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名探偵の遊びごたえは抜群だった…!リメイク版『Sherlock Holmes The Awakened』で事件解決のため奔走しよう【プレイレポ】

世界的に有名な探偵が、今度は一体どのような事件に巻き込まれていくのでしょうか。集めた証拠から推理を重ねて、動き出す物語が熱い。

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注意

本記事は先行プレイレポという形式上、ネタバレが含まれます。
閲覧にご注意ください。



今回はFrogwaresが開発を手掛け、本日2023年4月12日(ストアによっては11日表記の場合有り)にリリースされたリメイク版『Sherlock Holmes The Awakened』についてご紹介したいと思います。

配信プラットフォームはWindows (Steam,GOG.com,Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチと多岐にわたり、今回はWindows PC版を先行プレイさせてもらっています。

『Sherlock Holmes The Awakened』とは?

本作は、言わずと知れた「シャーロック・ホームズ」をベースにしたアドベンチャーゲーム。ストアの説明にはクトゥルフ神話の文字があるため、おお……啓蒙の高い獣狩りの夜……!と、思ってしまうかもしれませんが、基本的には三人称視点でホームズを操り、聞き込みや現場調査を行うことが本筋。集めた証拠から推理を行い、さらに掘り下げた話に繋がる時のカタルシスは素晴らしいものがありました。今回は序盤のプレイではありますが、既に十分楽しいプレイフィールでしたね。早速やってまいりましょう。

操作・設定・言語

操作はコントローラーおよびキーボード&マウスに対応。これは筆者の環境によるものと思われますが、Xbox Oneコントローラーを接続した際、右スティックでカメラ操作が反応せず、かわりにメニューボタンで左回転するという謎の現象があったため、今回はキーボード&マウスでプレイしています。

また難易度設定は「若き探偵」と「推理の達人」、「カスタム」が用意されています。その他設定については、グラフィック・サウンドともに解像度や音量などのオーソドックスな項目が並びます。また言語については、字幕とユーザーインターフェースが日本語対応しています。

本編開始

新規ゲームを選択すると、雨降るロンドンの街並みが流れ、チャプタータイトルがババンと表示されます。

そこから室内に場面が切り替わり、紳士が皮肉交じりの小粋な応酬を繰り広げます。そう、ここで登場する人物こそ本作の主役である名探偵シャーロック・ホームズと、その相棒である医者のワトソン先生です。

ムービーが終わり、操作可能なプレイパートが始まりました。三人称視点で主人公ホームズを操作して部屋を歩き回りましょう。

雨粒が叩く窓ガラスからロンドンの街並みを見下ろして「事件は迷宮入りか……」と浸る筆者。まだ何も始まっていません。色々物色したくなりますが、チュートリアル的説明セリフで「机の上の新聞を見る」ように促されるので大人しく従います。

この「調査」は、後々の捜査パートでも活躍する大切なアクション。一人称視点に切り替わり、カメラを動かしながらカーソルが黄色に変化する対象をフォーカス、証拠としてピックアップしていきます。画面上部に表示された「0/30」という数字は、「対象3個あるうちの0個が調査完了」という意味ですね。

ピックアップした対象は、このように詳細情報を表示することもあります。これらは証拠としてホームズの手帳に記録され、後から確認可能。また参考人として掲示したり、推理に使用したりする大切な材料(?)でもあります。証拠のアイコンに添えられた小さなシンボルが、その後の捜査でどのように使用するかのヒントにもなります。

話は少し脇道にそれますが、ゲーム中にアクセス可能なメニュー画面には「推理」「手帳」「地図」「衣装」という項目が並びます。その中でも特に衣装はイベントシーン含めてゲーム中のキャラクター外見を変更できるので、いろいろ遊んでみると良いかもしれません。

というわけで、ザ・探偵という出で立ちに変身した我らがホームズ。

ワトソン先生も、いい感じに気品漂う穏やかな見た目になりました。

話を戻して、ホームズが必要としている新聞紙がワトソン先生に捨てられてしまったから、外のゴミ箱に取りに行くということに。

先程は室内でしたが、今度は外を歩いて調査を行うことになります。流石に当時のロンドンを知るわけではありませんが、街並みはなかなか作り込まれており、建物だけでなく道行く人や馬車、その他オブジェクトに到るまで丁寧な仕事がされていることがわかります。

