5年の歳月を経て正式リリース! 噛めば噛むほど味が出る『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』で“緊急のお仕事”を体験しよう【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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5年の歳月を経て正式リリース! 噛めば噛むほど味が出る『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』で“緊急のお仕事”を体験しよう【プレイレポ】

5年の歳月を経て正式リリースされた『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』はスルメゲーとしてよい味を出しています。

連載・特集 プレイレポート
5年の歳月を経て正式リリース! 噛めば噛むほど味が出る『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』で“緊急のお仕事”を体験しよう【プレイレポ】
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ハロー親愛なるGame*Spark読者のみなさま! 今回は2023年05月16日にリリースされた『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』の新鮮なインプレッションをお届けします!

本作の開発は「Nils Jakrins」が行い、パブリッシュを「Excalibur Games」が手がけました。そもそもの出発点は2018年06月08日にSteamにて早期アクセス開始されたことが、このゲームの始まり。緊急サービスシム『Flashing Lights』として登場したのです。そして5年の歳月を経て正式リリースとなったという運びです。

本作は「警官」と「消防士」に「医師(EMS)」の3種類のロールが選べ、それぞれオープンワールドの舞台で発生する任務と内容が変わっていきます。それがおもしろみを生んでおり、なおかつ協力プレイにも対応しているため「自分は消防士をやるけど、フレンドには医師をやってもらうプレイ」などが期待できます。しかしながら協力プレイには難点もあります。それではそのプレイフィールを見ていきましょう。レッツシミュレーション!

『Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』のゲームプレイについて

ご覧の通り英語のみ

本作は本稿執筆時点の2023年05月25日で、ローカライズは未完であり、チュートリアルのみ日本語化されていません。ですので最初はとまどうかもしれませんが、きっと実地でいけます! ぶっつけで慣れることができるよう、ちゃんとデザインされているのでご安心を。筆者も目を皿にしてチュートリアルを読んでいましたが、チュートリアルに出てこないミッションの方が多数なので、中身が読めたところでどうしても実地でいくことになります。

警察編

万引き犯を捕まえろ!

万引きが起こったのでお店に行って事情聴取、犯人の人相を教えてもらって近辺を捜査します。すると逃げ回っている犯人が! 鬼のタックルで犯人を組み伏せ、手錠をかけます。

その後はIDが偽造じゃないかを確認し、続けてアルコール検知、ドラッグ検査などなどを終えて移送の手配を出します。このとき自分で警察署にも連れて行けるようですが、筆者環境ではどうも上手く行きませんでしたので、今回は基本的に移送の手配を多用しております。

武装強盗と相対せよ!

コンビニに銃を持った武装強盗が現れたとの通報を受け現地に向かい、パトカーのトランクからショットガンかライフルを取り出して対抗します。殺害してもよいので割と気楽なミッションとなっております。

消防編

ビル火災を食い止めろ!

消防士にアラートが鳴り、何事かと思いきやビル火災! 消防の現場では消防車からポンプを取り出して消防車に繋げ、そして放水して大規模火災を食い止めます。

また消防では「木の上で立ち往生している猫ちゃんを助ける任務」も出現してほっこりします。張り詰めた緊急仕事ばかりじゃないのが消防士のいいところですね。

医師編

胸痛患者を助けろ!

救急のコールが鳴ったので所在地に向かい「ハリガン」という器具を使って住居に侵入、その後救急キットを使って患者を調査後に症状に合わせた処置を行っていきます。アスピリン投与や静脈路の確保を行い生理食塩水静脈注射などを行うことになります。

また自動車事故など重大な局面では心臓にショックを与えて蘇生させる、といった任務も含まれていきます。

ショックパッドを取り付けていきます。

「CPRを実施して、ECGリードを取り付け……」など煩雑で専門用語が出てきますが、次に何を行えばよいのか示してくれるため混乱は最小で済むゆえ、好印象です。これが実地でいけるという証左でしょう。

気になる協力プレイのプレイフィールは……

本作の協力プレイは、プレイヤーがロビーを作ってそこに入ってきてもらう方式です。野良マッチも行われており、パスワード制限をかけることも可能です。友達同士だけでプレイしたい場合に有効でしょう。

肝心のプレイフィールですが「フレンドと同じミッションを協力してプレイすることはできない」という点が難点でしょう。おのおの出現するミッションは異なり、同じミッションに取り組むことができないのです。この点は非常に惜しく感じられます。協力プレイをするならば「自分に表示されるミッションをひたすらスルーして付いていくプレイ」が求められます。スマートとは言いがたく、残念な思いに駆られました。


Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター』は多数のミッションをその日その時の気分で変えられる魅惑のビデオゲーム。とりわけ協力プレイの実装は本作の可能性を押し広げる可能性があるといえ、今後のアップデートに期待が掛かります。

最初のとっかかりを掴むまで(ミッションを1つクリアするまで)本作の“雑味“が気になって執筆は困難かも……と思ったのも杞憂でした。進めてみれば堅実で楽しい体験が待っていました。やればやるほど「もっと!」とおかわりをしたくなるゲームデザインが施されており、5年の歳月を見事に昇華しているといえるでしょう。それでは読者のみなさま、れっつ・しみゅれーしょん・ポリショボキューキュー!

噛めば噛むほど味が出る良ゲースパね!

タイトル:Flashing Lights - 警察,消防,救急業務シミュレーター
対応機種:Windows
発売日:2023年05月16日(早期アクセスリリース日:2018年06月08日)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam
今回の記事執筆に限定したプレイ時間:9.6時間
価格:2,570円


《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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