波乱巻き起こすUnity税、“見直し”の内容は「ゲーム収益の4%に制限」「利用料発生までのインストール回数は遡及されない」で検討もモデル自体の変更は変わらず | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

波乱巻き起こすUnity税、“見直し”の内容は「ゲーム収益の4%に制限」「利用料発生までのインストール回数は遡及されない」で検討もモデル自体の変更は変わらず

「インストール回数に応じた利用料」という点には変更なしか、今後の発表に注目。

ニュース ゲーム業界
波乱巻き起こすUnity税、“見直し”の内容は「ゲーム収益の4%に制限」「利用料発生までのインストール回数は遡及されない」で検討もモデル自体の変更は変わらず
  • 波乱巻き起こすUnity税、“見直し”の内容は「ゲーム収益の4%に制限」「利用料発生までのインストール回数は遡及されない」で検討もモデル自体の変更は変わらず
  • 波乱巻き起こすUnity税、“見直し”の内容は「ゲーム収益の4%に制限」「利用料発生までのインストール回数は遡及されない」で検討もモデル自体の変更は変わらず

Unity Technologiesが発表した“Unity税”こと「Unity Runtime Fee」ですが、混乱を受けて発表した「見直し」の内容が内部の会議記録から判明したようです。

多くの反発を受け見直しへ

「Unity Runtime Fee」はUnityをゲーム開発などに使用する際のライセンス料に変更をもたらすもので、インストール回数に応じて利用料がかかるというものでした。これまで通り一定までは無料で使えるものの、条件によっては最大1インストールあたり0.20ドルの利用料がかかるものもあり、小・中規模開発者を中心に混乱と反発を巻き起こしました。



この他にも、ダウンロード回数のトラッキング方法への指摘や、Unity TecnologiesのCEOをはじめとする幹部が発表前に株式を売却していたこと、脅迫によりUnityの一部オフィスが閉鎖するなど、様々な問題が取り沙汰されています。


そして日本時間18日、このポリシーの見直しを発表。現時点では変更内容の発表がなく詳細は不明ですが、「混乱を招き、ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

暫定的な変更内容が海外報道で明らかに

この「見直し」の内容ですが、海外メディア・BloombergがUnity社内で行われた全社会議の内容を公式発表に先んじて報じています。報道によれば、暫定的な新計画では年商100万ドル以上の顧客に対する手数料をゲーム収益の4%に制限し、この基準に達するまでのインストール回数は遡及されないといいます。

加えて、独自ツールを用いてカウントするとしていたインストール回数のトラッキングについては、Unity利用者の自己申告に頼ることになると述べました。なお、これをまだ発表していない理由は、現在幹部がパートナーに確認中であるとのこと。ポリシー変更発表時のような混乱を繰り返したくないという意図があるようです。

CEOであるジョン・リッチティエロ氏は会議の中で、この方針はUnityの最大の顧客からより多くの収入を得るためのものであり、90%以上のUnityユーザーが影響を受けないことを強調しました。

数人のスタッフから失墜した信頼をどのように取り戻すのか訊かれると、「伝えるのではなく、見せる」必要があり、今後のコミュニケーションをより慎重に扱わなければならないとコメント。どのような事態になったとしてもビジネスモデルを大きく変えることは決まったことだったそうですが、「もっとうまくやれたと思う」と発表時の失敗を認めました。

Bloombergが暫定的と報じている通り、これらの変更内容はまだ確定したものではなく、正式発表の際に変更される可能性があります。とはいえ、インストール回数に応じた利用料がかかるという点は変わらない可能性が高そうです。


Godotかんたん入門
¥2,420
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
はじめてのゲームエンジンGodot
¥3,520
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. あの世紀末オープンワールドの名作が、年に一度あるかないかのほぼワンコインセール中!

    あの世紀末オープンワールドの名作が、年に一度あるかないかのほぼワンコインセール中!

  2. 【1,010円→0円】好評率100%のターンベース戦闘タクティカルRPG、Steamで無料配布中

    【1,010円→0円】好評率100%のターンベース戦闘タクティカルRPG、Steamで無料配布中

  3. 『Gジェネ』2作品がどちらも2,000円台!『わるい王様とりっぱな勇者』や『シチズン・スリーパー』もお手頃価格に【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

    『Gジェネ』2作品がどちらも2,000円台!『わるい王様とりっぱな勇者』や『シチズン・スリーパー』もお手頃価格に【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  4. Embark Studios『ARC Raiders』のおかげでスタジオ運営は余裕たっぷりに。既存作品を発展させながら新作2本の完成を目指す

  5. 【5,280円→0円】高評価植物パズル『Botany Manor』本編&基本無料ボクセルシューター『Pixel Gun 3D』の有料アイテム―Epic Gamesストアにて2月12日まで

  6. 『MindsEye』への妨害騒動、「犯人を特定した」と開発元共同CEOが主張―実行役として名指しされた英企業は完全否定

  7. ある“非常に好評”ゲームのSteamワークショップに“悪意のあるアドオン”が拡散―公式はアップデートおよびワークショップ対応の停止で対応

  8. 【期間限定無料】『バイオ』にも影響与えた3Dサバイバルホラーの始祖が3本配布中!原初の“怖さ”を今体験しよう

  9. 【期間限定無料】広大な砂漠や遺跡を駆け抜けて目指せ財宝!一攫千金サバイバルアクションADVがSteamで無料配布中

  10. 「Epic GamesのPCランチャーはクソ」まさかの公式認める。2026年中に大幅高速化や機能追加を約束

アクセスランキングをもっと見る

page top