
2月28日に発売されたPC版『モンスターハンターワイルズ』ですが、発売から3日目ながらすでに100種以上のMODが作られるなど、人気作だけにMOD作成者らからの注目も集めています。
今回そんな数あるMODの中からパフォーマンス向上系MOD2種を紹介します。
「DirectStorage 1.2.2 Upgrade to 1.2.3 - IO Stutter Fix」

本MODはDLL差し替え型のMODで、『ワイルズ』で採用されているDirectStorage 1.2.2を1.2.3へと更新するものです。作者によれば本作で採用されているDirectStorageは“壊れている”とのことで、差し替えを通じて改善を図るとのこと。
これによりVRAMが足枷になっていない状況での解凍に伴うI/Oスタッターを完全に解消可能で、カメラ操作や新しいエリアやアセットのローディングといった様々な場面が該当するとしています。ただし残念ながらVRAMが足枷となっている状況では改善を見込めないとのことで、VRAM容量に余裕のあるGPUの使用者向けのMODとなっています。
導入方法はゲームのルートフォルダに存在する同名ファイル2つを差し替えるだけと非常にシンプル、お使いのPC環境を調べたうえでVRAMに余裕があるならば本MODが有効かもしれません。
「Wilds OPTIMIZER FPS BOOST LOW CPU CLEANER VISUALS AND BETTER STABILITY」

本MODはconfigファイルを変更することで全体的なパフォーマンスを向上させるものです。作者によればどのGPUにも対応しており概ね10FPS以上の向上とCPU使用率の10~15%程度の低下を見込めるとしています。
内容としてはマルチスレッド処理の有効化やフォグやSSRの無効化など、ある程度のグラフィック品質の低下と引き換えに全体的な動作の安定化とパフォーマンス向上が図られています。本MODの配布ページでは各変更項目の説明が行われているので、熟読した上で各自のPC環境に合わせた設定を行うことも可能です。
MODの導入はあくまで自己責任となります。導入方法など説明を熟読し、必要なファイルのバックアップなどもしっかり行ったうえでの導入をお願いします。
なお、動作の不安定さや重さなども話題となっている本作ですが、修正パッチも早速配信。次なる修正パッチも予告されています。