グラフィックスアップデートでキャラもフィールドも大進化!『FF14』拡張パッケージ「黄金のレガシー」最新情報【第80回PLLひとまとめ】 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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グラフィックスアップデートでキャラもフィールドも大進化!『FF14』拡張パッケージ「黄金のレガシー」最新情報【第80回PLLひとまとめ】

トラブルに対処するための「ブラックリスト」機能の強化なども実装予定です。

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グラフィックスアップデートでキャラもフィールドも超大幅に進化!『FF14』拡張パッケージ「黄金のレガシー」最新情報が公開【第80回PLLひとまとめ】
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「アンチエイリアス」や「ソフトシャドウ」など新しい設定項目も

さらにグラフィック設定にも項目や選択肢が追加され、オブジェクトの「ギザギザ感」を軽減するアンチエイリアス設定では新たに「TSCMAA」「TSCMAA + Jittering Camera」というパラメータが追加され、遠くのオブジェクトや移動中のちらつきを大幅に軽減しているほか、この設定によって画面酔いを低減するような効果もあるとのことです。

実際のちらつきの比較は配信の該当部分(2:23:12)をあわせてご確認ください。

影の表現にも設定が追加され、「ソフトシャドウ」という項目で強弱を選択することで、影がぼんやりと見えるようになります。ソフトシャドウではオブジェクトと地面からの距離をシミュレートし、近いものはくっきりと、遠いものはぼんやりとした影ができるというリアルな表現を可能にしています。

一方でソフトシャドウ設定の処理は重く、設定を変更できるのはPC(Windows版/Mac版)のみとなっているようです。PS5では、チューニングされた「最高」設定になるとのこと。

木の影(現行版)
ソフトシャドウ設定:「強」の場合。枝の影がくっきりと表示されている
ソフトシャドウ設定:「最高」の場合。

また解像度設定のなかにはアップスケール項目が追加され、「NVIDIA DLSS」と「AMD FSR」の超解像度技術にも対応。初期設定では「FSR」が適用されていますが、「DLSS」対応のグラフィックボードを利用している場合は設定を変更するのがおすすめとのことです。

また、フレームレートが低下した際に自動的に解像度を変更してフレームレートを維持する「ダイナミックレゾリューション」も用意されており、前述のアップスケール設定と組み合わせることで、フレームレートを維持しつつ解像度もそのままにプレイすることが可能となっています。

そのほかにも、海では波のうねりを表現できるようになったほか、フィールドにいるNPCなどでは、「サッカード」と呼ばれる瞳の動きの処理を追加するなど、より世界がリアルでいきいきとしたものになるような、細やかな調整や追加も施されています。

吉Pお気に入りのスポットであるトライヨラでは鮮やかな青空のほか、透き通るような青い海、活気のある町並みや豊かな自然を一望する場面も。特にぼんやりとライトアップされた夜景が綺麗で、これまでの町並みとは異なった異国情緒あふれるものに。

これほどまでのグラフィック性能の向上で、気になるのはPS4やXbox One/Xbox Series Sといったコンソールでのパフォーマンス。これらのプラットフォームでもグラフィックスアップデートは基本的に適用されていますが、一部設定が強制的にオンになっているなど、負荷軽減のためチューニングが行われている部分もあるとのこと。

「ブラックリスト」機能の強化など、コミュニケーションのトラブルに対処

グラフィック関連の次に紹介されたのは、「ブラックリスト」機能などプレイヤー間でのコミュニケーションに関する機能の強化。ブラックリストに登録したプレイヤーはこれまでの「チャットの非表示」に加え、プレイヤーの姿が表示されなくなります。さらに該当のキャラクターだけでなく、そのプレイヤーのアカウントに属するすべてのキャラクターに設定が適用され、同様に非表示となります。

なおコンテンツ内など、キャラクターの姿が確認できないと支障をきたす場合にはキャラクターが表示されますが、プレイヤーネームを目にしないよう「Unknown」表記になるなど細かな配慮も。

また、「ブラックリストに登録しているプレイヤーとマッチングしないようにする」という設定についてはマッチングシステムの仕様上、実装が難しいとの補足もなされています。

そのほかにも、対象キャラクターのチャットを非表示とする従来までの「ブラックリスト」機能に相当する「ミュートリスト機能」や、特定のワードを非表示にする「ワードフィルター機能」なども追加されます。

また、ハウジングに入ってきたユーザーをキックし、一定期間アクセスできなくする「ハウス追い出し機能」も追加され、ユーザーが主催するイベントで「荒らし」など迷惑行為があった際にも対処できるようになりました。

PLL後半では復刻イベント情報や驚きの統計データも!?

配信の後半戦では「黄金のレガシー」リリースまでのスケジュールが公開され、過去に開催された『妖怪ウォッチ』コラボや『ドラクエX』コラボといったイベントが復刻開催されるほか、「モグコレ」や「ゴールドソーサーフェスティバル」といったイベントも開催されます。PLLもあと2回配信予定で、ジョブの特集などさらなる追加情報にも期待です。

また、「光の戦士たちと見るFFXIVの世界」と題されたコーナーでは10周年これまでのさまざまな統計データが発表され、300を超えるバトルコンテンツや1,500曲以上、4,917分にもおよぶBGMの時間、アメリカのケチャップ年間消費量より多いという「冒険者が飲みまくった薬品の総量」など、興味深いデータが多数公開されていました。


今回は「第80回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」で発表された情報をまとめてお届けしてきました。グラフィックスアップデートではこれまで発表されてきた情報にくわえ、フィールドのオブジェクトや草花、テクスチャなどにも大幅な進化が見られ、現行のものと比較してみると「もはや別ゲー!」と感じれるほどのものでした。

14日からはベンチマークも配信され、さらに今後もジョブアクションなど「黄金のレガシー」の新情報が続々と公開されていくので、目が離せません!


『ファイナルファンタジーXIV 』の拡張パッケージ「黄金のレガシー」は7月2日発売予定です。今回の配信はこちらから視聴できます。


《kurokami》

チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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