3月22日にGame*Sparkが取り上げた、Mass Creationが開発中のセクシーおとぎ話ローグライトアクションゲーム『Swords & Slippers』について、同開発元はGame*Sparkの記事への反応を含む、彼らにいったい何が起こったのかを解説する記事を4月3日に公開しました。
Game*Sparkの記事がきっかけ!?「日本産ゲーム」と勘違いされる事態に

「我々の人生最大の誤算(たぶん)」と銘打たれた開発者の記事では、「本ゲームは話題になりました。私たちにとって予想外だったことは?インターネット全体です。」と書かれた序文から始まります。

このゲームが突然知られるようになった原因として、「日本のゲームメディアであるGame*Sparkが『Swords & Slippers』を発見し、それについて書いたことから始まりました」と述べています。「彼らはおそらく過去に日本でもリリースした『サムライフォース:斬!』を我々が手がけていたことから記事を書いたのだろうが、彼らは「どこの国が制作している」とは記事に書きませんでした」とも述べています。
……ところが、この記事が意外な反応を見せます。
1万人以上のフォロワーを抱えるXユーザーのPure PlayStation氏は『Swords & Slippers』を「日本製ローグライクアクション」として紹介。Game*Sparkの記事を読んだのか、ただ勘違いしただけなのかは不明ですが、これが多数の注目を集めます。
その投稿に対し、開発元のMass Creationは「私たちは日本の開発者ではありません。西洋の開発者ですが、なぜそんな勘違いをされているのかはわかります」とX上で反応を示しました。
この投稿に際して、「私たちは笑いました。彼らに対してではなく、皆が考えていることを見事に要約しているからです」と記事で振り返り、「大胆でスタイリッシュ、そして個性的な見た目なら、それは東洋から来たものであるに違いない」というゲームコミュニティの思い込みの雰囲気があるとも述べています。
その後、このやり取りをAUTOMATONが記事に、そして中国のゲームメディアであるQQが記事にし、「西洋の小さなゲームスタジオは、突如東洋からの多くの注目を集めることになった」といいます。
開発者が考える「西洋と東洋のゲーム」の違いとは

また、本作の開発者は西洋と東洋のゲームの違いを比較しています。西洋のゲームデザインは「いつしか慎重かつリアル志向になり、全員を同時に満足させることに重点が置かれるようになった」と説明しています。こうしたゲームは多くの場合、リスクなし、刺激なし、フックなしを意味するといいます。
一方、アジア(東洋)のスタジオが手掛ける作品は「大胆な線や明確なシルエットで存在感のあるキャラクターを描き、どんなゲームプレイなのかさえ分からないうちに、脳内で何かを刺激するビジュアルがある」と高く評価しており、「セクシーであること、奇妙であること、演劇的であることなどを恐れていない」と述べました。
それを踏まえ、本作が日本のゲームと勘違いされた理由について「センス、キャラクター重視の魅力、スタイリッシュな不条理さに傾倒すると、"西洋的"とは感じられなくなる」と分析。戦闘態勢を取るプリンセスたちや彼女たちのセクシーな体つきといった『Swords & Slippers』のグラフィックを見たユーザーは、「これは東洋の作品だ」と無意識で仮定したのではないか……と結論づけました。


なお、『Swords & Slippers』の開発スタンスについては、「私たちは東に目を向けているわけではありません。私たちは西から逃げているわけではありません。私たちはただ、長い間作りたかったタイプのゲーム……少しワイルドで、少しセクシーで、少し狂っていて、見た目、プレイ、感触についてまったく妥協しないゲームを作っているだけです」としています。
『Swords & Slippers』は、ポーランド発のセクシーおとぎ話ローグライトアクションゲームとして現在Patreonで制作費を募っています。









