CD PROJEKT RED従業員の約9%にあたる100人のレイオフ発表―プロジェクトへのチーム再編のため | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

CD PROJEKT RED従業員の約9%にあたる100人のレイオフ発表―プロジェクトへのチーム再編のため

CD Projektではいくつかのプロジェクトに関する再編やレイオフが続いています。

ニュース ゲーム業界
CD PROJEKT RED従業員の約9%にあたる100人のレイオフ発表―プロジェクトへのチーム再編のため
  • CD PROJEKT RED従業員の約9%にあたる100人のレイオフ発表―プロジェクトへのチーム再編のため
  • CD PROJEKT RED従業員の約9%にあたる100人のレイオフ発表―プロジェクトへのチーム再編のため

CD PROJEKTは、同社のゲーム開発スタジオCD PROJEKT REDについて、今度従業員のおよそ9%にあたる100人を解雇する計画であることを発表しました。

現在取り組んでいる開発環境再編の一環として

CEOであるAdam Kiciński氏ブログ投稿によると、これは同社で現在行っている開発プロセスの再構築戦術のひとつであるとのこと。最高のRPGを制作するためには適切な人材管理が重要で、CD PROJEKT REDの成長に効果的なチーム構築が必要であるとしています。

同社ではすべてのチーム内を評価し、今後のプロジェクトを考慮した上で現時点での「人員が過剰である」と判断。スタジオの約9%にあたる100人の解雇を決定したようです。一部の従業員は、遅くとも2024年第1四半期までに解雇される計画でことがあわせて報告されています。

『グウェント』など複数のプロジェクトでレイオフも

CD PROJEKT REDでは、ARPGゲーム『ウィッチャー モンスタースレイヤー』のサービス終了に伴って、開発のSPOKKOをCD PROJEKTと統合し、一部のスタッフを解雇すると発表。2023年6月には『グウェント ウィッチャーカードゲーム』の開発チームおよそ30名を人員削減する計画であることが明らかになっています。

また、CD PROJEKTグループの子会社である開発スタジオThe Molasses Floodが取り組んでいる『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』に関するプロジェクトの再編を発表し、同スタジオのスタッフを含んだ合計29名のレイオフを実施したことが明らかになっています。



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 【PC版無料配布開始】鋼鉄拳ウサギのメトロイドヴァニア『フィスト 紅蓮城の闇』本編&『Olympics Go! Paris 2024』インゲームアイテム―夏のセール中のEpic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】鋼鉄拳ウサギのメトロイドヴァニア『フィスト 紅蓮城の闇』本編&『Olympics Go! Paris 2024』インゲームアイテム―夏のセール中のEpic Gamesストアにて

  2. Humble Gamesの事業再編を受けて農場SLG『Coral Island』開発元がコンソール対応についてアナウンス―アップデートやスイッチ版リリースが不透明な状態に

    Humble Gamesの事業再編を受けて農場SLG『Coral Island』開発元がコンソール対応についてアナウンス―アップデートやスイッチ版リリースが不透明な状態に

  3. 『桃鉄』最新作が安い!『マリオ』『ポケモン』などもお手頃価格─『バルダーズ・ゲート3』2,728円など、ゲオ店舗のセールを現地調査

    『桃鉄』最新作が安い!『マリオ』『ポケモン』などもお手頃価格─『バルダーズ・ゲート3』2,728円など、ゲオ店舗のセールを現地調査

  4. もう「Prologue」は時代遅れ?Steam、ユーザーも開発者もみんなニッコリの無料体験版の仕様変更実施へ―体験版専用ストアページやユーザーレビューに対応

  5. Netflix映画版『バイオショック』製作は予算や規模の縮小ありつつも進行中―プロデューサーのロイ・リー氏が言及

  6. 『アーマード・コア6』発売から1年経たずに世界累計出荷本数300万本を突破!フロム作品の好調セールスが続く

  7. 2016年に発表され、その後開発中止や再始動など紆余曲折があった『Year of the Ladybug』現行プロジェクト版の1stティザー映像公開!2024年秋に何かが起こる?

  8. 『モンハンワイルズ』現状ではスイッチ版はない―『モンハン』世界を最大限描くことを目指すため

  9. 韓国ゲーム企業では歴代最高額を調達!『Stellar Blade』『メガニケ』のSHIFT UPが韓国株式市場に上場―収益はポートフォリオの多様化へ利用予定

  10. 『CoD:MW3』AI生成のスキンアイテム販売―AI台頭によるアーティスト解雇への懸念も

アクセスランキングをもっと見る

page top