
9月29日まで幕張メッセにて開催されているゲームの祭典「東京ゲームショウ2024」。その会場に、Hotta Studioの『Neverness to Everness(NTE)』ブースが登場しています。

本ブースでは、ゲームの世界を再現したディスプレイのほか、ゲームを先行体験できる試遊台も用意されていました。本稿では、そんな『NTE』のブースを試遊レポも交えつつご紹介します。
『Neverness to Everness』は、『Tower of Fantasy(幻塔)』の開発で知られる中国のHotta Studioの最新作。可愛いアニメ調のキャラがオープンワールドの現代風の都市「ヘテロシティ」を探索しながら怪異を解決していくアクションRPGとなっています。本作は、スタイリッシュかつシンプルなアクションと街の探索要素だけでなく、車で移動という『GTA』ライクなシステムを導入していることが特徴です。


幕張メッセ8ホールにあるHotta Studioのブースでは、ヘテロシティの街並みの再現のほか、ゲーム中の車両を模した車も展示。時間帯によっては、オフィシャルコスプレイヤーと一緒に撮影ができるようになっていました。
試遊では、ゲームの導入部分からヘテロシティの探索までが体験できました。ブースの試遊台は、PS5版とPC版が用意されており、PS5版ではコントローラーで、PC版ではキーボード&マウスでの捜査でした。今回はPC版でのレポとなります。

アニメ調のグラフィックは非常に美しく、登場するキャラクターも可愛いモデリングに仕上がっています。

チュートリアルとなる導入部分は、ヘテロシティに配属された主人公がミントと出会い、一緒に不可解な現象が起こる事件を解決に向かうという内容。絵の中のような不思議な空間に入り、異常現象の原因を排除に向かいます。

敵とのバトルはアクションゲームスタイルで展開していきます。回避も兼ねたダッシュ、通常攻撃、スキル、必殺攻撃を駆使しながら戦う、シンプルな操作でスタイリッシュなアクションを展開させていきます。
ジャスト回避が成功するとさらに派手な攻撃アクションで敵のライフを削る事ができるほか、スキルや必殺技のゲージも溜まりやすくなるようです。

各キャラクターが持っている必殺技は、発動させるとかっこいいカットインが挿入され、ド派手なエフェクトと共に激しい攻撃が繰り出されます。

敵にはレベルが設定されており、ゲームを進めるにつれて特定のアイテムを消費させてプレイキャラクターをレベルアップしていく必要がありそうです。


バトルが終わると、次はヘトロシティでの探索へ。オープンワールドで作られた街は昼や夜といった時間の観念だけでなく天候も変わっていきます。

また、どんな建物でも登っていけるため、地形に合わせて遠回りする必要がないので移動のストレスが少ないです。

そして、本作最大の特徴である車での移動。PC版では道路の近くでRボタンを押すことで車を呼び出すことができ、任意で乗車できます。(『GTA』シリーズのように街を走っている車を奪うことはさすがにできません)

車に乗ると、視点切り替えでレースゲームのような主観視点にも変更が可能。

道路の一部のオブジェクトはぶつかると壊れてしまうことも。ちなみに通行人に突っ込むとうまく逃げてくれるのでバイオレンスな展開にはなりません。車同士でもぶつかってしまうことがあるのでスムーズにゲームを進めたいなら安全運転を心がけた方が良さそうです。
心地いアクションに加え、広いマップを車で移動するのは非常に楽しく、製品版が楽しみになりました。
『Neverness to Everness(NTE)』は、発売日未定とのことですが、PS5とPC、スマートフォンで展開予定です。一足早くプレイしてみたい方は是非とも東京ゲームショウ会場へ足を運んでみてください。













