
THQ Nordicは5月7日、傘下のゲーム開発スタジオ・Campfire Cabalの存続と新プロジェクトが進行中であることを発表。Campfire Cabal側も合わせて声明文を公開しました。
2023~2024年はゲーム業界全体で1万人以上の雇用が失われた厳しい年であり、Game*Sparkでも幾度となくスタジオ閉鎖やリストラのニュースをお伝えしてきました。その中でも『ボーダーランズ』のGearboxをはじめ、多くの開発スタジオ買収を直前まで行っていたEmbracer Groupの「リストラプログラム」による複数のスタジオ閉鎖と、それに伴う大量解雇のニュースは特に注目を集め、『Expeditions: Rome』『Expeditions: Viking』『Expeditions: Conquistador』の元開発者が2022年に設立したCampfire Cabalも、その閉鎖対象に含まれていました。
『Expeditions』新作始動、未踏の時代と地域を描く歴史RPG
THQ Nordicの発表によれば両社は“解決策”に達し、Campfire Cabalは引き続きTHQ Nordic傘下の独立開発スタジオとして存続。「残念ながら、愛する同僚やチームメンバーの一部は去らざるを得ませんでしたが、小規模なチームとして情熱を絶やさず燃やし続けていました。2025年3月から新プロジェクトに着手し、開発が進行中です」とのこと。
新作の詳細は不明ですが『Expeditions』シリーズの最新作であることは間違いなく、過去作では扱ってこなかった“時代と地域”を舞台にした歴史RPGとして、「既存の『Expeditions』シリーズ同様にクオリティ面でさらなる進化を遂げます」とコメントしています。

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