがハクスラを想起させるランダム性。手に入れた装備品にはレアに応じた性能のほか、特別な効果を付与するエンチャントもそれぞれ異なっており、いつ、どれを育てるのか本当に悩ましいです。“倒して拾って強くなる”というハクスラの概念が基本にあり、強くなるために捨てるという葛藤、武器の種類もリーチの長い槍系から手数で勝負する双剣まで幅広く用意されています。

任意で発動させるアーティファクトも攻略を加速させる便利なものが揃っており、それをどのように組み合わせるのかも考えどころ。たとえば、攻撃力と振りの速さを高めるアーティファクトと先の双剣を合わせれば、もともと高速だったものがさらに強化され、絶え間ない風切り音を響かせてボスを瞬殺するなど末恐ろしいかぎりでした。

さらに、協力プレイが実装されている関係もあってか、少しステージが進むと途端に敵モブの数や強さが跳ね上がり、常に回復の心配を強いられることに。近接武器と同じぐらい強い弓で対処する方法もありますが、一度クリアしたミッションにも登場するボス級の賞金首は露骨に手強く、この敵が落とす旗の効果によって、敵モブがより素早くなったりと恐ろしい存在になってしまいます。

ポップな印象とは真逆ともいえる複雑で深いシステム、思った以上に難易度も高めに感じられたのもあって、やり込みや高難易度にこそ燃えるという方、もちろん『マインクラフト』が好きな方にもオススメできる作品です。

もちろん、このおじさんもいる。

スパくんのひとこと

「壁沿いに逃げるとデカいボスは引っかかるから、弓チクでハメ倒すのも勇ましい戦い方スパね!友達と遊ぶ場合は敵が強くなるらしいから気を付けるスパ!」

タイトル:Minecraft Dungeons
開発元/発売元:Mojang Studios/日本マイクロソフト
対応機種:PS4
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
提供期間:2023年4月4日まで



《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top