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全ネコファンが萌える!家に帰るつもりが寄り道だらけの大冒険な毛玉ADV『Little Kitty, Big City』デモ版プレイレポ【Steam Nextフェス】

これからの主流とも言われるネコの生き方。ネコに学ぼう。

連載・特集 プレイレポート
全ネコファンが萌える!家に帰るつもりが寄り道だらけの大冒険な毛玉ADV『Little Kitty, Big City』デモ版プレイレポ【Steam Nextフェス】
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季節の巡りも早いもので、すでにSteamでは大きなイベントが開催されています。そう、すなわち「Steam Nextフェス」です。数ある新作インディータイトルの体験版の中で、ひと際に存在感を放つネコ作品がありました。

ネコちゃんは全人類が普遍とする毛深くて可愛い文化の中心ということで、今回は「Steam Nextフェス」に合わせて配信されたネコゲーム『Little Kitty, Big City』体験版のプレイレポをお届けします。

なお、本作の体験版は日本時間の6月27日までの配信となっており、興味のある方は期間内にプレイを済ませて来たる発売に備えましょう。

Little Kitty, Big City』とは!?

本作はDouble Dagger Studioが開発したアクションアドベンチャー。黒ネコの主人公が現代日本を想起させる街並みの中で、ひょんなことから路地裏のゴミ箱に落下し、ビルの上にある寝床に帰り着くべくマイペースな冒険を繰り広げます。

また、本作は複数言語に対応の表記があるものの、体験版では英語のみ。一方で、ボタン表示を含めたフルコントローラーサポートとなっており、プレイ環境を問わず快適な操作が可能です。

プレイの前に本作の魅力をワンポイント解説!

◆吾輩の焦らない生き方

主人公は1匹のネコなので、目的があっても急ぎません。のんびりコツコツ、自分流で行くアドベンチャーが楽しめます。

◆ネコ流パルクール

入り組んだコンクリートジャングルも、ネコの手にかかれば遊び場も同然。しなやかな猫背を活かした高機動で縦横無尽に駆け抜けましょう。

◆溢れ出るネコ愛

本作はカートゥーン寄りのグラフィックとなっており、ネコの鼻づらの表情筋に至るまで分かりやすい大きな動きで表現されています。リアルとは一味違うアニメ的なネコが好きな方にもオススメです。

毛深くて小さな自由猫の大冒険!

どこか見覚えのある都会の風景から始まる印象的なオープニングの最中、主人公であるネコくん(名前はまだ無い)が登場。ぐっすりとして夢の中、シッポでとぐろを巻いて眠りこける毛玉姿は存在しているだけで人々を笑顔にさせてくれますが、ネコくんがいるのは地上何十メートルというビルの上なのです。

ダイナミック就寝ならぬ、デンジャラス就寝。

よく見ると、赤い敷き物が窓の内側から出ているようにも見え、ネコくんが何者かに飼われている可能性もあります。それにしても危険な窓の外で寝かせるというのはどういう状況なのでしょうか。あまりに独創的な飼育により、場合によっては逮捕を免れません。

ゲームシステム的にネコくんがビルを登って肉球で窓を開錠し、勝手にじゅうたんを引っ張ってきて寝ていたのかもしれませんが、案の定、寝返りを打った拍子にスリムな下半身がはみ出して落下してしまいます。

新聞の隅にある4コマ漫画のよう。

全年齢向けアニメを彷彿とさせる大ジャンプからの空中バードキャッチ、そしてネコ族の優れた体幹と柔軟により、完璧な着地を見せつけて事無きを得ました。

これがネコくんでなかったらと思うと、プレイパートに入る前から冷や汗ものですが、プレイヤーを惹きつけるという意味では十分に完成された導入です。

どう考えても、あんな形で昼寝をしていたネコくんの自業自得なので、最終的にゴミ箱の中へ収まってしまうのは同情の余地もありませんが、ここからが物語の本当のスタート。はたして、ネコくんはお気に入りの寝床へ帰還できるのでしょうか。

ネコくんだけができる芸当です。絶対にマネしないでください。

ネコ視点の日常は発見に満ちている

不運にも人間たちが蠢く下界に取り残されてしまったネコくん。自由気ままがネコの信条ですが、それはつまり自分で行動しなければ誰も助けてくれないということです。

ネコくんは水が苦手である。

プレイパートでは、実際にプレイヤーがネコくんを操作。四つ足の骨格に基づいた違和感のない歩行はもちろん、ダッシュやジャンプ、身を低くして進むスニーキングなど、ネコならではのアクションが忠実に再現されたアドベンチャーとなっています。

特に、ジャンプに関しては本作の自由度を体現する重要な要素であり、高所から高所へ飛び移ったり、下から上へよじ登ったりできます。

場所やタイミングを問わずプレイヤーの判断で実行できるので、可能性と想像力の許すかぎりフリーランを満喫できますが、開発者の意図しない挙動に繋がって進行不能となる場面もありました。

今回の体験版はセーブができない仕様もあり、ステージの裏側に挟まって動けなくなると最悪やり直すしかないので、そのあたりは要注意です。

その他の副次的なアクションとしては、狭い隙間を潜り抜けたり、モノを咥えて運ぶなど後で使いそうなものも存在。左と右の前脚を別々に動かして“ネコパンチ”を繰り出し、ニャーン(英語だと“Meow”)と鳴き声を発したり、人間が行き交う歩道のど真ん中でふてぶてしく寝ることもできます。

いまのところ、これらの予備動作が具体的にどういう形で活躍するかは不明ですが、遊び手であるプレイヤーと、作り手である開発者の工夫によって何倍にも面白くなる余地がありそうです。

ネコの数だけ世界もクエストも増えていく

体験版では、あくまで本作の動作確認と雰囲気の紹介がメインとなっており、ステージの行動範囲の制限のほか、公式映像にあったネコくんが壁を登る機能も使えなくなっていると思われます。

それでもネコくん以外の様々な動物が登場し、言葉を交わして頼み事などを請け負うアドベンチャー部分も実装されており、体験版では行けない向こう側のエリアに他のキャラクターが配置されているのも確認できました。

主人公を含めて主要なキャラクターは動物ですが、通りすがる人間たちも決して無意味な存在ではなく、ネコくんの傍若無人な振る舞いを目の当たりにして可愛がる者もいれば、当然のように怒り出したり、ひらめいて天啓を受ける者などリアクションも様々です。

悪のかぎりを尽くし、食料や貴重品を奪うネコくん。

あるいは、人間を転ばせて落としたスマホを咥えて持ち去るなど、まるで“ながらスマホ”に対するアンチテーゼのような場面をプレイヤーが作り出すことも可能。奪ったスマホを怪しい人たち、もとい動物に売り渡して報酬を得ることまで製品版で再現されるのかは不明ながら、オープンワールド的な本作の潜在的なボリュームは相当なものでしょう。

体験版で戦闘の類が出てこなかったので、ネコ同士の仁義なき抗争といった血生臭い展開はないと思われますが、2024年に予定している発売が待ち遠しい期待のネコ作品です。

スパくんのひとこと

盗んだスマホで走り出すとは、まさにこのことスパね!盗んだパンで走り出すこともできるスパ!

  • タイトル:Little Kitty, Big City

  • メーカー:Double Dagger Studio

  • 対応機種(製品版):PC/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ

  • 筆者がプレイした機種:PC(Steam

  • 発売日:2024年

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:102分

  • 価格:未定


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ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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