
リメイク版の存在が噂されている『The Elder Scrolls IV:Oblivion』ですが、一連の報道をうけ移植MOD「Skyblivion」の制作者がコメントを発表しました。
13年掛りの大規模MOD開発者が吐露、その心中や如何に?
移植MOD「Skyblivion」は、『The Elder Scrolls IV: Oblivion』を『The Elder Scrolls V: Skyrim』のゲームエンジン上で再現するMODです。
2021年には2時間にも及ぶゲームプレイ映像も公開され、『Oblivion』のプレイヤーなら馴染み深い帝都地下下水道出口などの様子が確認できるなどファンからは期待とともに注目を集めています。
そんな「Skyblivion」ですがプロジェクトリーダーKyle 'Rebelzize' RebelさんがVG247の取材に応じ、最近盛んに報道されているリメイク版関連の報道をうけてコメントを発表しました。

Rebelさん曰く公式リメイク版の存在がほぼ確実視された現状でも、チームの指針はシンプルで「自分たちは独自版のリリースに注力し、かつ前向きでいる。」とのこと。
「幸運なことに開発開始の原動力となったもののはただ熱意のみで―」「友人や経験を得られた上に、ゲーム業界で働きたいという自分の意志までも気づかせてくれたしその夢を叶えることもできた。」とRebelさん。
「結局のところベセスダの許可の下に存在している、故に仮に公式リメイク版の存在が事実であったとしてもまだ存在が許されていることを嬉しく思う。」としています。
2012年にプロジェクトが開始され13年がかりの超大型MODがいよいよといった段階で俄かに存在が浮かびあがってきた公式リメイク版の存在ですが、MOD開発者としての心中はやはり複雑か…とおもいきや謙虚で前向きとまさにMOD開発者の鑑とすら思えるもの。ファンの熱意を原動力に開発に10年以上という月日を経てきた本MOD、ぜひ無事にリリースされることを祈るばかりです。
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