さて調査ですが、街中でもやることは変わらず、怪しい場所に表示されるアイコンを探して注目します。

朝の新聞が無くなった云々から「ホームズを毒殺しようとしている何者かがいる云々」に話が発展。若干の強引さはありますが、ここから街の周囲に聞き込みをしていきます。

基本的に街にいる人間はほぼ全員話しかけることができますが、捜査の進行に関係するキーキャラクターは限られており、その特定にはそれまでに集めた証拠を使用します。適切な証拠が用意できない場合、話しかけても会話が終わってしまい先に進めないこともあるので注意が必要。ともあれ会話は基本的に選択肢全てを聞いていけば、何かしらのヒントやストーリーの進展に関わるキッカケを得ることができるので問題ありません。

こちらは推理の画面。調査や会話などで集まった証拠を繋いでいきます。証拠アイコンにはカーキ、ブルー、グリーンといった具合で色分けがされており、画面中央に表示された色と対応する証拠を線で繋ぐことで、正解の場合は推理の「答え」がアンロックされます。

この推理によるアンロックは、それまでの調査や会話による証拠集めの時以上に、物語を大きく前に進めます。証拠集めに苦労したときほどここで感じるカタルシスは大きく、個人的に「なるほど!そういうことだったか!」という解放感が得られるので好きな部分。

また証拠集めの中では、重要人物の外見を観察することで得られる情報もあります。

例えばこちらのバーンズ氏、調査のときと同じ要領で視点を移動して、身体の各部に小さくハイライトされた場所をピックアップし、情報を取得することができます。

これらを集めることで人物像の輪郭が浮かび上がり、最後にホームズの結論を合わせることで完成。これも後々の捜査で有効な証拠になるのです。

証拠集めは何も表面的な範囲でのみ行うものではありません。時には、それまでに得られた情報から当たりをつけて現場に赴き、「集中」という機能を使用することでさらなる詳細を得ることもあります。

集中モードに入り、ハイライトされた対象(場所や物)を選択すると、このように「想像」に絡めて過去に発生したことを再現可能になります。これも物語を進める上で非常に重要な要素なので、注意深くハイライトを探しましょう。

また調査中にも集中を用いることで、通常であれば見落とす対象も証拠としてピックアップできます。

さて証拠も揃い、推理も筋の通った形になってきたので、重要人物と話をしてみましょう。もちろん通常範囲で、会話選択肢からさらなる証拠を得ることもできますが、「問い詰める」を行うことでより核心に近づくことが可能に。

この「問い詰める」は、関連のある証拠をいくつか選択することで正解がアンロックされる仕組みですね。証拠を掲示しながら畳み掛けて、相手が「参った」する一連の流れがなかなか熱い展開です。

おわりに

推理も、集中も、問い詰めるもいずれにせよその根拠となる証拠がどれだけ揃っているのかが大事なポイント。また単純に証拠を集めればそれらが自動的に解決されるわけではなく、証拠から推理を行うことで初めて問い詰めることができたりします。

そのためゲーム中の大半は証拠集めに奔走していますが、そこに作業感はあまりなく、「もしかしてこれがこうなってああなるのではないか?」と、どこか期待めいた気持ちとともに遊べるのが楽しいプレイフィールでした。

  • タイトル:『Sherlock Holmes The Awakened』

  • 対応機種:Windows PC(Steam,GOG.com,Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ

  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC

  • 発売日:2023年4月12日
    ※配信先またはプラットフォームによって11日表記の場合もあるので注意

  • 著者プレイ時間:3時間

  • サブスク配信有無:無し
    ※記事執筆時点において

  • 価格(Steam):通常版 5,930円、予約購入デラックスエディション 7,430円、予約購入プレミアムエディション 8,230円
    ※配信先またはプラットフォームによって金額が異なるので、各ストアでご確認ください。また製品情報は記事執筆時点のものです。

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