パッチごとに気になるジョブ調整ですが、今回は大規模なジョブシステムの改修などは行われず、ジョブごとのプレイフィール改善やジョブ間での火力のバランス調整がメインとなっています。
パーティメンバーの攻撃力などを高める、多くの範囲バフアビリティの効果範囲が30mに拡大されることで恩恵を受けそびれることがほとんど無くなるほか、竜騎士の「ジャンプ」の使い勝手向上などといった調整が実施されます。
ジョブ調整はPvE、PvPのどちらにも実施される予定なので、詳細はパッチノートが公開され次第確認してほしいと吉田氏も補足していました。
ヴァリアントダンジョン第二弾「六根山」はあの男が登場!?その他アップデート情報!
第一弾である「シラディハ水道」に引き続き、アナザーダンジョンとヴァリアントダンジョンの第二弾、「六根山」が実装されます。シラディハ水道とは独立したコンテンツであり、シラディハ水道を未クリアの場合でも挑戦が可能です。
今回の舞台は東方地域ということもあり、ダンジョンに随伴するNPCはあのクガネの商人、「ハンコック」が登場します。さまざまな分岐によるストーリーの展開やテキストの収集要素もあり、時にはハンコックがヒントをくれることも。
景観にもかなりこだわりを入れており、フォトスポットとして使用できそうな箇所もみられました。ヴァリアントダンジョンはソロでも突入可能なので、和風な装備を着てスクリーンショット撮影に赴く、といった使い方も面白そうです。
PvPコンテンツにもいくつかの調整が実施され、パッチ6.4からはシリーズ4が開幕します。フロントラインでは専用のUIが実装されるほか、砕氷戦のルール調整、制圧戦が一時的に利用できなくなるなどのアップデートが実施予定です。
砕氷戦ではマップの地形や氷の位置が調整され、フィールドが三角形に近い形に変更されます。また入り組んだ地形も改善され、マップの上下がより分かりやすくなりました。各拠点の占拠スコアが無くなるなどスコア獲得方法にも変更が加わり、よりフィールドの各地で戦闘が勃発しそうです。
無人島開拓アップデートも引き続き行われ、ランクキャップやエリアの開放、新しく飼育できる動物や報酬の追加など色々な要素が追加されます。さらに以前の放送でも触れられていた、庭具を設置する機能についても紹介されていました。
無人島では庭具の投影を配置することができ、リストには120種類までの庭具を登録しておくことができます。同じ庭具を複数個購入する必要がないのは嬉しいポイントですね。放送では実機を使って、島にモアイ像を並べるような姿も。Lサイズのハウジングよりもかなり多くの庭具を設置できるので、プレイヤーによってまったく違った景観の無人島になりそうです。
そのほかにも、新しいアラガントームストーン「神曲」が追加となるほか、青魔道士のレベルキャップ解放やアクション、専用装備の追加といったアップデート、ミラージュプリズム機能の拡張、チャット欄にジョブアイコンが表示されるようになるなど、プレイフィールの向上を目的としたアップデートも実施されます。
今回のアラガントームストーン:神曲で獲得できる武器のデザインは、以前に開催された「ジョブ専用武器デザインコンテスト」で入賞した作品のものとなっています。「剣のような踊り子武器」や「脇差と二本差しができる侍の刀」など個性的なアイデアのものも多く、これは全ジョブ分の装備を集めたくなりますね!
そのほか、現代風でカジュアルな新式装備や「アンビストマ」のマウント、オシャレに着飾ったウソウソや犬のミニオンなども実装されます。新式装備は防具のデザインもですが、武器のが87ID「ヒュペルボレア」のものと同様のデザインなので、こちらにも注目です。
今回はパッチ6.4で実装されるさまざまなコンテンツの詳細情報をまとめてお届けしてきました。パッチ6.4ではいよいよクライマックスが近付くメインクエストや、遂に完結する「パンデモニウム」など、ストーリー的に多くのターニングポイントを迎えることとなります。ゴルベーザとの決闘や報酬システムの調整が入った零式など、目玉となる戦闘コンテンツたちにも注目です!
『ファイナルファンタジー XIV』はPC/PS4/PS5向けに配信中で、次期アップデートのパッチ6.4「玉座の咎人」は5月23日配信予定です。今回の放送はこちらより視聴できます。